「広告なんて必要ない」はもったいない!Yahoo!ショッピングでの売上の作り方とは
Yahoo!ショッピングでストア運営をされる方の中には、「広告なんて必要ない」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
広告費用もかかるし、本当に売上につながるかわからない、広告の仕組みもわからないという方も多いと思います。
しかし、広告は集客対策としては必要不可欠であり、売上アップ、ストア規模拡大のための近道です。広告を利用しないままでいるのはもったいない!
そこで今回は、なぜ広告が必要かと売上アップのための効果的な広告の活用法について詳しく解説していきます。
■この記事のポイント
- 広告を利用しているストアと利用していないストアでは訪問客数に大きな違いが出る
- 広告が集客、売上アップのための近道といえる
- 足りない売上を補うためには必要な訪問客が何人かを算出する
- Yahoo!ショッピングで効果が高く、おすすめな広告はアイテムマッチ
- アイテムマッチはクリック課金型で予算上限も設定できるので安心
目次
Yさん、広告って本当に必要なんでしょうか?
広告って効果がわかりにくそうだし、なくても大丈夫かなと思ったりするんですが・・・
目標と売上の差を埋めるためには、お客様をストアに呼び込む必要があり、広告は売上アップの近道ですよ。
まず広告を使っているストアと利用していないストアの違いを見ていきましょう。
広告を利用しているストアと利用していないストアの違い
例えば、広告を利用しているストアと利用していないストアでは、訪問客数に大きな違いが生まれます。
売上目標・客単価・購買率が同じ2つのストアでみてみましょう。
広告を利用しているストアAは、広告による集客で目標売上に必要な訪問客数が確保できているのに対して、広告を利用していないストアBは目標達成に必要な訪問客数が集まらず目標売上が達成できていません。
ストア | 広告 利用 | 目標 売上 | 売上 (広告経由売上) | 訪問客数 (広告経由訪問客数) | 目標 |
A | あり | 100万円 | 100万円 (50万) | 10,000人 (5,000人) | 達成 |
B | なし | 100万円 | 50万円 (0円) | 5,000人 (0人) | 未達成 |
売上は「訪問客数×購買率×客単価」で求められ、客単価:5,000円、購買率2%の場合
ストアA:100万円=10,000人×2%×5,000円
ストアB: 50万円= 5,000人× 2%×5,000円
となり、広告での集客が目標達成に大きく寄与していることが分かります。
集客対策として広告がいかに重要かがご理解いただけると思います。
広告を利用しないなんて、もったいないですよね!
実際にどのくらいの売上が必要か?そこから逆算して必要な訪問客数をどう集めるか考えましょう。
どのくらい売上をあげたいのか?数値を確認しよう
まずは目標売上達成のために、どのくらいの売上が足りないのか、どのくらい集客が必要なのか確認しましょう。
以下の計算式で足りない売上を確認します。
足りない売上=目標売上ー現状売上
例えば、目標売上が50万円で現状売上が30万だった場合、足りない売上は20万円です。
20万円(足りない売上)=50万円(目標売上)ー30万円(現状売上)
目標達成に必要なお客様の人数は?
足りない売上を埋めるために必要な訪問客数(クリック数)を確認しましょう。
売上の方程式をもとに必要な訪問客数(クリック数)を導き出します。
■売上の方程式
売上=訪問客数(クリック数)×購買率×客単価
■必要な訪問客数を計算
必要な訪問客数(クリック数)=足りない売上÷客単価÷購買率
例えば、足りない売上が20万円、購買率が2%、客単価が5000円のストアの場合、必要な訪問客数(クリック数)は2,000人ということが算出できます。
2,000人(必要な訪問客数)=20万円(足りない売上)÷5,000円÷2%(購買率)
目標達成に必要な訪問客数がわかったら、その人数をどう集めるか対策を考えていきましょう。
ここで広告の出番です!
広告について説明していきますね。
広告の仕組みと種類
広告は商品やバナーをモールのページ内の専用箇所で掲載してもらい、自分のストアへお客様を誘導する集客対策です。
Yahoo!ショッピングでは出店者向けに、トップページやカテゴリページの枠を購入してバナーやテキストを掲載したり、季節のイベントなどテーマのある特集でストアや商品を訴求できたり、検索結果、カテゴリリストページの専用枠で商品を掲載したりするなどさまざまな広告が用意されています。
広告の費用については成果にかかわらず広告枠を購入するパターンやクリックされて初めて費用が発生するもの、成果が発生したら課金されるものなどさまざまです。
■アイテムマッチの広告イメージ
■目的別広告一覧
待っていてもお客様はやってこないので、お客様を呼び込むためにも広告は重要です。必要な訪問客数の人数やストアに合わせて広告メニューを選んでみましょう。
Yahoo!ショッピングの広告メニューについて詳しくは以下のページをご参照ください。
▶出店者様向け広告についてはこちら(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。
広告は集客に効果があるとはいえ、広告費用を使いすぎないか、損しないか少し不安です。
そうですよね。でも大丈夫です。そんな店長にはアイテムマッチがおすすめですよ!
おすすめの広告はアイテムマッチ
足りない売上を埋めるためには集客が必要で、集客のためには広告利用が効果的ですが、広告を使い慣れていない方には以下のような不安があるでしょう。
- 広告(アイテムマッチ)のメリットって何?
