初売りからバレンタインまで、クーポンをうまく使い分けよう!1月の購買率アップ施策【STORE’s R∞実績付き】
1月は初売りセールの勢いにのって、しっかり売上を上げていきましょう。
Yahoo!ショッピングの数ある商品の中から、自分たちの商品を選んで購入してもらうためにも、お年玉クーポンの発行が有効です。
より効率よく、購買率をアップするためには、どのようなことに気をつけてクーポンを発行すればいいでしょうか?
そこで今回は、直近の2024年11月実績と2024年1月実績から、2025年1月のクーポン施策に活かせる情報を紹介していきます!
2025年を景気よくスタートさせていきましょう。
- 1月は初売りセールやバレンタイン、節分準備など購買意欲の高い季節イベントは盛り沢山
- 目的買いされる商品にクーポンがあると他店との差別化になり、集客にも効果がある
- 初売り・お年玉クーポンでセールムードを出し、既存顧客にもアプローチしよう
- LYPプレミアム会員獲得のためには、特典の多い日に限定クーポン発行が効果的
目次
2024年11月クーポン施策実績
直近の2024年11月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による『表示回数とクリック率の推移』『クーポン取扱額とCVR(購買率)の推移』『平常時とイベント日客単価、注文者数、クーポン取扱額比』を見てみましょう。
11月はヤフービッグボーナスが11月1日~17日まで開催されていました。最終2日間(16日・17日)は「おトク期間」になっています。

「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に表示回数が伸びています。特に「おトク期間」は表示回数が突出しており、商品がかなり見られていたことがわかります。
クリック率は高めに推移しており、平日の表示回数も一定数あることから、お客さまは平日にも商品を見に来ていることがわかります。
購買率とクーポン取扱い額は「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に高くなっています。
注文者数は、平常時と比べ「5のつく日」は2.7倍、クーポン取扱額は2.54倍にもなります。「日曜日」もほぼ同等に高くなっています。
「おトク期間」の注文者数は、平常時と比べて5.53倍、クーポン取扱額は7.35倍と売上が集中していることがわかります。
表示回数やクリック率から、お客さまは平日にも商品を見に来ているものの、購買率やクーポン取扱額から、実際のお買い物は「5のつく日」や「日曜日」「おトク期間」に多くなっています。
2024年11月の傾向は以下の3つです。
- 表示回数は「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に伸びている
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている - 購買率、クーポン取扱高は「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」に突出している
→お買い物の決定はお得な日に集中する傾向がある
平日も商品を探しつつ、お買い物はおトクな日に多くなる傾向ですね!
配信振り返りポイント
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)全体の実績と比較して、自ストアの配信結果はどうだったでしょうか?
以下のチェック項目を元に、配信結果を振り返ってみてください。
チェック項目 | ☑ |
「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」にクーポンを発行していたか? | ☐ |
ヤフービッグボーナス期間中にも常時使えるクーポンを発行していたか? | ☐ |
自ストアの購買率は伸びたのか? | ☐ |
自ストア購買率は同じような流れになっていたか?(「5のつく日」「日曜日」「おトク期間」は平常時と比べ同じように増えていたか) | ☐ |
自ストアの表示回数は同じような流れになっていたか?(平常時も見られていたかどうか) | ☐ |
自ストアの客単価、注文者数、クーポン経由売上は伸びたのか? | ☐ |
クーポン施策によって購買率はアップしてましたでしょうか?
次に、昨年1月のクーポン施策を振り返りましょう!
2024年1月のクーポン施策振り返り
2024年1月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。
「5のつく日」「日曜日」にクリック数・購買率がアップしていました。
特に21日、28日には買う!買う!サンデーやLYPプレミアム会員限定の特典により、クリック数も伸び、購買率も高くなっています。
クリック率は曜日やキャンペーンの影響はありませんでした。平日も日曜日もYahoo!ショッピングに来るお客様は一定の割合で何かしらの商品を見ていることがわかります。
2024年1月の傾向は以下の3つです。
- クリック数、購買率は「5のつく日」「日曜日」に伸びている
- 直近は平日よりも日曜日に購買率が高くなる傾向がある(買う!買う!サンデーや会員特典の影響)
- クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
→平日にも一定数商品は見られている
初売り、福袋狙いのためか、1月1日のクリック数も多いですね!
2025年1月の傾向
1月にYahoo!ショッピングに来るお客さまのマインドは、年明けと中旬以降で「衝動買い」から「目的買い」へと変化していきます。
前半は初売りセールのムードに乗って、お得なアイテムを見つけたい、そのなかで良いものを見つけたら買いたいという気持ちが大きいですが、後半になるにしたがって「節分」や「バレンタイン」などのイベントに向けて、必要なものを買いたいという気持ちが強くなる傾向があります。
購買率アップのタイミング
2025年1月の購買率アップのポイントとイベントを確認しておきましょう。
特に以下の日はお客さまが集まる日なので、販促を強化しておく必要があります。
■1月の「お客さまが特に集まる日」
- 5のつく日:1月5日(日)、1月15日(水)、1月25日(土)
- 日曜日:1月5日、12日、19日、26日
※太字部分はさらにお客さまが集中しそうな日
新年に入ってすぐの「5のつく日」となる、1月5日は「5のつく日」と「日曜日」が重なる日なので、年明け一番の集客が期待できそうです。
2025年1月の対策
1月は前半は初売り・福袋などのセールアイテム、後半は節分・バレンタインといったアイテムの需要が高まります。お客さまの求めている商品を集めて、商品をしっかり露出し、ストアに集客しましょう。
検索結果ページやカテゴリリストで他の商品と並んだ際にクーポンがついていると、クリックするきっかけにもなり、購買率アップにつながります。
■クーポンの掲載場所
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)は対象者を絞ったり、商品を絞ったり、利用期間や条件も限定したりできます。
1月はたくさんの購買意欲の高いお客さまが集まってきます。顧客層にあった値引き額のクーポンをいくつか用意して、購買意欲を引き出しましょう!
購買率アップ対策には以下のクーポンがおすすめです。
※クリックすると具体的な方法を説明した項目に移動します
- 幅広く集客するために、全員に初売り・お年玉クーポンを発行する
(例:初売りセールにつき、全員に100円引きクーポン) - LYPプレミアム会員獲得のために、限定で特別なクーポンを発行する
(例:LYPプレミアム会員限定 300円引きクーポン) - 季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
(例:バレンタイン対象商品限定 10%OFFクーポン)
アイテムマッチと組み合わせて露出を高めることで、さらにクーポンの効果を発揮できますよ。
具体的な方法を見ていきましょう!
幅広く集客するために、全員に初売り・お年玉クーポンを発行する
1月は初売りセールを期待した多くのお客さまがやってくるので、集客のためにも誰でも使えるクーポンを発行し、自ストアになるべく多くのお客さまを呼び込みましょう。
販売機会のとりこぼしがなくなり、ストア全体の購買率アップにもつながります。
■全員にクーポンを発行する方法
全員にクーポン発行する場合は、STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の通常キャンペーン登録を選択し、キャンペーンの目的を選ぶで「ストアからのプッシュ」、具体的な施策で「ストアからのお知らせ」を選択します。
初売り期間中につき、全商品100円引きといったクーポン案内でメール配信すれば、既存のお客さまの集客にもなりますね!
LYPプレミアム会員獲得のために、限定で特別なクーポンを発行する
今後増やしていきたい顧客層に「LYPプレミアム会員」が挙げられます。
LYPプレミアム会員はYahoo!ショッピングでのお買いもの特典が多いので、購買率が高く、リピーターになりやすい優良顧客層です。
LYPプレミアム会員向けの特典が用意されているタイミングに合わせて、限定クーポンを発行しておくと、LYPプレミアム会員が獲得できます。
LYPプレミアム会員限定クーポン発行方法は、「通常キャンペーン」と「一括定期キャンペーン」で発行する方法があります。
■LYPプレミアム会員限定クーポン発行方法(通常キャンペーン)
STORE’s R∞で通常キャンペーンの登録を選択し、キャンペーンの目的の「オススメ」から「LYPプレミアム会員限定」を選んで設定します。

