クリックされるには第一印象が大事!!売れる商品画像に共通するポイント
皆さん、商品画像は競合他社より目立ち、キレイで、わかりやすい画像を作れていますか?
商品画像はサイトにおける商品の「第一印象」と言えます。
「画像がそんなに重要?」と言う人もいますが、画像は商品ページへのクリックを左右し、売れる商品画像は売上に直結するくらい重要な要素なのです。
より商品が探しやすいサービスを目指して、Yahoo!ショッピングではこの度、「商品画像登録ガイドライン」が制定されました。
そこで今回は、商品画像登録ガイドラインに基づいて、売れる商品画像に共通するポイントと、売れる画像を簡単に作る方法をご紹介します。
今後アップロードする商品画像作成の参考にしてみてください。
■この記事のポイント
- より商品が探しやすくなるように、Yahoo!ショッピングの商品画像登録ガイドラインが制定された
- お客様にとって「見やすい」「誤解させない」商品画像を作成することが重要
- 売れる商品画像作成にはテンプレートが豊富な「GAZN(ガゾーン)」が便利
目次
店長、Yahoo!ショッピングでこの度「商品画像登録ガイドライン」が定められたんですよ!
えっ!そうなんですね。どうすればいいんですか?
お客様がより商品を探しやすくなるための画像制作の基準です。
ガイドラインを踏まえつつ、売れる商品画像をどう作成すればよいか説明していきますね!
まずは商品画像登録ガイドラインについて確認していきましょう。
商品画像登録ガイドラインとは?
世界的なEC市場においても商品ガイドラインが設定されています。
商品画像の管理ツールを運営するPIXELZ社の調べによると、世界のECサイトからランダムに7万枚の商品画像をピックアップし、その要素を調査したところ、多くの商品画像で「商品画像の背景が白」「被写体はセンタリング」「被写体と画像の縁の間の余白値が正確に決まっている」などの共通項が見られたそうです。
画像をそのままシンプルに訴求することはスタンダードになってきています。
Yahoo!ショッピングでも、この度圧倒的に商品を探しやすくするために、全カテゴリ共通とカテゴリ別で以下のようにガイドラインが設定されました。
2023年4月以降は検索順位などにも影響する可能性があるので、今後の商品画像は以下のガイドラインに沿って作成を行っていく必要があります。
商品画像登録ガイドラインについて詳しくは以下のページをご参照ください。
▶商品画像登録ガイドライン(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。
商品画像登録ガイドラインを踏まえて、売れる商品画像に共通するポイントについて説明していきます!
売れる商品画像に共通するポイント
「売れる商品画像」にはポイントがあります。
商品画像登録ガイドラインを遵守しながら、以下で解説するポイントを意識して商品画像を作成すれば、売れる商品画像を作ることができるでしょう。
商品の全体像が見えている
商品は全体像が見えるように撮影しましょう。異なる角度からも撮影し、複数の画像で商品の全周がわかることが望ましいです。
全体像がわからない画像だと、お客様が商品を判断する要素が減ってしまい、購入されづらくなってしまいます。
例えば、靴のかかと部分や椅子の背面などは見落としがちですが、こだわる人にとっては必要な情報なので、詳細画像で付け加えると良いでしょう。
ピントやアングルをしっかり合わせる
ピントやアングルも見落としやすいですが、注意が必要なポイントです。
特にピントは、自動で設定してくれるスマートフォンで撮影していると意識しにくいポイントなので特に注意したいところです。
商品が背景に溶け込んで風景画像のようになってしまっていると、せっかくの売りたい商品が目立ちません。
撮影の際は三脚やバックスクリーンを活用し、できれば一眼レフカメラを使ってピントを合わせることをおすすめします。
また、背景は適度にぼかして商品を強調しましょう。背景ぼかしは画像編集ソフトでも出来ます。