- 無駄な広告費用で損しない?
- 広告費用を使いすぎない?
Yahoo!ショッピング出店者向け広告「アイテムマッチ」ならそんな不安も解消します。
広告(アイテムマッチ)のメリットって何?
広告(アイテムマッチ)のメリットは自分たちの商品をたくさんのお客様に見てもらう機会が増えることです。
アイテムマッチの専用枠は検索結果ページのいわゆる特等席です。アイテムマッチは検索結果やカテゴリリストの上部専用枠で商品が掲載されます。
検索上位にも匹敵するこれ以上ない目立つ箇所に掲載されるので、たくさんのお客様に商品が見てもらえ、ストアに流入する可能性も高まりますよ。
無駄な広告費用で損しない?
アイテムマッチはクリック課金型広告なので、クリックされない限り広告費用は発生しません。
また1クリック25円から入札できるので、少額でも利用できます。
広告費用を使いすぎない?
大丈夫です。月次広告予算が設定できるので、広告予算を超えると配信がストップし、それ以上使われることがありません。
逆に広告が好調で集客が出来ている場合は、広告予算上限を月の途中でも増やすことができます。
意外と広告って無駄がないんですね・・・これなら安心かも
広告予算の目安
広告予算を決めて上限を設定しておきましょう。そうすれば広告費用を使いすぎることなく安心です。
広告予算は足りない売上を埋めるために必要な訪問客数(クリック数)から算出できます。
必要な訪問客数(クリック数)に入札価格(1クリックで課金される金額)をかけましょう。
必要な広告予算=必要な訪問客数(クリック数)×入札価格
例えば、必要な訪問客数(クリック数)が2,000人で入札価格を25円にした場合は必要な広告予算は50,000円になります。
50,000円(必要な広告予算)=2,000人(必要な訪問客数)×25円(入札価格)
まずは少ない予算から運用スタートすることもできます!
広告予算の決め方について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶広告予算を決めよう!目標に合わせた広告予算の設定方法
▶広告費用1万円の効果的な広告設定とは?
入札価格
格の目安は、毎週水曜に更新されるアイテムマッチ人気カテゴリランキングを参考にしてみてください。
人気カテゴリランキングデータから該当するカテゴリの平均CPC(入札価格)が確認できます。
他店と差を付けたい場合は、平均CPC+10円~で検討してみてください!
▶【毎週水曜更新】アイテムマッチ人気カテゴリランキング(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。
アイテムマッチ人気カテゴリランキングについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶集客を最大化|アイテムマッチ人気カテゴリランキングをチェックして広告運用を最適化しよう!
アイテムマッチの入札方法
アイテムマッチの入札方法は「個別入札」「全品指定価格入札」「全品おまかせ入札」の3種類あります。
人気商品や新商品など集客しやすい商品や目立たせたい商品のみ入札したい場合は「個別入札」がおすすめです。
商品数が多く、広告予算が5万円以上かけられる場合は「全品指定価格入札」がおすすめです。
訪問客数(クリック数)を広く集め、売りたい商品にもスポットをあてたい場合は「全品指定価格入札×個別入札」の併用がおすすめです。
「個別入札」方法
「アイテムマッチ」タブにカーソルを合わせ、プルダウンメニューから「個別入札」を選択します。
個別入札の設定にて、「カテゴリ選択」をクリックし、「大カテゴリ選択」「サブカテゴリ選択からそれぞれカテゴリを選択し、「選択」をクリックします。
表示されているリストから商品を選択します。チェックボックスがオンになり、「入札金額を入力」ボタンをクリックします。
入札金額を入力し、「入力金額の確定」をクリックします。
この時に入札金額をいくらに設定するか迷う場合は、最低入札価格もしくは最低入札金額+10円での入札をおすすめします。
アイテムマッチ最低入札価格=25円 |
「全品指定価格入札」方法
全品指定価格入札は月次予算のを設定(5万円以上)が必要ですので、事前にご確認ください。
アイテムマッチにログインします。
「アイテムマッチ」タブにカーソルを合わせ、プルダウンメニューから「全品指定価格入札」を選択します。
「1クリックあたりの入札金額」に現在販売中の全商品の1クリックあたりの入札金額を25円~999円の範囲内でご入力し、「設定を保存」をクリックしてください。
設定期間中の上限入札金額変更は15分に1回、1日5回までできます。
入札価格の設定に迷う場合は、最低入札価格もしくは最低入札価格+10円で設定し、広告の消化を確認しながら調整していきましょう。
確認画面がでるので内容を確認し、「設定を保存」をクリックします。
アイテムマッチの入札方法について詳しくは以下の記事をご参照下さい。
▶商品の広告表示を増やそう!アイテムマッチの入札方法を徹底解説
アイテムマッチって使いやすい広告ですね!
まとめ
今回はなぜ広告が必要なのか、目標を達成するための売上の作り方について詳しく紹介しました。
売上アップのためにはまず集客が必要です。検索(SEO)対策は重要ですが、効果が表れるのに時間がかかってしまいます。広告は費用はかかりますが、効果的に活用すれば売上も達成でき、利益も残ります。
アイテムマッチは広告効果の高い、初めての方でも使いやすい広告メニューですので、まずは足りないお客様の人数をアイテムマッチで集客対策してみてください。
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▶入札価格ってなに?1クリックあたりの入札価格決定ポイント