露出強化と差別化が鍵!10月の購買率アップ施策【STORE’s R∞実績付き】
10月は秋物やハロウィン関連の動きが本格化するタイミングです。また七五三や冬物準備をはじめる方もいるでしょう。
特に大きな販促イベントは予定されていませんが、Yahoo!ショッピングでは9月に開催されたヤフービッグボーナスでポイントを得たお客様の来店が予想されます!
10月の売上を伸ばすためには、この時期に来店されるお客様は何を求めているのか、どのようにしたらお買い物をしてくれるのかを考えて、購買率を上げていく施策を打つことが重要です。
そこで今回は、直近の2023年8月実績と2022度10月実績から、2023年10月の購買率アップにつながるクーポン施策の情報を紹介していきます。
■この記事のポイント
- 10月は大型販促イベントはないが、ポイントを得たお客様の来店が期待できる
- 売上アップのためには購買率アップの施策が重要
- 検索結果の差別化にクーポン表示は効果的
- STORE’s R∞であればお客様に合わせたいろんなクーポン発行が可能
目次
まずは直近の実績から、どのような実績と傾向を解説します!
2023年8月クーポン施策実績
直近の2023年8月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。
お盆休みがあった8月ですが、「5のつく日」はクリック数も購買率も大きく伸びています。
特にお盆前とお盆明けの「5のつく日」は特に伸びる傾向にあります。
また、8月24日からヤフービッグボーナスが始まっているので、「5のつく日」でなくても購買率は高めを維持しています。
2023年8月の傾向は以下の4つです。
- クリック数は「5のつく日」に集中している
- 購買率は「5のつく日」に大きな山がやってきている
- ヤフービッグボーナス開催以降は購買率は高めに推移している
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている
8月はお盆休みに入る前とお盆明けの「5のつく日」は特に伸びますが、今年は24日からヤフービッグボーナスもはじまっているので、25日も集客、購買率とも好調です!
次は、昨年の10月について解説します。
2022年10月のクーポン施策振り返り
昨年10月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。
10月はYahoo!ショッピングの統合・リニューアルがあり、10月12日より日曜だけでなく毎日がお得になるキャンペーンが開始されました。
「5のつく日」「日曜日」に購買率がアップしています。キャンペーンの影響で、集客をあらわすクリック数は10月12日以降、日曜の伸びが緩やかになっていることがわかります。
クリック率は曜日やキャンペーンの影響はありませんでした。平日も日曜日もYahoo!ショッピングに来るお客様は一定の割合で何かしらの商品を見ていることがわかります。
2022年10月の傾向は以下の3つです。
- クリック数、購買率は「5のつく日」「日曜日」に伸びている
- 新たなキャンペーンの開始により、日曜日以外の平日の購買率も伸びそう
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている
昨年の10月から毎日お得なキャンペーンがスタートし、お客様の購買行動も変化した結果、日曜日以外の日も売れるようになってきました!
2023年10月の傾向と対策
2023年10月の販促イベントと季節イベントから傾向と対策を確認しておきましょう。
以下の日は特にお客様が集まるので注意してください。
■10月のお買い物がお得な日
- 5のつく日:10月5日(木)、10月15日(日)、10月25日(水)
- ゾロ目の日:10月11日(水)、10月22日(日)
- 買う買うサンデー:10月1日(日)、10月8日(日)
ゾロ目の日にはクーポン争奪戦があり、買う買うサンデーでは15,000円以上の注文(複数注文可)で5%のポイントが付与されます。
「5のつく日」「ゾロ目の日」「買う買うサンデー」など全員を対象としたキャンペーンが開催される日を把握しておきましょう。
季節イベント
10月はハロウィンや七五三、冬物準備の需要が見込めそうです。
ハロウィンや七五三は特に検索からの流入が多いイベントです。他店に負けないよう施策が必要です。
いかに商品の露出を高め、商品ページをクリックしてもらうかが重要ですね!
他店と差別化するためにもクーポンをうまく活用しましょう。
2023年10月の対策
秋物・ハロウィン・七五三など、検索結果ページからの流入が売上アップの鍵になります。
クーポンがあることで他店の商品と並んだ際に差別化になるので、10月は目的に応じていろんなクーポンを発行してみましょう。
購買率アップ対策には以下のクーポンがおすすめです。
- 新規のお客様獲得のために、未購入者限定でクーポンを発行する
- 5のつく日やお買い物がお得な日には優良顧客層限定で特別なクーポンを発行する
- ハロウィンや七五三など季節需要の高い商品に限定してクーポンを発行する
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)は対象者を絞ったり、商品を絞ったり、利用期間や条件も限定したりできます。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
※STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
※オプション設定がまだの方はこちら
※PRオプションについてはこちら
※プロモーションパッケージについてはこちら
新規のお客様獲得のために、未購入者限定でクーポンを発行する
キャンペーンで多くのお客様が集まるので、自分たちのストアを知ってもらうためにも、新規のお客様を獲得するためにも、未購入者限定でクーポンを発行してみましょう。
新規のお客様全体を対象者にしてクーポン発行がおすすめです。
■未購入者限定クーポン発行方法
通常キャンペーンの登録を選択し、キャンペーンの目的の「新規購入者を増やしたい」から「ウェルカムメッセージ」を選びます。
新規のお客様獲得のためには、アイテムマッチとの併用がおすすめです。
広告とクーポンを併用した施策について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶売上アップの近道は「訪問客数」と「購買率」!広告×クーポンおすすめ施策はコレ
5のつく日、お買い物がお得な日には優良顧客層限定で特別なクーポンを発行する
「5のつく日」はお得な日であることが浸透しているので、購買率がアップするタイミングです。また「ゾロ目の日」や「買う買うサンデー」の日もお買い物がお得な日なので、集客が期待できる日です。
このタイミングでさらに購買率の高いお客様を狙って特別なクーポンを発行すれば、効果的に購買率がアップし、売上を伸ばしやすくなります。
優良顧客層(Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザーなど)はお買い物特典が多いので特に購買率の高いお客様です!
■おすすめクーポン発行例
- 優良顧客層(Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザーなど)は500円引き
STORE’s R∞では上記のお客様に合わせたクーポンがそれぞれ発行できます。
■値引きの目安
値引きの目安は平均単価の5%~10%です。
クーポンの値引き設定について、値引き額がいいのか、値引き率が良いのか迷う場合は以下の記事を参考にしてください。
▶クーポンの値引き率っていくらが正解?伸びてるストアの実績からカテゴリー別の値引き率を公開
▶『●×円引きクーポン』と『▲▼%オフクーポン』どっちを発行する?値引き金額はどうする?ークーポン金額のお悩み解消編ー
STORE’s R∞の一括定期キャンペーンで優良顧客層と呼ばれるYahoo!ショッピングでも購入特典の多いお客様(Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザーなど)×「5の付く日/ゾロ目の日/日曜日」のキャンペーンを選べば、優良顧客層に限定してクーポンを自動発行してくれます。

