2021年07月05日

お客様を効果的に呼び続けるためには?アイテムマッチは必ず運用しよう!

皆さん、アイテムマッチをうまく使いこなせていますか?

アイテムマッチは誰でも簡単にすぐに利用できる広告メニューですが、実は運用してこそ、本来の集客効果を発揮します。

運用次第でもっとたくさんのお客様に商品を見ていただき、ストアに訪問していただくことができます。お客様を集め続けるためにはアイテムマッチの日常的な運用と、季節、イベントに応じた運用を行う方法があります。

アイテムマッチの運用方法を知って、アイテムマッチの集客効果を最大限に活かしていきましょう。

今回はアイテムマッチの運用方法について詳しく解説していきます。

■この記事のポイント

  • アイテムマッチは運用してこそ、その本来の集客効果が発揮できる
  • 運用とは配信結果を確認して、改善すべき点を検討・実践すること
  • 売上目標達成に必要な訪問客を呼び続けるために継続運用は必須
  • イベントやセール時期に合わせたアイテムマッチの季節運用もおすすめ

訪問者数の安定に悩むヤフー太郎店長とともに、アイテムマッチの運用について学んでいきましょう。

Yさん、アイテムマッチをはじめて、集客もできつつあって、売上も上がったんですけど、さらに売上を上げていくためにはどうしたらいいんですかね?

さらに売上を上げていくためには、配信して終わり!ではなく、ちゃんと配信結果を見て、配信が止まっていないか、クリックはされているかなどを確認し、継続的に運用していくことが大切です。

今日はアイテムマッチの運用について勉強していきましょう。

アイテムマッチの運用とは

アイテムマッチの運用とは、アイテムマッチ利用期間に「どの程度自分たちの商品が表示されたか」「商品をクリックしてお客様がストアに何人訪問されたか」を確認し、そのままでいいのか、改善すべきなのかということを検討、実践することです。

具体的にはアイテムマッチの入札価格や予算、掲載商品を調整していきます。

アイテムマッチは設定しただけでは集客効果にばらつきがあり、最低でも1カ月以上は継続してみる必要があります。

なぜアイテムマッチの運用が必要なのか?

アイテムマッチの運用がなぜ必要なのかというと、売上を右肩上がりに伸ばし続けるためです。

ネットショッピングは集客が命です。

検索対策をしたり、売上実績に基づいて商品スコアが上がったりすることで、自分たちの商品がお客様の目に触れる機会が増えたとしても、売上目標の達成に必要な訪問者数を集められるとはかぎりません。

しっかり訪問者数を集めるために、アイテムマッチを継続して有効活用し、運用することが重要です。

アイテムマッチの運用事例

アイテムマッチの運用について、アイテムマッチを利用しているストアの事例を課題別にご紹介します。

ストアの抱える課題と原因、それに対する対策を挙げていますので、同じような課題を抱えている場合は参考にしてください。

ストアA:予算切れの場合

現状の課題訪問者数が減り、売上が落ちている
原因アイテムマッチの入金を忘れ、残高不足で配信が停止していた
対策入金をオートチャージに切り替えた
結果入金忘れの心配がなくなったので、配信を再開した

アイテムマッチの配信結果や入金残高の確認、入札価格の見直しなどの運用をしていないと、知らない間に配信が停止していたという事態が発生し、訪問者数が確保できず、売上の減少を招きます。

入金方法をオートチャージにしておくと、入金忘れによる配信停止を防げます。

入金方法について詳しくは以下の記事をご参照ください。
アイテムマッチを今すぐ利用するために!入金方法を徹底解説

ストアB:入札価格が最低入札価格の場合

現状の課題商品の表示がされず、クリック数も増えない
原因最低入札価格で設定していたため、表示順位が低かった
対策アイテムマッチの入札価格を「最低入札価格+10円」に変更した
結果商品の表示回数が増え、クリック数も増えた

