競合に差をつけるクーポン術!2月の購買率アップ施策【STORE’s R∞実績付き】
皆さん、2025年のスタートはいかがでしたか?
2月はバレンタインや3月のホワイトデー、卒園・卒業式などのイベント準備があり、たくさんのお客さまが商品を探しにYahoo!ショッピングに訪れます。
1月からの勢いを止めないためには、お客さまをしっかり集めながら、購買率アップの対策が重要です。
他店に負けないように自分たちのお店へお客さまを誘導するためにも、クーポンを活用していきましょう。
そこで今回は、直近の2024年12月実績と2024度2月実績を確認し、2025年2月のクーポン施策に活かせる情報を紹介していきます!
- 2月はバレンタイン、ホワイトデー、卒園・卒業準備など購買意欲の高い季節イベントが盛り沢山
- 「目的買い」は検索からの購入が多い。検索結果ページでのクーポン表示は他店との差別化になる
- LYPプレミアム会員へのクーポン発行でさらに効果的に購買率をアップさせよう
目次
2024年12月クーポン施策実績
直近の2024年12月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による『表示回数とクリック率の推移』を見てみましょう。
12月は超PayPay祭が12月2日~22日まで開催されており、最終2日間(21日・22日)は「おトク期間」でした。
購買率とクーポン取扱い額は「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に高くなっています。
注文者数は、平常時と比べ「5のつく日」は3.04倍、クーポン取扱額は3.09倍にもなります。「日曜日」の注文者数は3.72倍、クーポン取扱額は4.66倍になっています。
「おトク期間」の注文者数は、平常時と比べて7.2倍、クーポン取扱額は8.89倍と売上が集中していることがわかります。
次に『クーポン取扱額とCVR(購買率)の推移』『平常時とイベント日客単価、注文者数、クーポン取扱額比』を見てみると、「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に表示回数、購買率が伸びています。
特に「おトク期間」は表示回数、購買率が突出しており、商品がかなり見られ、購入されていたことがわかります。
クリック率は高めに推移しており、平日の表示回数も一定数あることから、お客さまは平日にも商品を見に来ていることがわかります。

2024年12月の傾向は以下の3つです。
- 表示回数は「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に伸びている
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている - 購買率、クーポン取扱高は「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に突出している
→お買い物の決定はお得な日に集中する傾向がある
※STORE’s R∞とは
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)は、特定のターゲット層に絞ってクーポンを発行することが可能です。簡単3ステップで運用でき、クーポン配信結果もわかりやすい分析レポートで確認できます。
詳しくは「STORE’s R∞詳細」をご覧ください。
配信振り返りポイント
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)全体の実績と比較して、自ストアの配信結果はどうだったでしょうか?
以下のチェック項目を元に、配信結果を振り返ってみてください。
チェック項目 | ☑ |
「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」にクーポンを発行していたか? | ☐ |
超PayPay祭期間中にも常時使えるクーポンを発行していたか? | ☐ |
自ストアの購買率は伸びたのか? | ☐ |
自ストア購買率は同じような流れになっていたか?(「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」は平常時と比べ同じように増えていたか) | ☐ |
自ストアの表示回数は同じような流れになっていたか?(平常時も見られていたかどうか) | ☐ |
自ストアの客単価、注文者数、クーポン経由売上は伸びたのか? | ☐ |
クーポン施策によって購買率はアップしてましたでしょうか?
次に、昨年2月のクーポン施策を振り返りましょう!
2024年2月のクーポン施策振り返り
2024年2月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。
2024年2月の傾向は以下の3つです。
- クリック数、購買率は「5のつく日」「日曜日」に伸びている
- 日曜日以外の平日も購買率はそれほど低くない(5のつく日の曜日は影響を受けるが平日も購入はされていそう)
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている
直近の傾向と合わせると「5のつく日」「日曜日」、特にどちらも重なる日(5のつく日曜日)が要注意ですね!
2025年2月の傾向
2月は正月明けのセールも落ち着き、衝動的なお買い物は減る傾向にあります。
2月は前半はバレンタイン、受験対策、中旬以降はひな祭り、ホワイトデー、卒園・卒業式の需要が高まります。
また、今年はインフルエンザが猛威をふるっているので、対策アイテムも要注意です。
この時期に検索されるアイテムの準備と露出、購買率アップ対策を強化しておきましょう。
購買率アップのタイミング
2025年2月の販促イベントと季節イベントから傾向と対策を確認しておきましょう。
以下の日は特にお客さまが集まるので注意しておきましょう。
■2月の「お客さまが特に集まる日」
- 5のつく日:2月5日(水)、2月15日(土)、2月25日(火)
- 日曜日:2月2日、2月9日、2月16日、2月23日
- ゾロ目の日:2月11日(火)、2月22日(土)
バレンタイン需要は1月下旬から2月9日あたりまでがピークとなりそうなので、その期間は平日もクーポンを発行しておくことをおすすめします。
2025年2月の対策
2月にYahoo!ショッピングに来るお客さまの多くは「目的買い」のお客さまが多いといえます。
2月、3月がメインとなるイベントに向けて必要なものを買いたいという流れになるからです。
「目的買い」のお客さまは検索結果ページからの購入が多いので、他の商品と並んだ際にクーポンがついていると、購入の後押しになりますよね。
■クーポンの掲載箇所
目的買いとは何のために購入したいかという目的がはっきりしている商品のことです。
お客さまは「バレンタイン 2025」「ホワイトデー おすすめ」「卒園式 スーツ 40代女性」といったように検索し、そこから気になる商品をクリックして、購入に至ることが多いです!
そんな時にクーポンがあるとクリックされやすくなりますよ。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)はでクーポンを発行すると、対象者を絞ったり、商品を絞ったり、利用期間や条件も限定したりできます。
2月は売上が落ち込みやすいので、幅広く集客するためのクーポンや「目的買い」にあった値引き額のクーポンをいくつか用意して、購買意欲を引き出しましょう!
購買率アップ対策には以下のクーポンがおすすめです。
※クリックすると具体的な方法を説明した項目に移動します
- 幅広く集客するために、新規のお客さま限定クーポンを発行する
(例:初めて購入のお客さまのみ300円引きクーポン) - 季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
(例:バレンタイン対象商品限定 10%OFFクーポン) - LYPプレミアム会員獲得のために、セール日に限定クーポンを発行する
(例:5のつく日、日曜日はLYPプレミアム会員限定 100円引きクーポン)
新規のお客さまや売りたい商品の値引きを少し大きくするなど、調整してみてください。
■値引きの目安
値引きの目安は平均単価の5%~10%です。
クーポンの値引き設定について、値引き額がいいのか、値引き率が良いのか迷う場合は以下の記事を参考にしてください。
▶クーポンの値引き率っていくらが正解?伸びてるストアの実績からカテゴリー別の値引き率を公開
▶『●×円引きクーポン』と『▲▼%オフクーポン』どっちを発行する?値引き金額はどうする?ークーポン金額のお悩み解消編ー
幅広く集客するために、新規のお客さま限定クーポンを発行する
2月は売上が落ち込みやすので、幅広くお客さまを獲得するためにも、新規のお客さま限定でクーポンを発行してみましょう。
新規のお客さまにお買いものしてもらえれば、その後メール配信ができたり、フォロー次第でリピーターになる可能性が高まります。
■新規のお客さまにクーポンを発行する方法
新規のお客さまにクーポン発行する場合は、STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の通常キャンペーンの登録を選択し、キャンペーンの目的の「新規購入者を増やしたい」から「ウェルカムメッセージ」を選びます。
購入したことのないストアでお買い物する場合は、魅力的な値引き額のクーポンがあるとクリックしたくなりますよね♪
季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
2月・3月は「バレンタイン」「ホワイトデー」「ひな祭り」「卒園・卒業」などギフトイベントが続きます。
対象商品に商品限定クーポンを発行してアピールしましょう。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の商品タグ指定機能を使えば、対象商品のみにクーポンを発行できます。(例:バレンタイン限定300円クーポン・セール商品対象クーポン)
対象商品などまとめて一斉に売り出したい場合に、それらの商品を商品タグを活用してグループ化する方法です。