一括定期キャンペーンならクーポン発行を忘れることによる機会損失を防ぐことができます。
一括定期キャンペーンについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶効果の高いおすすめクーポン施策はコレ|一括定期キャンペーンを設定してみよう
ハロウィンや七五三など季節需要の高い商品に限定してクーポンを発行する
ハロウィンは10月31日、七五三は11月15日なので、10月に入ると関連商品を探しにお客様がYahoo!ショッピングに集まります。
購買率を上げるためにも、こういった季節需要の高い商品を対象にクーポンを発行すると購入の後押しにもなり、購買率アップにつながります。
STORE’s R∞の商品タグ指定機能を使えば、アピールしたい対象商品のみにクーポンを発行できます。(例:ハロウィン、七五三商品限定500円クーポン)
対象商品などまとめて一斉に売り出したい場合に、それらの商品を商品タグを活用してグループ化する方法です。

例えば、ハロウィンや七五三でよく購入される複数商品に商品タグを入力しておき、クーポン発行時に商品タグを指定しておくと、以下のように指定した商品のみにクーポンが発行されます。

商品タグを一括で登録することもできます。複数の商品に商品タグを一括で設定する方法は以下の記事を参考にしてください。
商品タグ指定機能を利用したクーポンについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶STORE’s R∞に「商品タグ」指定機能が追加!在庫処分も売上アップも叶えるクーポン術
商品タグを使って商品を絞り込んだ検索結果ページの作成も可能です。
例えば、「ハロウィンおすすめ商品」にitem001というような商品タグを設定しておくと、その商品タグを利用して、ハロウィンおすすめ商品ページが作れますよ。
まとめ
今回は10月の売上を伸ばすために購買率アップ対策として何ができるか、これまでの実績とともに紹介しました。
大型販促イベントのない月こそクーポンをうまく活用して購買率を上げていきましょう。
まだSTORE’s R∞を利用したことのないストア様はこの機会にぜひご利用ください。

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
※STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
※オプション設定がまだの方はこちら
※PRオプションについてはこちら
※プロモーションパッケージについてはこちら
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▶STORE’s R∞に「商品タグ」指定機能が追加!在庫処分も売上アップも叶えるクーポン術