アングルについては各商品で統一されていると視認性が高く商品ごとの違いもわかりやすくなります。特にアパレル系の商品では有効な手法です。
同じカテゴリーで複数商品を登録されているストア様はぜひ意識してみてください。
また、構図もとても大切です。
商品を目立たせる構図になっていないと目立ちませんので、基本は商品を真ん中に配置する「日の丸構図」を意識すると良いでしょう。
サイズや質感を伝える
ネットショッピングでは商品を手にとって直接確認できないため、サイズや質感、色味が伝わる商品画像ほど購入されやすくなります。
「商品説明にサイズや素材、カラーを書いておけばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、この一手間だけでお客様は安心して購入できます。
画像は文章と比べて情報量が多い上、直感的に把握することが出来るため、全体像が見える画像に加えて、サイズ感の分かる画像、素材の質や色味が分かる画像も登録しておきましょう。
背景を利用シーンに合わせて撮影すると、さらにわかりやすくなります。
商品画像の背景は白やグレーを推奨
メインの商品画像は背景を白やグレーにすると効果的とされています。商品画像登録ガイドラインでも写真背景以外は白と決められています。
ぱっと見は味気なく見えますが、商品が強調される効果があり、特に検索結果など、様々な商品が並ぶ画面では有効です。また、背景が白だと色味が変わりにくく、より実物に近い画像が撮影できます。
なお、利用シーンなどのイメージ画像は別途作成し、詳細画像としてあわせて登録しておくとよいでしょう。
商品画像のガイドラインについて詳しくは「商品画像登録ガイドラインとは?」の商品画像の項目で確認してください。
テキストを入れるときのポイント
商品画像の素材については撮影をしなくても業者から提供されることが多くありますが、商品画像内のテキストに関してはストア様で作成することになります。
このテキストの入れ次第で商品画像のわかりやすさが大きく変わります。以下のポイントに注意してテキストを入れてみましょう。
商品画像には重要な情報のみ、全体の20%以下の分量で入れる
売りたい商品はあれもこれもとアピールポイントを加えたくなりますが、ここはグッとこらえて重要な情報だけに絞り込みましょう。
情報を絞り込むコツは、「お客様目線で考えること」です。
お客様がどんな情報を求めているかを考えて、紙などに書き出して並べてみるというのもいいかもしれません。
文字が見やすい配色に
背景のある商品画像で、文字が背景に埋もれてしまって読みづらいことがよくあります。
せっかく入れた文字が目立たないばかりか、一覧表示させたときに垢抜けない印象を与えてしまうこともあるでしょう。
もし背景画像に文字を加える場合は、文字を目立つ色に変えたり、縁取りをしたり、白い背景をはさんで文字を浮かび上がらせたりといった工夫が必要です。
ブランド名や数字でわかりやすく商品内容を伝える
今回の商品画像登録ガイドラインではテキスト要素は20%以下に抑えないといけません。
ブランド名で商品を選ぶお客様も多いので、ブランドが付いている商品にはブランド名、ブランドロゴなどを記載することがおすすめです。
また、お客様に正しく、わかりやすく商品内容を伝えるためにも商品のスペック、セット内容などは数字でしっかり記載しましょう。
テキスト要素について詳しくは「商品画像登録ガイドラインとは?」のテキスト要素の項目で確認してください。
【ステップアップ】商品カテゴリごとのポイント
商品のカテゴリによっても注意すべきポイントが異なります。アイデアとして知っておくと、きっと役に立つでしょう。
食品
食品は「清潔感」や「彩り」、「シズル感」などが重要です。
テーブルクロスなどで華やかさを演出
例えば、ジャムの瓶がかわいいテーブルクロスの上にちょこんと置いてあったら、殺風景なテーブルの上に置かれているより魅力的に見えるでしょう。
商品画像では、その商品の使用シーンをイメージしてもらうことが重要です。
