2020年06月30日

暑中見舞いと残暑見舞い |ギフトイベントでリピート顧客をつくろう!

ギフトイベントは「お中元」「お歳暮」「クリスマス」「バレンタインデー」「母の日」「父の日」などの他にもいくつかあります。

これらのイベントに即したプロモーションを行うことは、これまでの購入者やメルマガの登録者に対して告知する理由にもなり、リピート購入のきっかけにもなります。
季節性のあるギフトイベントはもれなくプロモーション展開していきたいですね。

夏のギフトも同じ夏でも時期によっていろんな言い方で表現され、夏の期間中は日付に合わせて変化させる必要があります。

例えば、夏ギフトも時期によって次のように言い換えられます。
お中元」「暑中見舞い」「残暑見舞い
このように使い分けることで、季節イベントを長く継続させることも可能です。

今回は、暑気払いの意味も込めてよく贈られる「スイーツ」を例に暑中見舞い、残暑見舞いギフトイベントの開催、リピート顧客の獲得方法について解説していきます。

暑中見舞い、残暑見舞いの時期

夏の季節のご挨拶は時期によって言い換えられます。

  • 暑中見舞い・・・二十四節気の小暑 梅雨明けから立秋前まで 
  • 残暑見舞い・・・立秋から8月いっぱいまで

二十四節気とは
二十四節気(にじゅうしせっき)は、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。(参考:二十四節気とは|日本の暦

季節二十四節気名新暦の日付特徴
夏至(げし)6月21日頃最も昼が長く、本格的な夏の頃
小暑(しょうしょ)7月7日頃梅雨明けが近く、厚さが増す頃
大暑(たいしょ)7月23日頃梅雨が明け、最も暑い頃
立秋(りっしゅう)8月8日頃暦の上では秋。
この日以降が残暑となる

計画する際の時期や口実、挨拶の言葉のヒントにしましょう。

見た目涼やか、夏だからこそのスイーツギフト

暑さが増す季節を乗り切るために「暑気払い」の意味も込めた「スイーツ」がおすすめです。
喉ごしのつるっとしたゼリーやプリン、水羊羹などが代表的です。

スイーツのカテゴリーから夏に適したギフトアイテムをピックアップし、ポジショニングマップを作成しました。

  • ゼリー
  • アイスクリーム、ジェラート、シャーベット
  • 焼き菓子詰め合わせ
  • プリン
  • 果物ゼリー
  • 水羊羹
  • 抹茶スイーツ
  • チーズケーキ
  • ケーキ

「暑中見舞い」「残暑見舞い」を贈る相手の年齢や家族構成によって特集の並べ方や商品の訴求に変化をつけましょう。

年齢層が高く、家族が大人だけの場合は少量でもブランド価値や希少性のある品質の良いものを贈ると喜ばれるでしょう。

小さなお子様のいるご家庭では色んなものがたくさん食べられる詰め合わせが最適です。

ギフトイベントは早期開始、遅めに終了が肝心

季節性のあるイベントやギフトを贈る時期は開催時期の予測ができるイベントです。他のお店をより早めに始めるスケジュールを立てることが重要です。

また期間中には切り口を変えて3回程度のメールを送るようにしましょう

【暑中見舞、残暑見舞い販促スケジュール】

  • 早割りの実施(値引き、クーポン、その他特典)
  • カウントダウン(実況中継)
  • 遅れても大丈夫、まだ間に合う

早期に告知、施策を開始し、期間中は実況中継、カウントダウンで盛り上げ、最後は駆け込みや送り忘れにも対応できることを促します。

そうすることでイベント期間中に3回以上はメールを送る理由ができ、お客さまがストアに訪問する機会が増えます。

メールを送ってみよう

ギフトイベントを企画、スケジュールを立てたら、メールでのアプローチ行いましょう。

これまでに購入いただいたお客様との接点にもなり、リピート購入のきっかけにもなります。メールはお得な情報を定期的に送る事でお客様との継続的なお付き合いが可能です。

メールを設定していないストアは過去購入されたお客様にイベント案内メールを送りましょう。

では、実際メールを送る際にはどんな点に注意すればいいでしょうか。

メールは件名が命

件名次第でメールの開封率は大きく変わるので、件名は最も重要です。
開封される件名のために以下の点に気を付けましょう。

・件名の文字数に気を付ける
文字数が多くて件名が見切れていると意味が伝わりません。スマホでメールをチェックする場合は15文字程度であれば全て表示されます。件名の文字数は15文字程度に収まるようにするか最初の15文字に伝えたいことを盛り込みましょう。

・読者のメリットをわかりやすく伝える
具体的な読者が得られるメリットを件名の最初に入れましょう。
 【例】早割りクーポン付、〇〇日まで送料無料、メルマガ会員先行販売

・情報の鮮度の高さを訴える
今すぐ開封したくなるような、緊急性が高く新鮮な情報であることを件名で表現しましょう。
 【例】入荷速報!、限定販売開始、本日解禁

・パーソナル感を出す
今お送りしている読者のために用意した情報だということが伝えられると、自分にとって必要な情報であると認知してもらいやすくなります。
読者との関連性を示す内容を件名の最初に差し込みましょう。
 【例】〇〇様へおすすめの新着商品、〇〇をお買い上げの方限定

メールを送るタイミングに合わせて変化させていきましょう。

「暑中見舞い」「残暑見舞い」イベントメール件名例

上記を踏まえて、「暑中見舞い」「残暑見舞い」期間中に送るメールの件名を考えてみました。

・早割りの販促(6月中旬~7月上旬)
【例】
【早割クーポン付】夏のスイーツギフト10選
【早割・送料無料】暑中見舞いギフト特集
本日早割最終日!極み抹茶あんみつ限定セット

・実況中継・カウントダウン
【例】
もうお決まりですか?厳選夏スイーツ揃ってます。
まだ間に合う!「暑中見舞い」ギフト(~〇日まで)
【限定5個】ミシュラン名店の特選スイーツ入荷!

・遅れても大丈夫・自分買い
【例】
【熨斗対応あり】残暑見舞いギフト受付中!(~〇日まで)
【全品15%OFF】遅れてゴメンねキャンペーン開催中
【最大30%OFF】自分買いに最適!夏のスイーツギフト訳あり品特集

イベント開催中は同じお客様に何度か送ることを想定して、件名が被らないように注意しましょう。

メールの効果を確認する方法

メールを送ったら、その開封率についても検証してみましょう。

メールの配信結果(配信回数、配信数、開封数、開封率、クリック数、クリック率)はストアクリエイターProから確認できます。

ストアクリエイターProのトップページから→左のメニューバーの「ストアニュースレター」をクリック→「レポート」をクリック→「ストアニュースレター」をクリックすると配信実績 – ニュースレター年月別一覧が表示されます。

ストアニュースレターのレポートを確認する|ストアクリエイターPro

まとめ

季節のイベント開催のコツは「早めに始まり、遅めに終わる」です。

その効果を最大限に発揮するためにも、期間中にどんな販促を行っていくのか具体的に計画しておくことが重要です。

そうすることでメールを送る理由にもなり、お客様にリピート購入のきっかけを与えられることになります。

こちらからご案内する情報は、その人にとって有益な価値ある情報でないと継続には繋がらないので、メールの開封率もチェックして、随時検証し、改善していきましょう。

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