■LYPプレミアム会員限定クーポン発行方法(一括定期キャンペーン)
一括定期キャンペーンでクーポンを設定すると、Yahoo!ショッピングの定番イベントである「5のつく日」「日曜日」「ゾロ目の日」に、購買率の高いLYPプレミアム会員限定で自動発行されます。
そのため、クーポン発行忘れによる売上の機会損失が防げます。
STORE’s R∞で一括定期キャンペーンの登録を選択し、キャンペーンの選択から「LYPプレミアム会員限定×5の付く日/ぞろ目の日/日曜日」にチェックを入れます。
ストアの既存客に優良顧客層が増えれば、メルマガでのアプローチも可能になり、効率よく売上を積み上げることができます。
クーポン発行の対象者について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶クーポン利用対象者を絞れば絞るほど購買率はアップ!効果もアップ!おすすめターゲットとは?
季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
1月は初売りセール、節分やバレンタインの準備など季節イベントが盛り沢山です。
特に「バレンタイン」は大型のギフトイベントです。対象商品に商品限定クーポンを発行してアピールしましょう。
STORE’s R∞の商品タグ指定機能を使えば、対象商品のみにクーポンを発行できます。(例:バレンタイン限定10%OFFクーポン・セール商品対象クーポン)
対象商品などまとめて一斉に売り出したい場合に、それらの商品を商品タグを活用してグループ化する方法です。

例えば、バレンタイン関連商品やセールで売り切りたい複数商品に商品タグを入力しておき、クーポン発行時に商品タグを指定しておくと、以下のように指定した商品のみにクーポンが発行されます。

商品タグを使って商品を絞り込んだ検索結果ページの作成も可能です。
例えば、「バレンタインギフトおすすめ商品」などにitem001、item002というような商品タグを設定しておくと、その商品タグを利用して、バレンタインギフトおすすめ商品ページ・初売りセール(全商品クーポン付き)ページが作れます。
商品タグを一括で登録もできます。複数の商品に商品タグを一括で設定する方法は以下の記事を参考にしてください。
商品タグ指定機能を利用したクーポンについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶STORE’s R∞に「商品タグ」指定機能が追加!在庫処分も売上アップも叶えるクーポン術
クーポンを発行したくない商品は商品タグをつけないでおくと、その商品を省いてクーポンを発行することもできるということです。
まとめ
今回は2025年1月の購買率アップ対策について、これまでの実績とともに紹介しました。
お客さまが買いたい商品を見つけたときにクーポンがあると、集客にもつながり、購買率アップにもつながります。
新年から優良顧客層を獲得しておくと、幸先の良いスタートがきれるので、うまくクーポンを活用してください。
まだSTORE’s R∞を利用したことのないストア様はこの機会にぜひご利用くださいね。

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
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