2023年12月19日

クーポンをうまく使い分けよう!1月の購買率アップ施策【STORE’s R∞実績付き】

1月は初売りセールの勢いにのって、しっかり売上を上げていきましょう。

Yahoo!ショッピングの数ある商品の中から、自分たちの商品を選んで購入してもらうためにも、お年玉クーポンの発行が有効です。

より効率よく、購買率をアップするためには、どのようなことに気をつけてクーポンを発行すればいいでしょうか?

そこで今回は、直近の2023年11月実績と2023度1月実績から、2024年1月のクーポン施策に活かせる情報を紹介していきます!

2024年を景気よくスタートさせていきましょう。

■この記事のポイント

  • 1月は初売りセールやバレンタイン、節分など購買意欲の高い季節イベントは盛り沢山
  • バレンタインのような「目的買い」は検索からの購入が多い。検策結果ページでのクーポン表示は他店との差別化になる
  • 優良顧客層へのクーポン発行でさらに効果的に購買率をアップさせよう

2023年11月クーポン施策実績

まずは直近の2023年11月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。

11月は超PayPay祭が11月1日~28日まで開催されました。

「5のつく日」「日曜日」「超PayPay祭最終3日間」にクリック数・購買率がアップしています。

クリック率は曜日やキャンペーンの影響はありませんでした。平日も日曜日もYahoo!ショッピングに来るお客様は一定の割合で何かしらの商品を見ていることがわかります。

2023年11月の傾向は以下の3つです。

  1. クリック数、購買率は「5のつく日」「日曜日」「超PayPay祭最終3日間」に伸びている
  2. 「5のつく日」「日曜日」「超PayPay祭最終3日間」が重なるタイミングが売上アップに最も効果のある日
  3. クリック率は曜日やキャンペーンの影響はほとんどない
    →平日にも一定数商品は見られている

「5のつく日」と「日曜日」や「日曜日」と「超PayPay祭最終3日間」が重なった11月5日、11月26日は売上アップに最高の日でしたね。

昨年の1月はどうだったのでしょうか?

2023年1月のクーポン施策振り返り

2023年1月のSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)利用による「クリック数」「購買率」「クリック率」の傾向と曜日別の売上構成比(クーポン経由の売上構成比)を見てみましょう。

2023年1月も「日曜日」「5のつく日」に集客・購買率とも大きく伸びています。1月15日のように「日曜日」と「5のつく日」が重なるタイミングはクリック数も購買率も高いので、売上アップ効果が高そうな日ですね。

2023年1月の傾向は以下の3つです。

  1. クリック数は「5のつく日」「日曜日」に伸びている
  2. 購買率は「5のつく日」に高く出ている(特に15日は日曜日も重なり、購買率が最も高い)
  3. クリック率は高めで、曜日による変化は大きくない

やはり「5のつく日」「日曜日」などお得なキャンペーンが重なりそうな日は要注意ですね。

2024年1月の傾向と対策

2024年1月の販促イベントと季節イベントから傾向と対策を確認しておきましょう。

以下の日は特にお客様が集まるので注意しておきましょう。

  • 5のつく日:1月5日(金)、1月15日(月)、1月25日(木)

今年の1月は「5のつく日」と「日曜日」が重なるタイミングがありませんが、年明けの最初の週末(1月5日~7日)はクリック数、購買率ともに伸びそうです。

販促・季節イベント

販促・季節イベントは以下のとおりです。各イベントの対象記事へのリンクを貼っていますので、特集ページづくりの参考にしてみてください。

初売りセール
福袋
成人の日
節分
バレンタインデー
花粉症対策
受験生応援

1月は前半は初売り・福袋などのセールアイテム、後半は節分・バレンタインといったアイテムの需要が高まります。お客様の求めている商品を集めて、商品をしっかり露出し、ストアに集客しましょう。

2024年1月の対策

1月にYahoo!ショッピングに来るお客様のマインドは、年明けと中旬以降で「衝動買い」から「目的買い」へと変化していきます。

前半は初売りセールのムードに乗って、お得なアイテムを見つけたい、そのなかで良いものを見つけたら買いたいという気持ちが大きいですが、後半になるにしたがって「節分」や「バレンタイン」などのイベントに向けて必要なものを買いたいという気持ちが強くなるといった流れです。

「目的買い」のお客様は検索結果ページからの購入が多いので、他の商品と並んだ際にクーポンがついていると、購入の後押しになりますよね。

目的買いとは何のために購入したいかという目的がはっきりしている商品のことです。

例えば、バレンタインに向けてプレゼントを選ぶ場合は、お買い物の目がはっきりしています。

そのため、多くのお客様は「バレンタイン チョコ 2024」「バレンタイン ワイン ギフト」と特定のキーワードで検索して購入する場合が多いです!