アイテムマッチは最低入札価格25円で設定できますが、最低入札価格だとライバルも多く、表示回数も見込めません。

最低入札価格に10円プラスするだけでも他店と差が付けられることがあるのでおすすめです。

入札価格について詳しくは以下の記事をご参照ください。
入札価格ってなに?1クリックあたりの入札価格決定ポイント

ストアC:訪問者数が目標未達成の場合

現状の課題クリック数(訪問者数)が目標に到達しない
原因そもそも配信ボリューム(表示回数)が少ないためクリック数(訪問者数)が増えない
対策月次予算上限を上げた
結果配信ボリュームが増え、しっかりとクリック数(訪問者数)がとれた

この場合はアイテムマッチの均等配信の仕組みを利用して、月次予算上限の設定を高く設定しておき、広告配信のボリュームを上げることによって目標を達成しました。

均等配信とは、月次上限予算に対するその時の消化金額によって、随時配信ボリュームを調整し、月次予算を1日~末日で使い切るように配信する機能です。

月次予算上限の設定を1万円にした時と10万円にした時の差をご覧ください。

月次予算上限1日あたりの表示ペースクリックされる機会
1万円¥333/日 (表示回数少ない)少ない
10万円¥3,333/日(表示回数多い)多い

前払いの場合は、予算切れに注意しましょう。

また、オートチャージ設定している場合は、入金分が消化されると自動でチャージされ、月次予算上限まで利用されるので、使いすぎにはご注意ください。

月次予算上限設定について詳しくは以下の記事をご参照ください。
はじめてでも安心|とっても簡単!アイテムマッチの「月次予算上限」設定

なるほど。いろんな運用方法があるんですね・・・。

アイテムマッチの運用事例(季節、イベント編)

年間行事

ストアで扱う商品によっては需要が特に伸びる時期があります。

また、Yahoo!ショッピングの独自キャンペーンやイベント、セール時期も集客が期待できるので、それらの時期に合わせてアイテムマッチの運用を強化する方法もおすすめです。

季節・イベントに合わせて運用

季節商材はその期間にしか売れないので、アイテムマッチの運用を強化し、その期間にたくさんのお客様に見てもらい、なるべく売り切る必要があります。

以下に季節商材の例を挙げました。

■季節商材例

  • おせち、着物、浴衣、ランドセル、花粉症対策商品、暑さ対策商品、寒さ対策商品
  • 母の日、父の日、クリスマス、お中元・お歳暮、バレンタイン、ハロイン他

季節商材を売るためのおすすめアイテムマッチ運用方法は「販売時期(最も需要が上がるタイミング)に入札価格(クリック単価)を上げる」です。

ご自身のストアに当てはめて、どの時期に、どの商材に注力すべきか検討し、アイテムマッチの運用を強化してください。

大規模販促キャンペーンに合わせて運用

Yahoo!ショッピングの大規模販促キャンペーン(PayPay祭、倍々セールなど)のタイミングは自分たちのストアにもお客様を呼び込む絶好のチャンスです。

アイテムマッチも通常よりも多く広告予算をとって、ストアにお客様を集めましょう。

Yahoo!ショッピングのキャンペーン時期の詳細は以下のページで確認できます。
キャンペーン情報(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。

販促キャンペーン時期のおすすめアイテムマッチ運用方法は「とにかく全商品広告に出す」です。

超PayPay祭などの大規模集客キャンペーンの実績は回を重ねる毎に伸びています。

このタイミングを活かすためにも、その時期はひとつでも多くの商品をお客様に見てもらえるように、アイテムマッチを運用していきましょう。

セール時期に在庫がなくなってしまうと、アイテムマッチの配信も停止してしまいます。
売れ筋商品の在庫はしっかり確保して、機会損失がないように準備しておきましょう。

まとめ

今回はアイテムマッチの運用についてご紹介しました。

数あるYahoo!ショッピングのストアの中から、自分たちのストアを選んでもらい、お客様に訪問してもらうためにはアイテムマッチの運用は不可欠です。

売上を右肩上がりにキープするためにも、アイテムマッチの運用を行っていきましょう!

このブログではアイテムマッチの運用に役立つ情報を発信しています。ぜひ関連記事もご参照ください。

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