2022年06月20日

日曜日やイベント日に広告強化する方法|「月次予算」と「日次予算」の使い分けテクニック

アイテムマッチは「均等配信」というシステムで広告配信が行われています。

月次予算を設定しておくと、月次予算上限を日割りした金額を目安に広告の表示回数をコントロールしてくれます。

月次予算の上限を決めておけば、それ以上使われることはなく安心な機能なのですが、ストアとしては集客が見込める日であれば、その日だけでも広告配信を強化したいですよね。

そこで今回は、広告の配信ボリュームに強弱をつける「月次予算」と「日次予算」の使い分けテクニックについて解説します。

■この記事のポイント

  • 月次予算が決まっていても日次予算に変更することで、特定の日だけ広告強化ができる
  • 5のつく日、日曜日など購買率の高い日やお客様が集まる日に広告を強化すると売上アップ効果も期待できる
  • 日次予算変更後は月次予算に戻しておくと、1カ月の中で配信ボリュームを調整してくれる

店長、アイテムマッチの予算設定を「月次予算」から「日次予算」に変更することで、1日あたりの広告配信ボリュームを増やすことができるんですよ!

えっ!それってどういうことですか?

5のつく日日曜日などの売上アップが期待できる日に広告を強化できるんです。
どうしてそうなるのか、どう設定すればいいのか説明していきますね!

月次予算を設定した場合の配信

アイテムマッチを利用する場合に、広告の月次予算上限を設定します。

広告の配信は均等配信と言う仕組みで、その月次予算上限を元に、日割りした金額を目安に広告の表示回数をコントロールします。

例えば、お店の広告予算上限が30,000円だった場合、均等配信システムにより日割り計算され、1日の広告予算は1,000円となり、1日あたり1,000円分を使うペースで配信されます。
※1カ月を30日間としています。

1,000円(1日あたりの予算)=30,000円(月次予算)÷30日(月の日数)

1日あたりの広告予算が1,000円として、1クリックの入札価格が20円だとしたら、1日あたり50人が集客できる見込みの金額です。

5のつく日や日曜日には、もう少し広告を強化して、集客を増やしたいですよね?

そこで均等配信の仕組みを利用して、特定の日のみ「日次予算」に変更して配信ボリュームを上げるというテクニックを使っていきます。

日次予算に変更して、1日あたりの広告予算を上げた場合

月次予算が30,000円の場合、1日あたりの広告予算、集客できる人数は以下のとおりです。

  • 月次予算:30,000円
  • 1日あたりの広告予算:1,000円
  • 1日に集客できる人数(入札価格20円の場合):50人

5のつく日や日曜日だけ、1日あたりの広告予算を2倍の2,000円に増やした場合はどうなるでしょうか?

【5のつく日、日曜日の予算を変更】

  • 月次予算(30,000円)から日次予算(2,000円)に設定変更
  • 1日あたりの広告予算:2,000円
  • 1日に集客できる人数(入札価格20円の場合):100人

特定の日に日次予算を2,000円にし、それ以外の日は月次予算30,000円に戻すと、1日あたりの広告予算は以下のように調整されます。

5のつく日、日曜日(1か月のうち7日間):2,000円/1日
それ以外の日:700円/1日

日次予算に変更する方法

アイテムマッチで月次予算の設定から日次予算の設定に変更する方法は簡単です。

アイテムマッチの管理画面の「予算」タブから「予算管理」を選択します。

予算条件の「予算条件の変更」をクリックします。

予算の項目の「月次」にチェックが入っているところから、「日次」にチェックをいれて、日次予算を入力し「送信」ボタンを押します。

設定した予算上限は即時反映されます。

これで広告配信のボリュームが変更できるんですね!
意外と簡単ですね!

そうなんです。特定の日に予算を上げて広告配信を増やした方が効率が良いですよね。
特定の日が終わったら、忘れずに月次予算に戻してくださいね!

月次予算から日次予算へ変更するタイミングは?

均等配信の仕組みを利用して、もっとたくさんのお客様に商品を見てもらえるように、最適なタイミングで予算上限を上げて、広告配信を強化しましょう。

月次予算から日次予算の設定に変更する最適なタイミングは以下のとおりです。

  • 5のつく日、日曜日
  • Yahoo!ショッピングの独自キャンペーン(PayPay祭り)
  • 季節需要の高まるシーズン前
  • 広告予算が順調に消化しているとき

お客様が増える直前がおすすめです!

5のつく日や日曜日はYahoo!ショッピングでのお買い物がお得になるタイミングなので、購買率の高いお客様が多く集まります。

また、広告予算の消化が順調なときも、せっかくの商品掲載が制限されないように予算を多めに設定しておくと良いでしょう。

まとめ

今回は広告の配信ボリュームに強弱をつける「月次予算」と「日次予算」の使い分けに関して説明しました。

広告の目的は集客と売上アップなので、結果の出やすい日に広告費を投入していきたいですよね。

予算設定を月次予算から日次予算に切り替えることで、簡単に配信ボリュームの調整もできます。

ぜひこのテクニックを利用して、効果的にストアにお客様を集めてみてください。

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