5月はゴールデンウィーク後半が鍵|ストアへの集客対策【アイテムマッチ実績付き】
ゴールデンウィークから始まり、母の日商戦が本格化する5月。
世の中がお休み期間でも集客、売上はキープしておきたいですよね。
この時期の売上を確実なものにするためには、どんな商品が見られて、どのくらいのお客様を集めることができたかをしっかり振り返ることが肝心です。
今回も先月の振り返りと昨年5月のお客様動向を見て、5月はどんな広告施策をとっていくべきか一緒に考えていきましょう。
■この記事のポイント
- クリック数、購買率は「5のつく日」に伸びる
- 5月の売上はゴールデンィークから母の日までが勝負
- たくさんのお客様を集めるためにも「5のつく日」に予算をあげ、集客用の商品も用意してみる
目次
まずは2023年3月の実績を見て、直近の傾向を把握しましょう!
2023年3月(直近)の広告実績
直近の2023年3月のアイテムマッチ『クリック数とCVR(購買率)』と『クリック数とクリック率』の日別の傾向と『曜日別の売上構成比』を見てみましょう。
3月は3月1日から21日まで超PayPay祭が開催されていました。



2023年3月の傾向は以下の3つです。
- クリック数は「5のつく日」が最も多く、「日曜日」「超PayPay祭の最終6日間」に集中して伸びている
- 購買率は「5のつく日」に高く出ている(特に3月5日は日曜日も重なり、購買率が最も高い)
- クリック率は高めで、曜日による変化は大きくないが土曜日から少し上がる
アイテムマッチ全体として、「5のつく日」「超PayPay祭期間中(特に最終6日間)」は特にクリック数・クリック率が良かったようです。
皆さんの実績はいかがでしたか?
2022年5月集客施策・広告実績の振りかえり
続いて、昨年5月の傾向を振り返ります。
2022年5月のアイテムマッチ『クリック数とCVR(購買率)』と『クリック数とクリック率』の日別の傾向と『曜日別の売上構成比』を見てみましょう。
昨年は5月14日~15日が「5のつく日曜日祭」でした。



2022年5月も「5のつく日」「日曜日」にクリック数が集中し、購買率も高く出ています。ゴールデンウィーク明けの週末に伸びていますね。
2022年5月の傾向のポイントは4つです。
- クリック数、購買率は「5のつく日曜日」が突出している
- 「日曜日」「5のつく日」に続き「土曜日」から人が集まっていることがわかる
- 日曜日の売上の割合が4月と比べ、23%→29%になった。
⇒今回は5のつく日曜日が影響している - クリック数は土曜日から日曜日にかけて上昇傾向。
⇒お客様は商品を週末に重点的に見ている傾向が強い。「5のつく日曜日祭」が土曜日も適用だったことから土曜日も伸びている(15%)
昨年5月の傾向を踏まえながら、今年に合わせた対策を行っていきましょう。
2023年5月の傾向

