2023年06月20日

7月は超PayPay祭に集中!ストアへの集客対策【アイテムマッチ実績付き】

7月は夏だ!セールだ!超PayPay祭だ!と購買意欲の掻き立てられるイベントが盛り沢山です。

昨年7月も夏のPayPay祭が開催され、Yahoo! ショッピング全体が盛り上がった月でした。

6月でなかなか集客できず、売上をあげられなかったストアも挽回のチャンスです!

7月の集客、売上を上げていくためにも、昨年7月のアイテムマッチの実績を確認し、対策を打ちましょう。

今回は大型販促イベント「超PayPay祭」でどんな広告施策をとっていくべきか解説していきます。

■この記事のポイント

  • 7月は月全体を通じて、集客、売上アップのチャンス
  • 月全体の広告配信ボリュームを上げつつ、特定の日にはさらに広告を強化すると集客に効果的
  • 昨年7月の夏のPayPay祭より、今回の超PayPay祭は開催期間が長く設けられている

まずは2023年5月の実績を見て、直近の傾向を把握していきます!

2023年5月(直近)の広告実績

直近の2023年5月のアイテムマッチ『クリック数とCVR(購買率)』と『クリック数とクリック率』の日別の傾向と『曜日別の売上構成比』を見てみましょう。

5月も「5のつく日」、次に販促イベントがあった影響で最終3日間が集客と購買率がアップしている結果となりました。

これまで日曜日が比較的売上構成比が高かったのですが、今回は月曜日が最も売上構成の高い曜日となりました。

これは5月15日の「5のつく日」が月曜日で売上が大きかったことと、販促イベントが月曜日にも開催されていたという影響が考えられます。

先月5月の傾向は以下の3つです。

  1. クリック数、購買率共に「5のつく日」に集中して伸びている
  2. クリック数は日曜日にも比較的高く出ている
  3. クリック率は曜日による変化はそれほど大きくない
    →日曜日以外の日も商品は見られており、この月は月曜日の売上構成比の方が日曜日よりも高く出る結果となった(5のつく日が月曜日だった影響もあり)

日曜日にもいまだクリック数は多く見られますが、やはり「5のつく日」に訪問、購入する方が集中しているようです。

2022年7月集客施策・広告実績の振りかえり

続いて、昨年7月の実績を振り返ります。

2022年7月のアイテムマッチ『クリック数とCVR(購買率)』と『クリック数とクリック率』の日別の傾向と『曜日別の売上構成比』を見てみましょう。

昨年7月は2022年7月18日まで「夏のPayPay祭」が開催されていました。

2022年7月IMのCVR

「5のつく日」「日曜日」「最終3日間」にクリック数、CVR(購買率)が集中して伸びました。

2022年7月の傾向は以下の4つです。

  1. クリック数、CVR(購買率)は「5のつく日」「日曜日」「最終3日間」に大きく伸びている
  2. 「日曜日」「5のつく日」に続き「土曜日」から人が集まっていることがわかる
  3. クリック率は平日も日曜日も大きな変化はない
  4. 日曜日の売上の割合が27.2%、土曜日が17.6%を占めている(合計44.8%で約半分を占める勢い)

アイテムマッチ全体として、夏のPayPay祭の最終日は驚異的な集客と売上ですね!

今年の超PayPay祭も期待できそうです♪
次は今年の7月の傾向と対策について説明していきます。

2023年7月の傾向

7月は百貨店やファッションビルでもセールが本格化するタイミングです。

いわゆるバーゲンセールの時期なので、お買い得な商品を求めて、普段お買い物されない方も買い回るタイミングです。

その上、Yahoo!ショッピングでは超PayPay祭が開催されます!ぜひ、自分たちのお店にもたくさんのお客様を集客しましょう。

超PayPay祭

2023年7月は、超PayPay祭が開催予定です。

※内容や日程について詳しくは以下をご確認ください。
「超PayPay祭」施策内容のご案内

直近の実績、昨年度の広告実績を見てみると、「5のつく日」「最終3日間」は特にお客様が集まる「勝負の日」といえます。

広告強化のタイミング

昨年7月の実績と今年の状況を踏まえて、お客様が最も集まるタイミングに広告を強化しましょう。

広告強化のタイミングは以下のとおりです。

  • 7月全体(超PayPay祭全期間を含む)
  • 超PayPay祭の最終3日間
  • 5のつく日:7月5日(水)、7月15日(土)、7月25日(火)

7月は6月に比べてセール月のため、全体の集客数は伸びる傾向にあります。

セール月なので、7月の月次予算を先月6月より上げてみるといいでしょう!

2023年7月の対策

超PayPay祭でお客様が相当集まることが期待されるので、とにかく商品の露出を増やしていきましょう。

具体的には以下の対策が考えられます。

  1. 月次予算も上げつつ、「5のつく日」「最終3日間」の広告予算をピンポイントで上げる
  2. 入札商品を増やす(出品商品の50%以上を入札する、全品入札する)

全体として広告の配信ボリュームをあげつつ、特定の日にはさらに強化する対策です!

