商品単価が低いストア必見☆売上149%アップ!成功事例から学ぶ、STORE’s R∞攻略方法(ゲーム、おもちゃ、雑貨編)
今回は商品単価の低い商材を扱うストアの参考になるようなSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の攻略方法をお伝えしていきます。
「うちは取扱い商材の単価が低いから、クーポンは必要ないだろう」と思うストア様もあるかもしれません。
しかし、クーポンの効果は値引きによる集客や購買率アップだけではありません。利用条件の設定次第で客単価アップにつながります。
商品単価が低くても、クーポンで最終的な客単価(お客様1回あたりのお買い物の金額)を上げることができれば、相乗効果でさらなる売上アップが期待できますよね。
そこで今回はゲーム、おもちゃ、雑貨商材を扱うストアのSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)成功事例を参考にしながら、今日から実践できるクーポン施策を解説していきます。
目次
STORE’s R∞の成功事例(ゲーム、おもちゃ、雑貨商材)
今回はゲーム、おもちゃ、雑貨商材を取り扱うストアの中から成功事例をご紹介します。
自分のストアと比較しながら、ストア概要やクーポン内容を確認してみてください。
STORE’s R∞のクーポン実施で売上が149%アップ
このストアはクーポン施策を実施して売上が149%アップしました。
集客とそこからの購入に至る導線を強化したいということで、アイテムマッチ(広告)とSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の併用施策を行っています。
どのようなクーポン設定、運用を行ったのか見ていきましょう。
【ストア概要】
・カテゴリ:ゲーム、おもちゃ
・目的:購入導線を強化したい
・ストア客単価:約810円
【クーポンの内容】
・クーポン発行期間:2週間 (9/15~9/30)
・クーポン内容:全品100円引き
・クーポン利用対象者:LYPプレミアム会員
・クーポン利用条件:2,000円以上購入でクーポン利用可
【成果】
・売上:149%アップ
・CVR(購買率):ストア平均値よりダウン(クーポンの購買率は1.03%)
・客単価:123%アップ(クーポン経由売上の客単価:約2,000円 ストア全体客単価:約1,000円)
このストアは2週間、LYPプレミアム会員限定の全品100円引きのクーポン施策を実施したところ、クーポン実施月の売上がクーポン未実施の前月と比べて149%アップしました。
ストア平均の客単価が約810円ですので、100円引きは10%以上の値引きと言えます。
かなりお得な値引きになるので、優良顧客層であるLYPプレミアム会員に絞って実施するという工夫をしています。
LYPプレミアム会員に絞る理由は、クーポンの無駄なコストを防ぎ、効率よく獲得したいお客様を集めるためです。
LYPプレミアム会員は購入特典が多いため、2,000円以上という利用条件のハードルを超えやすく、購入後もリピーターとして定着する確率が高いので、クーポンコストをかけてでも獲得すべき層です。
今回、クーポン利用条件で2,000円以上という設定を付けたので、CVR(購買率)は平均より下がりましたが、全体の客単価は123%アップし、クーポン経由の客単価は246%アップしたため、全体的な売上アップにもつながっています。
このストアのクーポン設定の方法は、商品単価の低いストアさまも成功しやすい方法です。
【クーポン施策の成功ポイント】
・アイテムマッチと併用する
・クーポン利用条件を2,000円以上に設定(通常の平均客単価より高く設定)
・クーポン利用対象者を優良顧客層(LYPプレミアム会員)に限定
・注文点数が増え、客単価が上がるように、関連商品を購入しやすい配置にする
クーポン設定のポイント
今回のストアのクーポン設定のポイントは、アイテムマッチと併用し、ターゲットを絞って全商品を対象にしている点です。
アイテムマッチとSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)を併用すると、検索結果やカテゴリリストで商品が掲載された際にクーポンバッジが表示されるので、他店との差別化にもなり、クリック数(訪問客数)を増やすことができます。
■クーポンバッジの表示
クーポン設定方法
実際にこのストアのようにクーポンを設定していきましょう。
■対象者をLYPプレミアム会員限定にする方法
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の通常キャンペーン登録を選択します。
キャンペーンの目的から「オススメ」、具体的な施策から「LYPプレミアム会員限定」を選択します。
これで対象者がLYPプレミアム会員に限定できるので、その後はクーポン内容を設定していきます。
