1月はスタートダッシュが肝心!ストアへの集客対策【アイテムマッチ実績付き】
12月のうちに新年からスタートダッシュをかけられるように、1月の集客対策を準備しておきましょう。
1月は福袋や初売りセール商品を期待する、多くのお客様の来店が予想されます。また、お正月太り解消のダイエットアイテムやバレンタイン関連の商材の動きも良くなるタイミングです。
そこで今回は、直近と昨年同月のアイテムマッチの実績を踏まえて、新年1月にはどんな集客対策が必要かを解説していきます。
■この記事のポイント
- 1月は前半は「初売りセール」、後半は「節分」「バレンタイン」の需要が見込める
- 「5のつく日」はさらにお客様が集まるタイミング
- 他店に負けないように「5のつく日」は日次予算を上げて、商品の露出を高める
- 季節イベントの商品や特集ページを用意すると、お客様がストア内で買い回ってくれる
目次
2022年11月(直近)の広告実績
直近の2022年11月のアイテムマッチ『クリック数とCVR(購買率)』と『クリック数とクリック率』の日別の傾向と『曜日別の売上構成比』を見てみましょう。
2022年11月は超PayPay祭という大型販促イベントがありました。最終日の2日間はクリック数、購買率ともに突出しています。
2022年11月の傾向は以下の4つです。
- クリック数は「日曜日」「5のつく日」「超PayPay祭最終2日間」に伸びている
- 購買率は「5のつく日」「超PayPay祭最終2日間」に高く出ている
- クリック率は高めで、曜日による変化は大きくない
- 曜日別の売上の割合は日曜日が15.3%で、他の曜日と大差がなくなってきている(毎日がお得なキャンペーン効果)
これまではクリック数(訪問客数)、売上が日曜日に集中するという傾向でしたが、変化してきています。
5のつく日は引き続き、集客が伸びる日なので要注意です!
2022年1月集客施策・広告実績の振りかえり
昨年1月は年の始まりと「日曜日」「5のつく日」にお客様が集まり、購買率(CVR)も高くなる結果になりました。
2022年1月のアイテムマッチ『クリック数とCVR(購買率)』と『クリック数とクリック率』の日別の傾向と『曜日別の売上構成比』を見てみましょう。


2022年1月の傾向は以下の3つです。
- 日曜日の売上の割合が昨年同月と比べて、30%→52%と大きく伸びている
- クリック率は土曜日から日曜日にかけて上昇傾向だが、全体的に大きな変化はない
- CVR(購買率)は「5のつく日」「日曜日」に伸びている
この3つのポイントから、お客様は平日に商品を見て、日曜日に購買に至っていることがわかります。
これまでは日曜日のお買い物がお得でしたが、今では毎日のお買い物がお得なので、平日から商品を見て、購入するという傾向に変化してくるものと思われます。
昨年に比べ、平日にもお客様が多く訪れる可能性があることに注意しましょう♪
2023年1月の傾向
1月は年明けと中旬から下旬にかけて勢いが見られます。
年明けは「初売りセール」で福袋などのお得商品でお客様の衝動買いを促し、中旬以降は「節分」「バレンタイン」といった目的買いに備えて、集客対策を準備しておきましょう。
そのためには広告配信を特に強化してみてください。
直近の実績からもわかるように、「5のつく日」は特にお客様が集まりそうです!
広告強化のタイミング
2023年1月の広告強化のタイミングは以下のとおりです。
- 5のつく日:1月5日(木)、1月15日(日)、1月25日(水)
現在は日曜日に限らず毎日がお得になるので平日も注意が必要ですが、「5のつく日」は引き続きお得な日として、特にお客様が集まる日なので要注意です。
2023年1月の対策
Yahoo!ショッピングモールに集まるたくさんのお客様に対して、アイテムマッチを活用した集客対策をしっかり行い、自分たちのストアにもお客様を集めましょう!
具体的には以下の対策が考えられます。
- 「5のつく日」の広告予算をピンポイントで上げる
- 入札商品を増やす(出品商品の50%以上を入札する、全品入札する)
- 季節イベントにあわせた商品と売り場を充実させる
「5のつく日」の広告予算をピンポイントで上げる
Yahoo!ショッピングリニューアル後、毎日のお買い物がお得になり、お客様が日曜日に集中することが少なくなりました。
直近では、曜日に関係なく「5のつく日」にお客様が集中するという傾向が強く出ています。
そのため「5のつく日」は通常より日次予算を上げて広告ボリュームを増やし、商品の露出を高めると、より多くのお客様をストアに誘導することが期待できます。
日次予算を上げる方法
均等配信の仕組みを利用して、特定の日のみ「日次予算」に変更して配信ボリュームを上げていきます。
例えば、アイテムマッチ月次予算が3万円の場合、以下のように日次予算に変更して配信を強化できます。※日次予算は1,500円~設定できます。
月次予算:3万円(均等配信により1日の配信予算目安1,000円)→日次予算:2,000円に上げてみる
■アイテムマッチ予算上限設定画面
日次予算アップについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶日曜日やイベント日に広告強化する方法|「月次予算」と「日次予算」の使い分けテクニック
または、日次予算を1万円以上かけられる場合は、アイテムマッチのブースト予約機能を利用して、ピンポイントで広告の日次予算を上げてみましょう。※ブースト予約は日次予算1万円~設定できます。
日次予算をあげることで広告の配信量が増えます。また、同時に入札価格も上げることができます。
■ブースト予約設定画面