月次予算も上げつつ、「5のつく日」「最終3日間」の広告予算をピンポイントで上げる

7月は超PayPay祭があるので月全体で集客が期待できます。

その中でも5のつく日は特にお客様が集まり、最終3日間が売上の山になることは確実です。

この日はひとりでも多くのお客様に自分たちの商品が見てもらえるように、広告の月次予算も上げつつ、特定の日の日次予算を思い切って上げてみましょう。

月次予算を上げる方法

月次予算はアイテムマッチの管理画面から変更できます。

管理画面のアイテムマッチのタブから「予算」をクリックします。

予算管理の画面から「予算上限設定を変更する」をクリックします。

月次予算の上限変更は通常月の1.5~2倍程度増やしてみてはいかがでしょうか?

日次予算を上げる方法

「5のつく日」「最終3日間」にお客様が集中するので、そのタイミングで商品の露出が増えるようにアイテムマッチの日次予算アップを検討しましょう。

均等配信の仕組みを利用して、特定の日のみ「日次予算」に変更して配信ボリュームを上げていきます。

例えば、アイテムマッチ月次予算が3万円の場合、以下のように日次予算に変更して配信を強化することもできます。※日次予算は1,500円~設定できます。

月次予算:3万円(均等配信により1日の配信予算目安1,000円)→日次予算:2,000円に上げてみる

■アイテムマッチ予算上限設定画面

日次予算アップについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
日曜日やイベント日に広告強化する方法|「月次予算」と「日次予算」の使い分けテクニック

または、日次予算を1万円以上かけられる場合は、アイテムマッチのブースト予約機能を利用して、ピンポイントで広告の日次予算を上げてみましょう。※ブースト予約は日次予算1万円~設定できます。

日次予算をあげることで広告の配信量が増えます。また、同時に入札価格も上げることができます。

■ブースト予約設定画面

ブースト予約機能について詳しくは以下の記事をご参照ください。
広告配信をブーストさせよう!広告強化のタイミングはいつ?ブースト予約機能を効果的に使う方法

入札商品を増やす(出品商品の50%以上を入札する、全品入札する)

7月はとにかく商品の露出を上げて、ストアへの訪問客数(クリック数)を増やしましょう。

そのためには、出品している商品の50%以上の商品をアイテムマッチで入札しましょう。

入札商品が少ないと表示機会も減ってしまうため、とにかくたくさんの商品を入札し、表示回数を増やして商品を見てもらうことが必要です。

実際に広告運用に成功しているストアの集客成功ポイントは、『取り扱い商品の約50%を入札すること』でした。最低でも半分以上の商品を入札してみてください。

入札商品を増やすポイントは以下のとおりです。

  • とにかく集客して売上を上げたい場合
    全品指定価格入札×個別入札(全品指定価格入札を利用する、特に注力する商品は個別入札する)
  • 新商品を試したい(売りたい商品がある)場合
    売上上位商品から50%以上の商品を選定して個別入札

入札商品を増やす方法について詳しくは以下の記事をご参照ください。
もう迷わない!入札は出品商品の50%以上が◎|広告運用成功ストアの実績公開

まとめて入札する方法

アイテムマッチの追加入札商品が多い場合は、まとめて一括入札することもできます。

アップロード用CSVファイルを取得し、商品コードと入札価格を入力した一括入札用ファイルを作成し、アップロードします。

商品一括入札について詳しくは以下の記事をご参照ください。
売れ筋商品を一括入札!アイテムマッチの商品を一括で登録(追加・変更・削除)する方法

全品指定価格入札×個別入札の併用

広告の月次予算で5万円以上かけられる場合は、「全品指定価格入札」×「個別入札」を併用する方法がおすすめです。

全品指定価格入札で全商品の露出機会を確保しつつ、個別入札で売れ筋商品をさらに露出させて売上アップをはかることができます。

「全品指定入札」「個別入札」について詳しくは以下の記事をご参照ください。
アイテムマッチの効果的な入札方法「全品指定価格入札」×「個別設定」を徹底解説

7月はお客様が集まる特典が盛り沢山なので、とにかく商品の露出、集客に力を入れていきましょう!

まとめ

今回はアイテムマッチの2022年7月の傾向を踏まえて、2023年7月にはどのようなの集客対策が必要か具体的に説明しました。

6月にうまく集客できなかった、売上をあげられなかったストア様もこの機会を十分に活用して、挽回していきましょう!

まだアイテムマッチを利用したことのないストア様はこの機会にぜひご利用ください。

さらに売上アップをしたい場合はクーポンの併用も重要です。集客対策と購買率アップ対策を行い、超PayPay祭に備えましょう。

7月の購買率アップ対策について詳しくは以下の記事をご参照ください。
超PayPay祭に備えよう!7月の購買率アップ施策【STORE’s R∞実績付き】

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