こうした小物は100円ショップなどでも簡単に手に入りますので、華やかさを演出してみてください。
調理イメージ画像を自然光の入る窓際で撮影
料理を盛り付けたお皿が映える光は、自然光だと言われています。自前で撮影する場合は、窓際で太陽の光を意識しながら撮影してみましょう。
シズル感を意識
「シズル感」とは、英語のsizzle(肉を焼く時の音のこと)が由来の広告用語で、人の感覚を刺激するような様子のことを指します。
例としては、肉汁あふれるハンバーグや水滴のしたたるビールなど、五感に訴えるような画像のことです。
ファッション
ファッションの画像撮影はとても奥が深く、画像によって別の商品に見えることもあるため、できるだけ目で見たときの状態に近づけることが理想です。
なお、余裕があれば自社スタッフでもよいのでモデル着用画像をいれることをおすすめします。
光の方向
光の方向は向かって左上から右下へ向けて、服の下へ影が落ちるように商品画像を統一すると美しくかつ見やすくなります。
画像によって影の向きが異なると違和感を生むので、自社で撮影される際は特に意識しておくとよい部分です。
平置きの場合
平置きする場合は、ピシッとさせるよりも服を少し折り曲げてラインを作り、着用感を出すとお客様のイメージがわきやすくなります。
ハンガー撮影の場合
細かい部分ですが、ハンガーは木製などのおしゃれなものを使用しましょう。
家電
家電は日用品なので、印象の良さもさることながら、スペックがわかる画像が好まれる傾向にあります。
サイズ感
デスクの上やキッチンなど、少なからず場所を占有するのでサイズ感がわかるようにしておきましょう。
数字を入れた画像のほか、利用シーンの画像を使って他の小物と比べられるようにしておくと想像しやすくなります。
全ての角度から撮影
映らない箇所がなるべく少なくなることを心がけてみましょう。電源のタイプや接続部分も気になる箇所です。
パーツがいくつかある場合は全て取り外して一目でわかるようにすることもポイントです。
部屋や利用シーンとの相性がわかるものを
おしゃれな家電は部屋にマッチするかどうかが購入を左右します。
複数のカラー展開がある商品などは、相性を意識してイメージ画像を撮影してみてください。
化粧品
使用効果が最も重視されるように思えますが、見た目も重要なのが化粧品です。
かわいいパッケージや清潔感のある商品を衝動買いする人も少なくないので、撮影は凝ってみましょう。
小物にもこだわりを
白いテーブルや床の上が好まれるほか、布の上で撮影するとクリーンな印象を生みます。
Instagram(インスタグラム)に掲載するようなイメージだとわかりやすいかもしれません。背景も工夫してみましょう。
商品画像作成を簡単にするGAZN(ガゾーン)
ここで、「商品画像の大切さはわかったけど、画像編集ソフトって高いし難しそう…。」とお悩みのストア様必見、B-Spaceサービスのらくらく制作ツール「GAZN(ガゾーン)」をご紹介します。
「3分でプロ並みの画像が作れる」手軽さで、多くのストア様に人気のツールです。
以下のようにGAZNの新ガイドライン適用テンプレートも用意されています。テンプレートの画像やテキストを入れ替えるだけでガイドラインに沿った商品画像が作成できます。
無料素材だけでなくスタンプやアイコンもたくさん揃っており、それらを選んで配置するだけで商品画像が作れるというお手軽さが魅力です。
まとめ
今回は商品画像登録ガイドラインを踏まえて、売れる商品画像のポイントについてわかりやすく説明しました。
画像制作に自信のない方でもGAZN(ガゾーン)なら画像ソフトを1から学ばなくてもすぐに使え、プロのデザイナー並の商品画像を作成できます。
これまで画像編集ソフトで挫折してしまったというストア様にもおすすめです。
▶らくらく制作ツール GAZN(ガゾーン)|B-Space
B-SpaceサービスにはGAZN(ガゾーン)の他にも繁盛店のにぎわいを演出するツールが揃っています。最初の1カ月無料の特典が用意されているので、まだご利用のないストア様はぜひお試しください。