クーポン利用対象者を絞れば絞るほど購買率はアップ!効果もアップ!おすすめターゲットとは?
Yahoo!ショッピングでクーポンを発行する際に、唯一対象者を絞ったクーポンが発行できるのはSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)です。
一見、施策をするならより多くのお客様に向けたほうがいいような気がするかもしれません。しかし、対象者を絞り込んだほうが有効なケースも多いんです。
ネットショッピングでは販売時の接客はできませんが、クーポン特典を付与する際に対象者を絞り込み、特別感を演出することでストアに対して良い印象を持ってもらえる効果もあります。
ストアにとって有効な施策でありながら、ファンも獲得できたら一石二鳥ですよね。しかも、設定方法もとても簡単です。
今回は配信対象者を絞ったクーポンの特徴や、おすすめの方法について解説していきます。
■この記事のポイント
- 対象者を絞ってクーポンを発行すると、客単価や購買率をアップできる
- 対象者を絞ってクーポンを発行すると、優良顧客を増やすことができる
- 対象者を絞ってクーポンを発行すると、リピーターを育てることができる
目次
クーポンが利用できる人を絞れることは知っていたのですが、どんな人に絞ったらいいのか分からないし、いつも全員に向けて発行していました。
全員に向けての発行もいいのですが、それだけだとクーポンの機能を使いこなしているとは言えません。
クーポン配信対象者を絞ることによってより効果的な施策を打つことができるので、利用しないなんてもったいないですよ!
それはぜひ使ってみたいですね。でも、どんな風に対象者を絞ればいいんだろう?
配信対象者を絞りこむ方法はたくさんあるのですが、実はおすすめの方法があります。
今日はおすすめのクーポン設定方法についても公開しますね。
クーポン利用の対象者はどうする?
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)では、ストア運営者の希望に合わせてさまざまな対象者に絞ることができます。
今、どんなお客様が頭の中に浮かんでいますか?
自ストアで購入してもらっていないお客様、定期的に自ストアで購入してもらっている常連のお客様、お誕生月のお客様など、対象者を絞り込む方法はたくさんありますが、目的に合わせて対象者を決めることが大切です。
クーポン利用対象者について詳しく見ていきましょう。
クーポン利用の対象者
クーポン利用の対象者は、大きく全員か対象者を限定するかに分かれます。
それぞれ目的や得られる効果に違いがあります。自ストアの課題に合わせて使い分けましょう。
まずは、全員にクーポンを発行した場合と対象者を絞り込んでクーポンを発行した場合に得られる効果やストアの目的によってどう使い分けたらよいのかを解説していきます。
全員に発行する場合
全員にクーポンを発行した場合、言い換えると誰でも使えるクーポンだということです。
はじめてご利用されるお客様や定期的に購入される常連さん含めて幅広く集客をすることができます。
とにかく誰でも利用できるので、販売機会のとりこぼしがなくなることが特徴です。
また、ストア全体の購買率アップにもつながります。
クーポンをたくさんのお客様に使っていただくことで、最も多くクーポン利用での売上を上げることが期待できます。
全員に発行するクーポンは、とにかく今すぐ売り上げを伸ばしたい場合にオススメです。
■全員にクーポンを発行する方法
全員にクーポン発行する場合は、STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の通常キャンペーン登録を選択し、キャンペーンの目的を選ぶで「ストアからのプッシュ」、具体的な施策で「ストアからのお知らせ」を選択します。
次に配信対象者を選択します。年齢で対象者を絞れますが、全員の場合はこのままで大丈夫です。
その後はクーポンの表示回数、内容を設定して、クーポン発行します。
まだ出店したばかりや、出店したもののクーポン施策をやったことがないストア様は一度全員へのクーポン発行を試してみるのもよいですね。
Yahoo!ショッピングはたくさんのストアが出店しています。
ライバル店に負けないためにもクーポン発行すると、 クーポンバッチがついて、施策をしていることが一目瞭然です!
購入時の安心感にも一役買っているんですよ!
そんな効果もあるんですね。購入する際にどんなお店なのか判断する1つの材料にもなるんですね!
対象者を絞って発行する場合
対象を絞ったクーポンの発行は、優良顧客を増やしたい(お客様の質を上げたい)場合や、購買率の高いお客様にアプローチしたい場合、そして客単価を上げたい場合などにオススメです。
以下の例で見ていきましょう。
全てのお客様には、400円引き:200枚としていたところ、新規のお客様獲得に注力したいので以下のようにクーポンを設定しました。
クーポンの費用は一緒ですが、対象者を絞り込んで設定できると、確実に新規のお客様の獲得につなげることができます。
新規のお客様だけのクーポンを発行することで、新規顧客を確実に獲得することができますね!
