2020年08月04日

お盆休みもにぎわいキープ |お休みでも売上を落とさないためにできること

お盆期間は地方によって異なり、東京都では7月にお盆を迎えますが、地方では8月にお盆を迎えることが多いです。

今年はお盆の前から連休が続くのをご存じですか?
8月8日(土)から8月16日(日)まで9連休を取ることも可能なのです。

連休が多いことは喜ばしいですが、その分営業日数が減ってしまうのは厳しいですね。

今回は、お盆休み中もなるべく売上を落とさないようにするにはどうすればいいかについて解説していきます。

お盆について

お盆には新盆(新のお盆)と旧盆(旧のお盆)があり、今年は7月13日(月)~7月16日(木)の盆を新盆、8月13日(木)~8月16日(日)の盆を旧盆と呼んでいます。
2020年の旧の盆入り、盆明けは以下のとおりです。

  • 盆入り(迎え火) 8月13日(木)
  • 中日       8月14日(金)
  • 盆明け(盆明け) 8月16日(日)

東京都や関東の一部地域以外は8月にお盆が行われます。企業のお盆休みもこの時期に取られることが多いようです。

今年のお盆の過ごし方

毎年、お盆の時期は故郷に帰省する人で駅の混雑や道路の渋滞が懸念されますが、今年はどうでしょうか?

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると、今年のお盆は78.2%の人が「帰省する予定はない」と回答しています。

お盆の過ごし方としては以下の2つに分かれそうです。

・帰省、旅行をする派
GoToキャンペーンを利用して、慎重に旅行を楽しむ
同じ都道府県内、もしくは近隣の都道府県に帰省する
公共交通機関を使わず、3密を避け車で移動する

・帰省をせず、近場で楽しむ派
家にいて、普段できないことに取り組む
他県にまたがる帰省を控え、近場でキャンプや外遊びを楽しむ

毎年お盆休み期間中は注文も少なくなりますが、今年は家にいてネットショッピングを楽しむ余裕のある人が例年に比べ増えそうです。

今年は特に何が提案できるかも考えてみましょう。

お盆時期になるべく売上を落とさないために

お盆時期になるべく売上を落とさないように、お盆前、お盆期間中、お盆明けにできることを洗い出し「やることリスト」を作成して実行しましょう。
基本的にやることは以下の3つです。

  • 案内
  • 販促施策
  • 準備

以上のことを期間に分けて、いつ何をするかを整理しましょう。

1.お盆前

お盆休みの告知(案内)
サイト上にお盆休みの案内を出しておきましょう。ヘッダー、ご注文手続き画面に案内を設置します。

【ヘッダーへの設置方法】
ストアクリエイターProから「ストアデザイン」>「ヘッダー・看板」にアクセスしフリースペースで作成するか、看板にお盆休みの案内文やバナーを設置します。

【ご注文手続き画面への設置方法】
ストアクリエイターProから「ストア構築」>「カート設定」>「基本設定」>「編集」>「ストアからのメッセージ」でお盆休みの案内文を入れます。

自動配信されるメール、メルマガ(ストアニュースレター)にも忘れず案内を入れましょう。

駆け込み購入メール(案内)
「いつまでに注文するとお盆期間内に届きますよ」といった駆け込み購入を促すメールも購入のきっかけになります。
販促用のクーポンがある場合はクーポンの案内とともに、駆け込み購入時期の案内も行いましょう。

クーポン(販促施策)
今年帰省しない人のためにクーポンを配布し事前購入を促します。実家の家族用やステイホームの自分用のお買い物提案をしてみましょう。

例えば、帰省の代わりに家族へ贈るお土産クーポン、巣ごもり応援クーポンの場合、
・「帰省の代わりに、お盆のお供えや家族へのお土産を贈っておきませんか?」
・「巣ごもりをもっと楽しみませんか?」
という問いかけをし、購入を促します。

ストアクーポンの詳細、設定については下記のツールマニュアルをご参照ください。
ストアクーポンとは|ストアクリエイターPro
※ストアクリエイターProはLINEヤフー株式会社の運営するツールです。使用方法などの詳細はLINEヤフー株式会社までお問い合わせください。

お盆時期のギフト商品については以下の記事をご覧ください。

在庫の見直し、発注、設定(準備)
売れ筋の商品の在庫を確認して、準備しておきましょう。
仕入先もお盆休みに入るので、お盆に入ってからの発注だと商品の入荷が遅れる可能性があります。事前に必要な在庫は確保しておきましょう。

2.お盆期間中

売り場設定(準備)
配送は一時的にお休みしていてもお買い物は楽しんでいただけます。
お盆休み期間中もストアを訪れるお客様のために、ストアのにぎわいはキープしておきたいですね。

現在開催中のセール・特集バナーもニーズに合わせて自動的に入れ替えたり、スライドするなどしてストアの更新感は出しておきましょう。

お盆時期に開催できるセールや特集には以下のような例があります。

お店のにぎわいを出すにはYahoo!ショッピング専用の販促ツールであるB-Spaceの「にぎわいバナー」が便利です。

「にぎわいバナー」を使えばストアのさまざまな箇所にバナーを表示できるだけでなく、切り替えタイマーの設定があるので、特集の終了時に自動で非表示にし新しいバナーを表示させられます。
にぎわいバナー

にぎわいバナーの詳しい活用方法は以下の記事をご覧ください。

タイムセール(販促施策)
お盆期間中の売上を担保するためにタイムセールを計画しておきましょう。
タイムセールバナーの表示もにぎわいバナーで切り替えタイマー設定可能です。

クーポン(販促施策)
お盆期間中に使えるクーポンも新規発行し、タイムセールの告知とともにお客様に購入を促します。

・配送の設定
配送の設定も忘れず行っておきましょう。

配送の設定については下記のツールマニュアルをご参照ください。
配送方法、送料設定 配送方法と送料表の設定をする|ストアクリエイターPro
※ストアクリエイターProはLINEヤフー株式会社の運営するツールです。使用方法などの詳細はLINEヤフー株式会社までお問い合わせください。

3.お盆明け

・配送・問い合わせ対応
お盆明けは注文の配送、問い合わせ対応から始まります。在庫商品が潤沢な場合はすぐに配送ができますが、そうでない場合は再発注などが必要です。
注文商品をすぐに配送することで、ストアの評価につながり次回のリピート購入にもつながります。
そのためにもイチオシ商品や売れ筋の商品は事前に販売予測をたて、在庫を確保しておく必要があります。

出荷メール、サンクスメール
商品出荷時のメール、その後のサンクスメールなどを送る際には忘れず次の特集やセールの案内を入れておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?お盆やゴールデンウィーク、年末年始などストアの休業期間は既に年間スケジュールで決まっています。

長期の休みがある月は営業日が少なくなるので、事前にやるべきことの計画を立てておくことが大切です。

お休みの間はしっかり休んでも売上は落ちないように、事前準備はしっかり行いましょう。

※B-Spaceに関するお問い合わせは、当ブログ右上「B-Spaceのお問い合わせ」より、ストアアカウントを添えてご連絡ください。

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