例えば、バレンタイン関連商品やセールで売り切りたい複数商品に商品タグを入力しておき、クーポン発行時に商品タグを指定しておくと、以下のように指定した商品のみにクーポンが発行されます。

商品タグを使って商品を絞り込んだ検索結果ページの作成も可能です。
例えば、「バレンタインギフトおすすめ商品」などにitem001、item002というような商品タグを設定しておくと、その商品タグを利用して、バレンタインギフトおすすめ商品ページ・初売りセール(全商品クーポン付き)ページが作れます。
商品タグを一括で登録もできます。複数の商品に商品タグを一括で設定する方法は以下の記事を参考にしてください。
商品タグ指定機能を利用したクーポンについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶STORE’s R∞に「商品タグ」指定機能が追加!在庫処分も売上アップも叶えるクーポン術
クーポンを発行したくない商品は商品タグをつけないでおくと、その商品を省いてクーポンを発行することもできるということです。
LYPプレミアム会員獲得のために、セール日に限定クーポンを発行する
購買率を効果的に高めるためには、購買率の高いお客さまを狙って特別なクーポンを発行することをおすすめします。
LYPプレミアム会員は、お買い物特典も多いため、購買率の高いお客さまと言えます。購買率の高いお客さまを獲得しておくと、後々リピーターになってくれる可能性も高まります。
特に「5のつく日」「日曜日」といったセール日は購買率の高い日でもあるので、クーポンを発行しておくとさらに効果的です。
■LYPプレミアム会員限定クーポン発行方法(一括定期キャンペーン)
一括定期キャンペーンでクーポンを設定すると、Yahoo!ショッピングの定番イベントである「5のつく日」「日曜日」「ゾロ目の日」に、購買率の高いLYPプレミアム会員限定で自動発行されます。
そのため、クーポン発行忘れによる売上の機会損失が防げます。
一括定期キャンペーンはSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の右メニューにある「キャンペーン登録」の「一括定期キャンペーン登録」を選択します。
キャンペーンの選択から「LYPプレミアム会員限定×5の付く日/ぞろ目の日/日曜日」にチェックを入れます。
一括定期キャンペーンの設定について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶効果の高いおすすめクーポン施策はコレ|一括定期キャンペーンを設定してみよう
LYPプレミアム会員を狙えば、より効率よく購買率アップが期待できますよ!
まとめ
今回は2025年2月の購買率アップ対策について、これまでの実績とともに紹介しました。
お客さまが買いたい商品を見つけたときにクーポンがあると、集客にもつながり、購買率アップにもつながります。
2月は売上アップが厳しい月とも言われますが、ストアに訪問したお客さまに購入してもらえる率が増えれば、売上はしっかり確保できます。
まだSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)を利用したことのないストア様はこの機会にぜひご利用くださいね。
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