2024年01月29日

年間実績からみるYahoo!ショッピングのスマホ・タブレット・パソコンカテゴリトレンド~広告をどう使う?~

今や誰もが当たり前のように使うようになった情報端末。スマホは子供から大人まで利用するアイテムとなりました。また、オンラインによる学習や仕事が進むようになってからはノート型パソコンやタブレットの売上も伸びたようです。

これらのスマホ・タブレット・パソコンカテゴリはどのようなタイミングで購入されることが多いのでしょうか?

他のカテゴリに比べ高単価で、消耗品ではないことから、それほど購入機会の多い商品ではありません。そのため、お客様が検索しだすタイミングを把握し、そのタイミングでは販促を強化しておく必要があります。

そこで今回は、アイテムマッチの年間実績からスマホ・タブレット・パソコンカテゴリにはどのようなトレンドがあるかを検証し、おすすめの販促施策について解説します。

スマホ・タブレット・パソコン商品を扱っているストア様はこの記事を読んで、どの月に力を入れるべきか検討してみてください。

■この記事のポイント

  • スマホ・タブレット・パソコンカテゴリが売れる時期は1月~3月・9月・11月~12月
  • 取り扱うアイテムの種類によって最も売れるタイミングは変わる
  • 最も売れる時期に広告を強化して、商品の露出を高めよう
  • スマホ・タブレット・パソコンは商品単価が高いので、ボーナス時期も要注意

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリの市場規模

まずはスマホ・タブレット・パソコンカテゴリの市場規模を見てみましょう。

総務省の令和5年情報通信に関する現状報告の概要によると、2022年の世界の情報端末出荷額は92兆2,574億円となっています。スマホとPCが中心となって世界規模では年々伸びています。

一方、日本の情報端末生産額の推移は2019年には伸びたものの、それ以降は少しずつ下がってきており、2022年には9,567億円となっています。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリの生産額の推移

世界の情報端末出荷額の推移

画像引用:令和5年情報通信に関する現状報告の概要|総務省

日本の情報端末生産額の推移

画像引用:令和5年情報通信に関する現状報告の概要|総務省

スマホは国内生産のものが少なくなっていることがわかりますね。

このカテゴリは最新のものに限らず、中古品や部品なども購入されたりします。また、価格比較サイトやSNSなどで商品を調べたり、吟味したりする傾向があるので、ネット通販で購入する場合が多いといえます。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリは商品単価が高いので、お買い得なタイミングやポイントに敏感なお客様が多い印象です!

また、型番やブランド名での検索も多いことが予想されます。

アイテムマッチの年間実績からみるスマホ・タブレット・パソコンカテゴリの広告トレンド

Yahoo!ショッピングではどのような動きがあったのか、アイテムマッチの直近1年間の実績から見ていきましょう。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリのアイテムマッチによる集客がどの時期に、どのくらい伸びたのかを把握していきます。

カテゴリ全体のアイテムマッチ実績推移

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリの年間広告トレンドは以下のような動きが見られました。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリの年間広告トレンドのポイントは以下の3つです。

  1. カテゴリ全体としては3月が最もクリック数が多く、アイテムマッチ利用金額は1月・3月・9月・11月・12月が高めにでている
  2. 他のカテゴリに比べ、季節による変動はそれほどない
  3. クリック数、クリック率が高く出ている月(2・3月)は効率よく集客できている広告効果の高い月

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリ全体で見てみると、年末にかけて動きがあり、3月に山があります。

セール時期と新生活準備が重なるタイミングというのも影響していそうです。

どのスマホ・タブレット・パソコン関連商品がいつクリックされやすいのか?