優良顧客層にターゲットを絞ったクーポン施策については以下の記事をご参照ください。
▶効果の高いおすすめクーポン施策はコレ|一括定期キャンペーンを設定してみよう
クーポンの値引き方法
商品単価が低い場合、%引きだと金額が小さすぎて、お客様にとって魅力的に感じられないので、10円引き、100円引きなどの定額値引きの方法がおすすめです。
クーポン利用条件
商品単価の低い商材を扱っている場合は、クーポン利用条件の金額をこれまでの平均客単価よりも上の設定にしてみましょう。
今回のストアの事例では、これまでの平均客単価が810円のところ、クーポン利用条件の設定は2,000円以上にしていました。
クーポン利用条件を設定しておくことで、2,000円以上を目指してストア内を買い回ってもらえるためストア全体の客単価もアップします。
対象商品は「ストア内全商品」又は「対象商品を指定」の場合ユーザーごとの利用可能回数を1と設定してください。
対象商品を選択した場合、1人のお客様によるクーポンの複数利用が発生する場合があります。
詳細はこちらをご覧ください(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。
お客様がついで買いしやすい価格の商品や人気商品をストア内の目立つ場所に配置しておきましょう。
ゲーム、おもちゃ、雑貨商材のおすすめキャンペーン
利益率が高い商品が多い場合は、定常的にクーポンを発行し、販売数を上げていきましょう。
定常的にクーポン施策を行うのが難しいストア様は、短い期間でもピンポイントで効果的なイベント日や対象者を指定できるクーポンがおすすめです。
ゲーム、おもちゃ、雑貨商材を扱うストア様に、特におすすめするキャンペーンは以下のとおりです。
- 【通常キャンペーン登録】対象者をLYPプレミアム会員限定にしたクーポン(今回紹介したク―ポン発行方法)
- 【一括定期キャンペーン】5のつく日、ゾロ目、日曜日×優良顧客層(LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー)限定クーポン
1.【通常キャンペーン登録】対象者をLYPプレミアム会員限定にしたクーポン
1つ目のクーポン設定方法は既に説明していますので、「クーポン設定方法 」でご確認ください。
2.【一括定期キャンペーン】5のつく日、ゾロ目、日曜日×優良顧客層(LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー)限定クーポン
一括定期キャンペーンは、お客様が集まるタイミングを狙い、購買意欲の高い優良顧客層に限定して、自動発行するクーポンです。
Yahoo!ショッピングがお得になる日(5のつく日、ゾロ目、日曜日)に優良顧客層(LYPプレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー)限定で発行します。
■一括定期キャンペーンクーポン発行方法
イベント日を忘れず定期的に自動発行してくれるので、クーポンの発行忘れがなく、売上の機会損失が防げます。
優良顧客層にターゲットを絞ったクーポン施策については以下の記事をご参照ください。
▶効果の高いおすすめクーポン施策はコレ|一括定期キャンペーンを設定してみよう
顧客分析でお客様の定着を確認しよう
STORE’s R∞は実際に発行したクーポンをもとに、クーポンを利用したお客様の属性などを確認できます。
また、本格的な分析などをしたことがない初心者でも分かりやすいように、図などを用いて簡単に分析が行えるようになっていることが特徴です。
LYPプレミアム会員の割合がどれくらい増えたか確認し、クーポンの効果測定をしましょう。
まとめ
今回はゲーム、おもちゃカテゴリのストア成功事例をもとにSTORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の攻略方法をご紹介しました。
商品単価の低い商材はその分扱う店舗も多いので、ライバルも多いといえます。そのため他店より、しっかり目立つということが重要です。
アイテムマッチも併用して商品の露出を高め、クーポン付きアピール(クーポンバッジ)でクリック数(訪問客数)を増やしていきましょう。
STORE’s R∞はPRオプションを全商品1%以上設定することにより、無料で利用できます。まだご利用でない方は、ぜひお試しください。
STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の利用には全商品1%以上のPRオプション料率の設定が必要です。
※STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)のご利用案内はこちら
※オプション設定がまだの方はこちら
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