また、Yahoo!ショッピングではLYPプレミアム会員やソフトバンクスマホユーザーは、お買い物をするとポイントが多くもらえる仕組みになっています。
優良顧客となる層にクーポンを発行することで、リピーターになってくれる可能性が高くなるので、ぜひ試したい配信対象者です。
また配信対象者を限定したクーポンがお客様に届くことで、お客様に自分だけ特別にサービスしてもらっていると思ってもらえたり、このストアは自分を大事にしてくれていると潜在的に感じさせる事もできます。
クーポンの費用対効果を上げるためにも、クーポン利用対象者を絞った方が良さそうですね。
そうなんです!ストアが獲得したい層だけにアプローチできたり、購買意欲の高いお客様を狙うことで購買率がさらにアップします。
では、おすすめのクーポン利用対象者を紹介してきますね!
おすすめのクーポン利用対象者ベスト3
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)ではYahoo!ショッピングでクーポンを発行する際に、唯一対象者を絞ることができます!
おすすめのクーポン利用対象者はこちらです。
- 購買率・客単価の高いお客様
- お誕生月のお客様
- 新規(未購入)のお客様
なぜおすすめなのかについて説明していきます。
1.購買率・客単価の高いお客様
Yahoo!ショッピングの中で、購買率の高く、客単価も高いお客様は以下のユーザーです。
- LYPプレミアム会員
- ソフトバンクスマホユーザー
- Yahoo!JAPANカード会員
元々Yahoo!ショッピングのヘビーユーザーだったり、通常時からポイント付与率で優遇されているため、購買率が高く、注文回数も多いお客様です。
そのため2回目を購入すると3回目も購入してもらえる可能性が高く、リピータ―につながりやすいお客様です。
■購買率・客単価の高いお客様に絞った成功事例
【クーポンの内容】
- 配信対象者:LYPプレミアム会員
- クーポン発行期間:2日間
- カテゴリ:腕時計、アクセサリー
- ストア客単価:約4,200円
- 値引き率:全品10%引き
【クーポンの効果】
STORE’s R∞経由の売上げが全体の30%を超えました。
2.お誕生月のお客様
昔から様々な業界で取り入れられている定番の方法ですが、効果が高いのでおすすめです。
お誕生日をお祝いしてもらうと誰もが嬉しいものです。それに、誕生月でのセグメントは特に自分だけ特別な気分になれるのも特徴です。
さらに誕生日には、自分へのご褒美など、財布の紐がゆるくなりがちです。
お客様へのおめでとうの気持ちを込めて、バースデークーポンを発行しましょう。
■お誕生日月のお客様に絞った成功事例
【クーポン内容】
- 配信対象者:バースデー特典
- クーポン発行期間:1カ月
- カテゴリ:ダイエット、健康
- ストア客単価:約4,000円
- 値引き率:全品10%引き
【クーポンの効果】
STORE’s R∞クーポン経由の売上が全体の50%に達しました。
3.新規(未購入)のお客様
初めて購入する時には、誰しも少し不安なもの。特に実際に商品を確かめられないネットショッピングでは、クーポンがあることで購入のハードルが下がります!
さらにインパクトのある値引額だと、商品が気になっているお客様の背中を押すことができます。
購入金額〇円以上で使えるクーポンや購入点数〇点以上で使えるクーポンなど、利用条件を設定することで、客単価のUPも目指せます。
■新規(未購入)のお客様に絞った成功事例
【クーポン内容】
- 配信対象者:新規顧客を増やしたい
- クーポン発行期間:2週間
- カテゴリ:ドリンク、お酒
- ストア客単価:約39,000円
- 値引き率:全品5%引き
【クーポンの効果】
STORE’s R∞クーポン経由の売上が全体の58%に達しました。
対象者を絞ったクーポン設定方法
クーポン発行の際に対象者を絞った設定方法は以下のとおりです。
まず、STORE’sR∞の設定画面より「通常キャンペーン登録」を選択し、キャンペーンの目的の選び方で配信対象者を絞ることができます。
キャンペーンの目的を選んで、具体的な施策の中から一つを選択します。
- 購買率・客単価の高いお客様>「オススメ」>「LYPプレミアム会員限定」「ソフトバンクスマホユーザー限定」
- お誕生月のお客様>「オススメ」>「バースデー対象者限定」
- 新規(未購入)のお客様>「オススメ」>「LYPプレミアム会員限定×未購入者」「ソフトバンクスマホユーザー限定×未購入者」
- 新規(未購入)のお客様>「新規購入を増やしたい」>「ウェルカムメッセージ」
配信対象者を選択します。
表示回数を制限する場合は回数を設定し、「クーポンを発行する」ボタンをクリックします。
クーポン発行画面でクーポンの内容を設定します。
保存した後の画面でキャンペーン名を記入して、「配信予約(クーポン発行)」ボタンをクリックして完了です。
まとめ
今回は、対象を絞ったクーポンの特徴や、おすすめの方法について解説しました。
対象者を絞り込んで、効果的にクーポン発行することで、売上だけにとどまらずストアの課題解決につながります。まずは今回ご紹介したおすすめの方法から試してみましょう。
【関連記事】
▶コストをかけるべきは新規のお客様!新規顧客獲得のためのクーポン活用法
▶優良顧客を増やしたい!リピーターを育てる方法とは?
▶Yahoo!ショッピングはこのお客様を狙え!誰に買ってもらうと効率的か考えよう
▶購買率アップに欠かせない!STORE’s R∞で“できること”徹底解説