ブースト予約機能について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶広告配信をブーストさせよう!広告強化のタイミングはいつ?ブースト予約機能を効果的に使う方法
入札商品を増やす(出品商品の50%以上を入札する、全品入札する)
お客様に商品を見つけてもらうためには、予算を上げて広告配信を増やすことと同時に、たくさんの商品を入札し、表示回数を増やして商品を見てもらうことも必要です。
そのためには最低でも出品商品の半分以上を入札、もしくは「全品指定価格入札」×「個別入札」の併用で、まずは全商品を入札してみてください。
商品をまとめて入札する方法
アイテムマッチの追加入札商品が多い場合は、まとめて一括入札できます。
アップロード用CSVファイルを取得し、商品コードと入札価格を入力した一括入札用ファイルを作成し、アップロードします。
商品一括入札について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶売れ筋商品を一括入札!アイテムマッチの商品を一括で登録(追加・変更・削除)する方法
全品指定価格入札×個別入札の併用
広告の月次予算で5万円以上かけられる場合は、「全品指定価格入札」×「個別入札」を併用する方法がおすすめです。
全品指定価格入札で全商品の露出機会を確保しつつ、個別入札で売れ筋商品をさらに露出させて売上アップをはかることができます。
「全品指定入札」「個別入札」について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶予算5万円から始める!アイテムマッチの効果的な入札方法「全品指定価格入札」×「個別設定」を徹底解説
節分やバレンタインの検索に備えて、新商品はどんどん入札しておきましょう♪
季節イベントにあわせた商品と売り場を充実させる
1月は初売りセールや節分、バレンタイン準備など、お買い物が盛り上がる季節イベントがあるので、売上が見込める月です。
広告でお客様を呼び込み、関連商品や特集ぺージを用意して、ストア内でしっかり買い回ってもらえるようにしましょう!
福袋・初売りセール

新年と言えば「福袋」「お年玉」「初売り」。
デパートやショッピングセンターもお得な商品が並び、世の中的にお買い物ムードが盛り上がるタイミングです。
自分たちのお店も他店に負けないように、福袋や目玉商品、お年玉クーポンなども用意した初売りセールページを準備しておきましょう。
お歳暮と冬ギフトについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶【2023年】初売りセールに乗り遅れないために!必要な「品ぞろえ」と「販促」準備
節分

節分と言えば、最近では「恵方巻」が有名です。
季節の変わり目は邪気が入りやすいということで、邪気を祓い、福を呼ぶ行いとして家庭内でも豆まきや恵方巻を食べるなどの習慣が浸透しています。
この時期には全国の神社で厄払いも行われるので、厄年を迎える方にとっては気になる季節イベントではないでしょうか。
バレンタイン
1月の中旬から下旬に入ると、お客様の目的はセールアイテムからバレンタインギフトへと移行してきます。
お客様は「バレンタイン」「バレンタイン ○○」で検索をしてくるパターンがほとんどですので、検索結果ページに自分たちの商品が表示されるように、対象商品のSEO(検索)対策、広告の準備はしっかり行っておきましょう。
バレンタインについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶2022年のバレンタイン商戦準備のアイデア公開!客単価アップのポイントも紹介
バレンタインは目的買い商品のため、SEO(検索対策)をしっかり行っておくことが重要です!
検索結果ページの専用枠に表示される「アイテムマッチ」もぜひ活用してください。
まとめ
今回は2023年1月の集客対策について何をすべきか、直近のアイテムマッチの実績と昨年度の実績を元に説明いたしました。
2023年を幸先よくスタートするために、初売りの勢いをうまく利用して自分たちのストアにもお客様を集めていきましょう!
集客対策と合わせて、購買率アップ対策も行うと相乗効果でさらに売上アップが見込めます。ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】
▶実績から読み解く!1月の購買率をアップする施策とは?【STORE’s R∞】
▶【2023年】初売りセールに乗り遅れないために!必要な「品ぞろえ」と「販促」準備
▶日曜日やイベント日に広告強化する方法|「月次予算」と「日次予算」の使い分けテクニック