次に、スマホ・タブレット・パソコンカテゴリを種類別にして、いつの時期にどんな商品のクリック率が高いのかをまとめてみました。

種類最もクリックの多い月クリックの多い期間
携帯電話携帯電話アクセサリー2月1月~4月
携帯電話本体5月
スマートウォッチ、ウェアラブル端末スマートウォッチ本体、スマートウォッチアクセサリー9月8月~9月
その他ウェアラブル端末 本体、その他ウェアラブル端末アクセサリー10月10月~12月
スマホAndroid4月
iPhone9月8月~10月
スマホ、タブレットアクセサリー、周辺機器ホールドリング、イヤホンジャック、ピアス、スマホ用デコシール、スマホ用テレビアンテナ1月1月~4月
スマホカメラレンズ、スマホスタンド、スマホ液晶保護フィルム、タブレットPCスタンド、自撮り棒、一脚、三脚2月1月~3月
タッチペン、タブレットPCケース、タブレット液晶保護フィルム4月1月~5月
スマホストラップ8月8月~9月
スマホ、タブレット充電器、スマホケース、カバー9月9月~10月
モバイルバッテリー、モバイルルーター11月10月~12月
SIMカードアクセサリー、スマホ、PC用TVチューナー、交換用バッテリー12月
タブレットPC電子書籍リーダー1月
iPad、Windowsタブレット、その他タブレットPC3月2月~3月
Androidタブレット9月8月~10月
PDA12月
デスクトップパソコンMacデスクトップ2月1月~4月
Windowsデスクトップ9月9月~11月
ワークステーション11月8月~12月
サーバー12月11月~12月
ノートパソコンChromebook、MacBook、Windowsノート3月2月~3月
ノートパソコンアクセサリー、周辺機器4月1月~4月
ディスプレイ、モニターモニターアーム2月1月~4月
ディスプレイ、モニター、モニタースタンド、液晶保護フィルム、シート(PC用)4月1月~4月
その他モニタ関連用品12月11月~12月
パソコン周辺機器PCスピーカー1月
PC映像、オーディオ関連機器、分配器、切替器1月1月~4月
Webカメラ、イヤホンマイク、ヘッドセット、スキャナー2月1月~4月
キーボード、ルーター、ネットワーク機器3月2月~3月
マウス、トラックボール4月1月~4月
UPS(無停電電源装置)8月
PCケーブル、コネクタ9月8月~10月
PC用ゲームコントローラー、その他周辺機器12月11月~12月
プロジェクター、外付けハードディスク、ドライブ12月10月~12月
PCパーツメモリー2月
内蔵型SSD・内蔵型ハードディスクドライブ3月2月~5月
CPU4月3月~4月
PCケース(自作PC用)、PC用ファン、クーラー7月6月~9月
グラフィックボード、ビデオカード8月5月~9月
マザーボード8月6月~9月
電源ユニット9月8月~9月
内蔵型光学ドライブ11月11月~12月
拡張カード、ドライブケース、その他PCパーツ12月11月~12月
ソフトウェア業務管理、会計ソフト(コード販売)2月1月~4月
セキュリティソフト(コード販売)3月2月~3月
ビジネスソフト(コード販売)4月
セキュリティソフト(パッケージ版)6月4月~6月
オペレーティングシステム(パッケージ版)8月
PCゲーム(コード販売)9月8月~10月
業務管理、会計ソフト(パッケージ版)10月8月~10月
データ、素材集ソフト(コード販売)11月10月~11月
PCゲーム(パッケージ版)、オペレーティングシステム(コード販売)、ビジネスソフト(パッケージ版)、プログラミング、開発ツール(コード販売)、ユーティリティソフト(コード販売)、ユーティリティソフト(パッケージ版)、動画、画像、音楽ソフト(パッケージ版)12月10月~12月
生活、実用ソフト(パッケージ版)、動画、画像、音楽ソフト(コード販売)12月
プリンター、複合機インクジェットプリンター、複合機、プロッター2月2月~4月
3Dプリンター12月
サーマルプリンター、その他プリンター、レーザープリンター、複合機12月10月~12月
フォトプリンター、プリンター周辺機器、アクセサリー12月
PCサプライ、アクセサリー電磁波、静電気防止グッズ1月1月~4月
パソコン用セキュリティ用品2月1月~3月
USBメモリ・メモリーカード2月・4月2月~4月、9月~10月
データホルダー・マウスパッド4月4月~6月
USBグッズ7月
USB ACアダプター8月8月~9月
USBハブ10月
プリンター用紙、コピー用紙11月10月~12月
BD、DVD、CDケース12月10月~12月
OA、電源タップ、インクカートリッジ、トナー、ケーブルホルダー、その他PCサプライ、アクセサリー、データ用メディア、パソコン掃除、OAクリーナー、メディアケース12月11月~12月

季節による変動はそれほどないのですが、年賀状や卒業シーズン、新生活準備では動きが見られるカテゴリがありました。

取扱い商材にもよりますが、2月~3月、10月~12月にクリックが多くなる傾向にあります!

