実績から読み解く!2月の購買率をアップする施策とは?【STORE’s R∞】
皆さん、2023年のスタートはいかがでしたか?
2月はバレンタインやホワイトデー、卒園・卒業式などのイベントがあり、たくさんのお客様が商品を探しにYahoo!ショッピングに訪れます。
1月からの勢いを止めないためには、お客様をしっかり集めながら、購買率アップの対策が重要です。
自分たちのお店にお客様を誘導するためにも、クーポンを活用していきましょう。
そこで今回は、直近の2022年12月実績と2022度2月実績から、2023年2月のクーポン施策に活かせる情報を紹介していきます!
■この記事のポイント
- 2月はバレンタイン、ホワイトデー、卒園・卒業準備など購買意欲の高い季節イベントが盛り沢山
- 「目的買い」は検索からの購入が多い。検索結果ページでのクーポン表示は他店との差別化になる
- 優良顧客層へのクーポン発行でさらに効果的に購買率をアップさせよう
目次
2022年12月クーポン施策実績
まずは直近の2022年12月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。
12月は12月3日~18日まで「年末大感謝祭」が開催されました。
「5のつく日」「日曜日」「年末大感謝祭最終2日間」にクリック数・購買率がアップしています。
クリック率は曜日やキャンペーンの影響はありませんでした。平日も日曜日もYahoo!ショッピングに来るお客様は一定の割合で何かしらの商品を見ていることがわかります。
2022年12月の傾向は以下の3つです。
- クリック数、購買率は「5のつく日」「日曜日」「年末大感謝祭最終2日間」に伸びている
- 日曜日以外の平日も購買率はそれほど低くない(5のつく日の曜日は影響を受けるが平日も購入はされていそう)
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている
「5のつく日」はクリック数も購買率も高く出ているので、販促に注力すべき日と言えますね!
2022年2月のクーポン施策振り返り
2022年2月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。
2022年2月は2月14日から超PayPay祭が始まっていました。
2022年2月も「日曜日」「5のつく日」に集客・購買率とも大きく伸びています。直近の実績と異なり、まだ日曜日にクリック数が集中していた頃です。
2022年2月の傾向は以下の3つです。
- クリック数は日曜日と前日の土曜日に伸びる傾向がある(超PayPay祭期間は特に日曜日)
- 購買率は、日曜日に大きな山がやってくる
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
超PayPay祭前は土曜日と日曜日にかけてクリック数が高くなり、お客様が集まっていることがわかります。超PayPay祭期間中は圧倒的に日曜日にお客様が集まっています。
クリック率は曜日やキャンペーンの影響はありません。平日も日曜日もYahoo!ショッピングに来るお客様は一定の割合で何かしらの商品を見ていることがわかります。
現在では日曜日以外にもお客様はクリックし、商品を購入しているという点に注意して、販促を行いましょう!
2023年2月の傾向と対策
2023年2月の販促イベントと季節イベントから傾向と対策を確認しておきましょう。
以下の日は特にお客様が集まるので注意しておきましょう。
- 5のつく日:2月5日(日)、2月15日(水)、2月25日(土)
販促・季節イベント
販促・季節イベントは以下のとおりです。各イベントの対象記事へのリンクを貼っていますので、特集ページづくりの参考にしてみてください。
・節分
・バレンタインデー
・花粉症対策
・受験生応援
・ひな祭り
・ホワイトデー
・春のお彼岸
・卒業・卒園式
・新生活
・防災用品
・紫外線対策
2月は前半はバレンタイン、中旬以降はひな祭り、ホワイトデー、卒園・卒業式の需要が高まります。お客様の求めている商品を集めて、商品をしっかり露出し、ストアに集客しましょう。
2023年2月の対策
2月にYahoo!ショッピングに来るお客様の多くは「目的買い」のお客様が多いといえます。
2月、3月がメインとなるイベントに向けて必要なものを買いたいという流れになるからです。
「目的買い」のお客様は検索結果ページからの購入が多いので、他の商品と並んだ際にクーポンがついていると、購入の後押しになりますよね。
目的買いとは何のために購入したいかという目的がはっきりしている商品のことです。
お客様は「バレンタイン 2023」「ホワイトデー おすすめ」「卒園式 スーツ 40代女性」といったように検索し、そこから気になる商品をクリックして、購入に至ることが多いです!