購買率アップ対策には以下のクーポンがおすすめです。

  • 季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する
  • 優良顧客層(LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー)限定で特別なクーポンを発行する

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)は対象者を絞ったり、商品を絞ったり、利用期間や条件も限定したりできます。

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
オプション設定がまだの方はこちら
PRオプションについてはこちら
プロモーションパッケージについてはこちら

アイテムマッチと組み合わせて露出を高めることで、さらにクーポンの効果を発揮できますよ。

季節限定商品を対象とした商品限定クーポンを発行する

先ほども紹介したように、1月は初売りセール、節分やバレンタインの準備など季節イベントが盛り沢山です。

特に「バレンタイン」は大型のギフトイベントです。対象商品に商品限定クーポンを発行してアピールしましょう。

STORE’s R∞の商品タグ指定機能を使えば、対象商品のみにクーポンを発行できます。(例:バレンタイ限定300円クーポン・セール商品対象クーポン)

対象商品などまとめて一斉に売り出したい場合に、それらの商品を商品タグを活用してグループ化する方法です。

例えば、バレンタイン関連商品やセールで売り切りたい複数商品に商品タグを入力しておき、クーポン発行時に商品タグを指定しておくと、以下のように指定した商品のみにクーポンが発行されます。

商品タグを使って商品を絞り込んだ検索結果ページの作成も可能です。

例えば、「バレンタインギフトおすすめ商品」などにitem001、item002というような商品タグを設定しておくと、その商品タグを利用して、バレンタインギフトおすすめ商品ページ・初売りセール(全商品クーポン付き)ページが作れます。

商品タグを一括で登録もできます。複数の商品に商品タグを一括で設定する方法は以下の記事を参考にしてください。

商品タグ指定機能を利用したクーポンについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
STORE’s R∞に「商品タグ」指定機能が追加!在庫処分も売上アップも叶えるクーポン術

クーポンを発行したくない商品は商品タグをつけないでおくと、その商品を省いてクーポンを発行することもできるということです。

優良顧客層限定で特別なクーポンを発行する

購買率を効果的に高めるためには、購買率の高いお客様を狙って特別なクーポンを発行することをおすすめします。

LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザーといった優良顧客層は、お買い物特典も多いため、購買率の高いお客様と言えます。

購買率の高いお客様を獲得しておくと、後々リピーターになってくれる可能性も高まるからです。

■おすすめクーポン発行例

  • 優良顧客層(LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー)は300円引き

STORE’s R∞では上記のお客様に合わせたクーポンがそれぞれ発行できます。

値引きの目安
値引きの目安は平均単価の5%~10%です。

クーポンの値引き設定について、値引き額がいいのか、値引き率が良いのか迷う場合は以下の記事を参考にしてください。

クーポンの値引き率っていくらが正解?伸びてるストアの実績からカテゴリー別の値引き率を公開
『●×円引きクーポン』と『▲▼%オフクーポン』どっちを発行する?値引き金額はどうする?ークーポン金額のお悩み解消編ー

STORE’s R∞で通常キャンペーンの登録を選択し、キャンペーンの目的の「オススメ」から「LYPプレミアム会員限定」「ソフトバンクスマホユーザー限定」のそれぞれ選んで設定します。

ストアの既存客に優良顧客層が増えれば、メルマガでのアプローチも可能になり、効率よく売上を積み上げることができます。

クーポン発行の対象者について詳しくは以下の記事をご参照ください。
クーポン利用対象者を絞れば絞るほど購買率はアップ!効果もアップ!おすすめターゲットとは?

まとめ

今回は2024年1月の購買率アップ対策について、これまでの実績とともに紹介しました。

お客様が買いたい商品を見つけたときにクーポンがあると、集客にもつながり、購買率アップにもつながります。

新年から優良顧客層を獲得しておくと、幸先の良いスタートがきれるので、うまくクーポンを活用してください。

まだSTORE’s R∞を利用したことのないストア様はこの機会にぜひご利用くださいね。

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定、もしくはプロモーションパッケージにご加入いただくことが必要です。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
オプション設定がまだの方はこちら
PRオプションについてはこちら
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