クーポン配信期間は3パターン! それぞれの効果と設定方法
クーポンの期間設定をうまく活用して、いろんな種類のクーポンを目的に合わせて使い分けてみませんか?
クーポンの配信期間を設定することで、その期間内にクーポン利用しないといけないという理由が生まれ、結果お買い物につながりやすくなります。
お客様の心理と購買行動を考えて配信期間の違うクーポンのバリエーションを揃えておくと、いろんなお客様を獲得できるはず。
では、どんなクーポンを、どんな配信期間で設定すればいいのでしょうか?
今回はクーポン配信期間による違いと活用事例について詳しく解説していきます。
■この記事のポイント
- クーポン配信期間のパターンは「ずっと配信」「短い配信」「セール期間のみ配信」の3種類
- 配信対象者や配信期間の異なるクーポンを並行して配信することで、クーポン効果を最大化できる
- 定期的に配信したいクーポンは一括定期キャンペーンでの登録がおすすめ
タイムセールクーポンや新規のお客様限定クーポンなどいろんなクーポンを揃えて、お客様の購入機会を作っていきましょう。
目次
Yさん、タイムセールクーポンを試してみたいんですけど、どうすればいいですか?
その間は他のクーポンは発行する必要ないですよね?
タイムセールクーポンいいですね!短期的にも売上アップが期待できますね。
他のクーポンも合わせて配信は続けておきましょう。
クーポンの配信期間や内容を変えることで、ターゲットや目的を分けることができるので、効率的です。
なるほど。ではどんなクーポンをどんな配信期間で発行するべきか、教えてください!
承知しました!まずは配信期間によって、クーポンにどんな違いがあるのか、説明していきますね!
クーポンの配信期間はどんなときに、どのように設定すればいいのでしょうか?
さっそくクーポンの配信期間と内容について見ていきましょう。
クーポン配信期間のパターンは3種類
クーポンは大きく分けて以下の3パターンの配信期間が考えられます。
配信期間 | クーポンの特性 |
ずっと配信 | 継続して、定期的に配信されるクーポン |
短い配信 | イベントに合わせて1日限定などの短い期間で配信されるクーポン |
セール期間のみ配信 | 人が集まるタイミング(セール期間限定)に配信されるクーポン |
「ずっと配信」のクーポンは定番のクーポンとして常時配信されているクーポンです。
常時配信されているといっても常連さん向けではなく、新規のお客様やお誕生月のお客様など、特に獲得したいお客様やクーポンがあると購入しやすいお客様層に限定しているので、無駄打ちのないクーポン発行ができます。
「短い配信」のクーポンはタイムセールクーポンなど、短期(1~2日ぐらい)で売上を上げたい場合に効果があります。
また、5のつく日やゾロ目の日などイベントに合わせて発行することも良いでしょう。
この短い配信期間のクーポンは必要なときに個別で設定することも可能ですが、イベント時の配信を忘れないために「定期設定」もできます。
「セール期間のみ配信」のクーポンは文字通り、キャンペーンやセール期間に人が集まることを見越して配信するクーポンです。
配信スケジュールイメージ
ひと月の間にどこでクーポンの配信が発生するか以下のスケジュールを参考にしてください。
配信対象者を変え、クーポンを並行して配信することで、クーポン効果を最大化できます。
実際にどのように配信期間の違うそれぞれのクーポンを使い分けるのか、活用事例を見ていきましょう。
【ずっと配信】のクーポン例
全てのお客様にクーポンを配信する必要はないですが、クーポンがあることでお買い物をしてもらいやすいお客様にはクーポン発行をしましょう。
以下のお客様はクーポンを発行することで、ストアにとって売上以外の効果も得られます。
- 新規のお客様(未購入者)
- お誕生月のお客様
新規のお客様は一度お買い物をしてもらえれば、その後メールで直接アプローチできるようになります。
お誕生月のお客様はストアを知るきっかけや良い対応のお店という認知につながります。
これらのお客様はコストをかけてでも獲得する必要があります。継続的にクーポン配信を行い、客数を増やしていきましょう。
新規のお客様(未購入者)限定
新規のお客様に限定する場合も「一括定期キャンペーン」の登録で配信設定をすると、自動発行されるので便利です。
■新規のお客様(未購入者)限定でクーポン発行する方法
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のキャンペーン登録で「一括定期キャンペーン登録」を選択します。