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリにおすすめ施策

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリにおける市場と広告のトレンドを踏まえて、おすすめの販促施策を紹介していきます。

1年間の実績から、以下の時期が販促施策を強化するタイミングといえます。

  • 1月~3月・・・卒業、新生活準備のタイミング
  • 4月~5月・・・入学のタイミング
  • 10月~12月・・・クリスマス・ボーナス、年末年始準備

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリ全体が最も伸びる月は1月~3月、10月~12月です。この月を踏まえながら、商品によってはピンポイントで伸びる月もあることを把握しておきましょう。

早めに広告配信し、露出を高めておくと、実際の需要期に入ったタイミングで商品を見つけてもらいやすくなります。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリにおすすめ!集客対策としての「アイテムマッチ」の活用法を紹介します。

おすすめアイテムマッチ活用法

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリは高額品も多いので、ボーナスやクリスマス、セール時期の1月~3月、11月~12月が重要月です。

お客様が商品を探しに来るタイミングで、アイテムマッチを活用し、商品の露出を高めていきましょう。

ひとりでも多くのお客様に商品を見てもらえるように、以下の広告運用を行うことをおすすめします。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリ販促強化月には月次予算を上げる

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリの需要が高まる月は、特に広告配信を強化してみましょう。

特にボーナスの使い道を検討しだす、6月、11月あたりから入札商品を増やし、準備をすすめておきましょう。

12月の年賀状印刷や2月のスマホアクセサリーなど最もクリック数がある月はアイテムマッチの月次予算の上限を最大限に上げることを検討しましょう。

ここで設定した月次予算の上限金額をもとに広告配信の量が決まり、均等配信システムにより期間内で予算を使いきるように広告表示頻度を調整します。

■月次予算上限を上げるタイミング

  • クリック数の高まるシーズン
  • 広告予算が順調に消化しているとき

月次予算の設定について詳しくは以下の記事をご参照ください。
はじめてでも安心|とっても簡単!アイテムマッチの「月次予算」「日次予算」設定

入札商品を増やす(全品指定価格入札×個別入札を併用する)

たくさんのお客様を集めるためには、ひとつでも多くの商品の表示回数を増やし、クリックしてもらうことが重要です。

そのためには入札商品を増やす必要があります。

そこでアイテムマッチの効果的な入札方法として「全品指定価格入札」×「個別入札」の併用をおすすめします。

全品指定価格入札をすることで全商品の露出機会を確保できます。

特に売りたい商品、売れ筋の商品は、個別入札でさらに露出させて売上アップをはかっていきます。

全品指定価格入札の入札価格に迷う場合は、最低入札価格+10円を目安にしてください。

アイテムマッチの効果的な入札方法について詳しくは以下の記事をご参照ください。
予算5万円から始める!アイテムマッチの効果的な入札方法「全品指定価格入札」×「個別設定」を徹底解説

検索対策を強化する(ブランドコード、製品コードの設定)

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリは型番や決まったブランド名で検索される機会が多いカテゴリです。

商品情報にこれらの情報が入っていないと、お客様が検索をした際に、まず上位には表示されません。

型番がわからないと信用できず、購買率も下がってしまいます。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリはまず「ブランドコード」「製品コード」がきちんと設定されているか確認をしてください。

正確な情報が入っていると検索結果で表示されやすくなるので、なるべく入力してくださいね!

型番商品の展開について詳しくは以下の記事をご参照ください。
「新生活」商材が検索されるタイミングは?検索からあなたのストアを探しやすくするキーワード設定

広告を強化したら、購買率アップ施策も併用

広告を強化して、商品がたくさんのお客様に見てもらえるようになれば、あと一歩で売上につながります。

購入のあと一歩を後押しする、購買率アップの施策はクーポンの発行です。

他店の商品と並んだ際にクーポンの表示があれば、クリックや購買率アップにつながるので、広告との併用がおすすめです。

クーポン発行ツール「STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)」は獲得したいお客様層に絞ってクーポンを発行できるので、クーポンの無駄打ちがありません。

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
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優良顧客層(LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー)に限定したクーポンが発行できる点も魅力です。

スマホ・タブレット・パソコンを購入したいお客様は価格に敏感なので、クーポン特典は効果的です!

カテゴリ別のクーポン値引き率については以下の記事をご参照ください。
クーポンの値引き率っていくらが正解?伸びてるストアの実績からカテゴリ別の値引き率を公開

まとめ

今回は、アイテムマッチの年間実績からスマホ・タブレット・パソコンカテゴリの広告トレンドとおすすめの販促施策について説明しました。

スマホ・タブレット・パソコンカテゴリは年間を通じて、クリック数はそれほど大きく変動しませんが、細かい種類で見ていくと違いが見られます。

クリック率の高まるタイミングや活用方法を理解しておくことで、より効果的にお客様を集め、売上につなげることができるので、今回の記事を参考にしてぜひアイテムマッチをご活用ください。

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