そんな時にクーポンがあるとクリックされやすくなりますよ。
購買率アップ対策には以下のクーポンがおすすめです。
- 季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
- 優良顧客層(Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo!JAPANカード会員)限定で特別なクーポンを発行する
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)は対象者を絞ったり、商品を絞ったり、利用期間や条件も限定したりできます。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
※STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
※オプション設定がまだの方はこちら
※PRオプションについてはこちら
※プロモーションパッケージについてはこちら
アイテムマッチと組み合わせて露出を高めることで、さらにクーポンの効果を発揮できます。
季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
2月・3月は「バレンタイン」「ホワイトデー」「ひな祭り」「卒園・卒業」などギフトイベントが続きます。
対象商品に商品限定クーポンを発行してアピールしましょう。
STORE’s R∞の商品タグ指定機能を使えば、対象商品のみにクーポンを発行できます。(例:バレンタイン限定300円クーポン・セール商品対象クーポン)
対象商品などまとめて一斉に売り出したい場合に、それらの商品を商品タグを活用してグループ化する方法です。

例えば、バレンタイン関連商品やセールで売り切りたい複数商品に商品タグを入力しておき、クーポン発行時に商品タグを指定しておくと、以下のように指定した商品のみにクーポンが発行されます。

商品タグを使って商品を絞り込んだ検索結果ページの作成も可能です。
例えば、「バレンタインギフトおすすめ商品」などにitem001、item002というような商品タグを設定しておくと、その商品タグを利用して、バレンタインギフトおすすめ商品ページ・初売りセール(全商品クーポン付き)ページが作れます。
商品タグを一括で登録もできます。複数の商品に商品タグを一括で設定する方法は以下の記事を参考にしてください。
商品タグ指定機能を利用したクーポンについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶STORE’s R∞に「商品タグ」指定機能が追加!在庫処分も売上アップも叶えるクーポン術
クーポンを発行したくない商品は商品タグをつけないでおくと、その商品を省いてクーポンを発行することもできるということです。
優良顧客層限定で特別なクーポンを発行する
購買率を効果的に高めるためには、購買率の高いお客様を狙って特別なクーポンを発行することをおすすめします。
Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo!JAPANカード会員といった優良顧客層は、お買い物特典も多いため、購買率の高いお客様と言えます。
購買率の高いお客様を獲得しておくと、後々リピーターになってくれる可能性も高まるからです。
■おすすめクーポン発行例
- 優良顧客層(Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo! JAPANカード会員)は300円引き
- 一括定期キャンペーン(5のつく日×優良顧客層)
STORE’s R∞では上記のお客様に合わせたクーポンがそれぞれ発行できます。
■値引きの目安
値引きの目安は平均単価の5%~10%です。
クーポンの値引き設定について、値引き額がいいのか、値引き率が良いのか迷う場合は以下の記事を参考にしてください。
▶クーポンの値引き率っていくらが正解?伸びてるストアの実績からカテゴリー別の値引き率を公開
▶『●×円引きクーポン』と『▲▼%オフクーポン』どっちを発行する?値引き金額はどうする?ークーポン金額のお悩み解消編ー
STORE’s R∞で通常キャンペーンの登録を選択し、キャンペーンの目的の「オススメ」から「Yahoo!プレミアム会員限定」「ソフトバンクスマホユーザー限定」「Yahoo!JAPANカード会員限定」のそれぞれ選んで設定します。
クーポン発行の対象者について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶クーポン利用対象者を絞れば絞るほど購買率はアップ!効果もアップ!おすすめターゲットとは?
「5のつく日」はクリック数も購買率も高くなる日なので、「5のつく日」に特化して優良顧客層にクーポンを自動発行する機能(一括定期キャンペーン)もあります。
■一括定期キャンペーン設定方法
一括定期キャンペーンはSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の右メニューにある「キャンペーン登録」の「一括定期キャンペーン登録」を選択します。
キャンペーンの選択で成果の高い順に一括定期で登録できるキャンペーンが並んでいるので、優良顧客層(Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo! JAPANカード会員)×5の付く日/ぞろ目の日/日曜日にチェックを入れます。(最初は全部にチェックが入っています)
一括定期キャンペーンの設定について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶効果の高いおすすめクーポン施策はコレ|一括定期キャンペーンを設定してみよう
優良顧客層を狙えば、より効率よく購買率アップが期待できますよ!
まとめ
今回は2023年2月の購買率アップ対策について、これまでの実績とともに紹介しました。
お客様が買いたい商品を見つけたときにクーポンがあると、集客にもつながり、購買率アップにもつながります。
2月は売上アップが厳しい月とも言われますが、ストアに訪問したお客様に購入してもらえる率が増えれば、売上はしっかり確保できます。
まだSTORE’s R∞を利用したことのないストア様はこの機会にぜひご利用くださいね。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
※STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
※オプション設定がまだの方はこちら
※PRオプションについてはこちら
※プロモーションパッケージについてはこちら
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