2023年の母の日は5月14日ですので、ゴールデンウィーク期間中から連休明けの1週間程度までがお買い物のピークになりそうです。
ゴールデンウイークを過ぎるとお買い物の勢いが少し鈍くなるので、中旬までにしっかり売上を確保しておきたいですね。
そのためにも集客や販促に注力していきましょう。
広告強化のタイミング
2023年5月の広告強化のタイミングは以下のとおりです。
- 5のつく日:5月5日(金)、5月15日(月)、5月25日(木)
昨年5月の傾向を見ると、ゴールデンウィーク明けの週末はそれまで以上にクリック数が伸びる傾向があります。
5月5日(金)~5月7日(日)は週末も重なり、クリック数(訪問客数)も増えそうです。
現在は日曜日に限らず毎日がお得になるので平日も注意が必要ですが、「5のつく日」は引き続きお得な日として、特にお客様が集まる日なので気をつけましょう。
2023年5月の対策
「5のつく日」「日曜日」「土曜日」を中心に施策を行いましょう。
具体的には以下の対策が考えられます。
- 「5のつく日」に日次予算アップ
- 入札商品を増やす(全品指定価格入札×個別入札、出品商品の50%以上を入札する)
- 集客の目玉商品を用意する
母の日のお買い物のピークは5月5日~7日が予想されます。
5月に入るとそろそろ父の日や梅雨対策も検索され始めてきます。また、薄着も本格化してくるので、紫外線やムダ毛、ダイエットに関連した商品も露出を上げると良さそうですね!
「5のつく日」は何かお得なものはないかと、とりあえず探しに来るお客様もいるので、集客の目玉になる商品も用意しておくといいでしょう。
「5のつく日」に日次予算アップ
「5のつく日」はお客様が集中するので、そのタイミングで商品の露出が増えるようにアイテムマッチの日次予算アップを検討しましょう。
ゴールデンウィーク終盤の5月5日~7日も要検討です。
例えば、アイテムマッチ月次予算が3万円の場合、以下のように日次予算に変更して配信を強化することもできます。※日次予算は1,500円~設定できます。
月次予算:3万円(均等配信により1日の配信予算目安1,000円)→日次予算:2,000円に上げてみる
■アイテムマッチ予算上限設定画面
または、日次予算を1万円以上かけられる場合は、アイテムマッチのブースト予約機能を利用して、ピンポイントで広告の日次予算を上げてみましょう。※ブースト予約は日次予算1万円~設定できます。
日次予算をあげることで広告の配信量が増えます。また、同時に入札価格も上げることができます。
■ブースト予約設定画面
ブースト予約機能について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶広告配信をブーストさせよう!広告強化のタイミングはいつ?ブースト予約機能を効果的に使う方法
入札商品を増やす(全品指定価格入札×個別入札、出品商品の50%以上を入札する)
ゴールデンウィークにはたくさんのお客様がYahoo!ショッピングに集まることが予想されます。
自分たちの商品をひとつでも多く露出させて、ひとりでも多くのお客様にストアに来てもらいましょう。
そのためには最低でも出品商品の半分以上を入札、もしくは「全品指定価格入札」×「個別入札」の併用で、まずは全商品を入札してみてください。
特に5月に需要の高まる季節イベントの商品は個別入札で他店よりも少し高めの入札価格で設定してみましょう。
全品指定価格入札×個別入札の併用
広告の月次予算で5万円以上かけられる場合は、「全品指定価格入札」×「個別入札」を併用する方法がおすすめです。
全品指定価格入札で全商品の露出機会を確保しつつ、個別入札で売れ筋商品をさらに露出させて売上アップをはかることができます。
「全品指定入札」「個別入札」について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶予算5万円から始める!アイテムマッチの効果的な入札方法「全品指定価格入札」×「個別設定」を徹底解説
「全品指定価格入札」×「個別入札」の組み合わせは最も効果的な入札方法です。
商品をまとめて入札する方法
アイテムマッチの追加入札商品が多い場合は、まとめて一括入札できます。
アップロード用CSVファイルを取得し、商品コードと入札価格を入力した一括入札用ファイルを作成し、アップロードします。
商品一括入札について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶売れ筋商品を一括入札!アイテムマッチの商品を一括で登録(追加・変更・削除)する方法
集客の目玉となるセール商品を用意する
ゴールデンウィークはお客様にとって、仕事以外の遊びやお買い物に集中できるタイミングです。
このような大型連休の際にお客様を引き付けるためにも、値引きやオフ率が高い、通常よりお得な商品を用意しておきましょう。
検索結果やカテゴリリストページで並んだ時に、お得さが一目でわかる商品があると思わずクリックしてしまいます。
アイテムマッチ専用枠で他店の商品と並んだときにも、お得さがアピールできる商品を用意しておくとクリック数も伸びるでしょう。
■商品名・キャッチコピー例
- 500円(ワンコイン)、1,000円均一、2,000円均一、○○円均一
- 半額、70%OFF、80%OFF、90%OFF
- 訳あり、数量限定
競合ストアに負けないように、商品名やキャッチコピーにお得な情報を追加できる商品を用意しましょう!
「5のつく日」対策について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶これだけやればOK「5のつく日曜日」対策|集客&購買率アップのための3つの方法
まとめ
今回は2023年5月の集客対策について何をすべきか、直近のアイテムマッチの実績と昨年度の実績を元に説明いたしました。
5月はゴールデンウィークから母の日までの2週間が非常に重要です。
クーポンなどの購買率アップ対策も行うと相乗効果でさらに売上アップが見込めます。ぜひ以下の記事も参考にしてみて、売上アップを目指していきましょう。
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