キャンペーンの選択で下の図にあるように、「未購入」とかかれたキャンペーンのうち自分のストアに合ったキャンペーンを選択して、クーポン設定を行います。
- 未購入離脱者プッシュ施策・・・ストアに訪問したことはあるものの購入したことのないお客様
- ソフトバンクスマホユーザー×未購入・・・ソフトバンクスマホユーザーで未購入のお客様
- LYPプレミアム会員×未購入・・・LYPプレミアム会員で未購入のお客様
単なる新規のお客様ではなく、新規のお客様の中でも売上効果の高いお客様を選出してくれます。
お誕生月のお客様限定
お誕生月のお客様限定にクーポン発行する場合は、STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の一括定期キャンペーンがおすすめです。
一括定期キャンペーンでバースデークーポンを発行し、割引条件をクリアしていると、Yahoo!ショッピングのバースデー特設ページで自分たちのストアが掲載されるチャンスがあります!
■お誕生月のお客様限定でクーポン発行する方法
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のキャンペーン登録で「一括定期キャンペーン登録」を選択します。
キャンペーンの選択で「バースデー」と書かれているキャンペーンを選択します。
バースデークーポンについて詳しくは以下の記事もご参照ください。
▶バースデー期間が狙い目!一括定期キャンペーンおすすめ利用法
【短い配信】のクーポン例
短い配信のクーポンはYahoo!ショッピング主催のイベント日に合わせた単発のクーポンです。
このクーポンのメリットは、短期的に売上を上げられる、イベントと連動でできるので集客が期待できるという点です。
■短い配信のクーポン例
- タイムセールクーポン
- イベント(5のつく日、ゾロ目の日)に合わせたクーポン
それぞれのクーポンの詳しく説明します。
イベント(5のつく日、ゾロ目の日)に合わせたクーポン
Yahoo!ショッピングでお客様が集まるイベント日と言えば、5のつく日、ゾロ目の日でしょう。
毎月あるこれらイベント日を見逃すわけにはいきません。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の「一括定期キャンペーン」をすると配信忘れの心配がありません。
■一括定期キャンペーンの設定方法
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のキャンペーン登録で「一括定期キャンペーン登録」を選択します。
キャンペーンの選択では、効果の高い順でキャンペーンが並んでいます。
その中から「5のつく日&ゾロ目の日×〇〇」というキャンペーンにチェックを入れます。
キャンペーンごとにクーポン設定を行います。
配信の開始日と終了日を選択して「この条件を設定する」ボタンをクリックします。
【セール期間のみ配信】のクーポン例
普段クーポン発行をしないストア様も、セール期間のようにお客様が集まることを見越して、クーポンを設定することもあるでしょう。
その際には全員にクーポンを配信しても良いでしょう。
セール期間(超PayPay祭、お盆、年末)のみ配信する方法
クーポンをセール期間中に全員に配信する場合は、STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のキャンペーンの登録から「通常キャンペーンの登録」を選択します。
キャンペーンの目的で「ストアからのプッシュ」、具体的な施策で「ストアからのお知らせ」を選択します。
配信対象者を選択で、年齢の条件を変更することができます。
利用期間をセール期間中に設定してください。
これでセール期間中に使えるクーポンが発行できます。
まとめ
今回はクーポンの配信期間の違いでどんな違いが出せるか、どのように設定するかを詳しく紹介しました。
集客力のあるイベントや獲得したいお客様にだけ絞り込みができるのがSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利点です。
定期キャンペーンで設定すると自動でクーポン発行されるので、クーポン発行忘れによる機会損失も防げます。
タイムセールや定番で配信するようなクーポンを上手に組み合わせて、売上を最大化していきましょう。
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