実店舗もネットショップも繁盛店に人は集まる!ネットショップの店作りのコツ
皆さんはお買い物をするとき、どんな基準で入るお店を決めていますか。
実際のお店だと、ウィンドウの商品が素敵だったり、行列の出来ている人気店だったり、欲しいブランドや商品の揃っているお店だったりすると入りたくなりますよね?
ネットショップの場合はどうでしょうか。
今回はネットショップの店づくりについて詳しく解説していきます。
実店舗と比べてどのような違いがあるのかも理解しましょう。
■この記事のポイント
- ネットショップも実店舗同様、繁盛しているお店の方が信用できるのでお買い物がしやすい
- Yahoo!ショッピング内で自分のストアに訪問してもらうためには商品画像が最も重要
- ネットショップの場合、実際の商品を試せないので詳細な情報やレビューが必要
- ネットショップの場合は全国のお客様が対象、一方でライバルも全国にいる同業者が対象
- ネットショップは施策次第で大きい結果も出せる
目次
Yさん、実店舗では売れている商品でも、ネットショップでは同じように売れないのはどうしてですか?
実店舗で売れている商品はPOPで訴求されていたり、目立つ場所に置かれていたりと一目で「これは人気のある商品だ!」とわかりますよね。
ネットショップの場合もそういった工夫が必要なんです!
実店舗とネットショップの店作り、商品の見せ方の違いを一緒に見ていきましょう!
実店舗とネットショップのお店作りの違いはなに?
お客様がお店を選んで入るまでの過程は、実店舗もネットショップも基本的に違いはありません。
実店舗の場合、お客様はお店の集まる商店街やデパート、ビルを訪れ、その中からお目当ての商品がありそうなフロア(例:レディース)を確認して、各店を見て回ります。
ネットショップも同様で、欲しい商品のカテゴリを選択して、カテゴリリストから探したり、検索でキーワードを入力して検索結果ページから探したりして商品ページをクリックし、ストアに訪問します。
お店またはストアページ、商品ページを訪れるまでは一緒ですが、そこから商品購入を決定するまでに違いがあります。
■お客様が購入するまでの違い
- 実店舗:商品を手に取って、直接確認できる。売れている様子も実際に目にするのでわかる
- ネットショップ:商品画像、商品詳細情報、口コミで判断する
実店舗ではよく売れる“いい”商品でも、ネットショップでただ販売しているだけでは“いい”商品だと気づいてもらえず、同じようには売れません。
では、ネットショップで “ いい”商品と気づいてもらうためには、何が必要なのでしょうか
“ いい”商品だと気づいてもらうためには?
ネットショップで「この商品は“いい”商品だ」と気づいてもらうためには、安心して購入できるような画像を含めた商品情報の充実と、信頼できるお店なのかというお店の雰囲気が大切です。
お店の雰囲気はどこで判断されるのか、実店舗とネットショップの例を確認しましょう。
■お店の雰囲気(信頼性)
- 実店舗:店内が暗い、人が少ない、商品が少ないお店は不安で買いに行かない
- ネットショップ:ページが管理されていない、商品の詳細情報がわからないお店は、不安なので買わない、別のお店で買う
実店舗でいうところの店内はネットショップのストアページ・商品ページのことですね
そうです。ネットショップでお店の雰囲気・信頼性を上げるためには、ストアページ・商品ページの作りこみが重要なんです。
実店舗でも繁盛している雰囲気のあるお店であれば、その時点で他の多くのお客様がお買い物しているということなので、心理的にもお買い物しやすくなりますよね。
次はネットショップに置き換えて、ネットショップが繁盛店の雰囲気を出すために何ができるか見ていきましょう。
ネットショップを繁盛店に見せる工夫
ネットショップを繁盛店に見せるためには以下の方法が挙げられます。
それぞれの理由と具体的な方法について説明していきます!
■ストアトップページ(例)
ページに動きをつける
ストアページがずっと変わらないままだと、「このお店って営業してるのかしら?」と思われてしまいがちです。
ページに動きがあるとそれだけで営業していることや更新感が伝えられるので、ストアページの目立つ箇所にスライドバナーや商品棚を設置しましょう。
季節に応じた特集や商品が看板が動いていたり、ランキングやおすすめの商品が更新されていると、「きちんと管理されているお店だな」とストアの様子が見えるのでお客様は安心します。
バナーや商品棚の設置が実店舗ではどういう役割なのか以下のようにまとめました。
演出効果 | 実店舗 | ネットショップ |
店頭に置く広告・宣伝物 | 店内POP | 商品・キャンペーンバナー 【GAZN・にぎわいバナー】 |
売れ筋商品の紹介 | 入り口近くに並べるなど、工夫を凝らした商品陳列 | ランキング・おすすめ商品棚 【動く!商品棚】 |
スライドバナーの作成・設置には「GAZN(ガゾーン)」「にぎわいバナー」
動きのあるスライドバナーの作成は一見難しそうに思いますが、B-Spaceのらくらく画像制作ツール「GAZN(ガゾーン)」とバナー設定ツール「にぎわいバナー」を利用すれば簡単に作成、セットができます。
まずはストアページに設置したい特集やキャンペーンバナーやイチオシ商品バナーを作成します。スライドさせたい場合は2枚以上作成しましょう。
バナーの作成は「GAZN(ガゾーン)」
GAZN(ガゾーン)はYahoo!ショッピングに合わせたバナーや商品画像のテンプレートが豊富に揃っています。
デザインやHTMLの知識がなくても、テンプレートにあわせて画像や文言を変更するだけで誰でも簡単に素敵なバナーが作成できます。
バナーの設置は「にぎわいバナー」
GAZN(ガゾーン)で作成したバナーに動きつけたり、ストアページに表示させたりするためににぎわいバナーで動きを設定し、ストアクリエイターProで貼り付けるためのタグを取得します。
バナーをスライドさせるだけではなく、キャンペーンやタイムセールバナーも自動で切替することもできます。
バナーの作成・設定について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶商品ページの作り込みで効果が変わる|B-SpaceでYahoo!ショッピングのストアページを作ってみよう!(PC版 商品ページ編)
お客様に合わせた商品棚の作成・表示は「動く!商品棚」
ストアトップページにランキングを自動更新する商品棚を作成し、設置することができます。
ストアのランキングや売れ筋商品はお客様も気になるコンテンツです。
B-Spaceの動く!商品棚を使って商品棚を作成すれば、自動更新でランキング商品が入れ替わるので、ストアページの更新感も出せます。
■ランキング・おすすめ商品棚の表示例
男女・年代など属性別で表示を切り替えることも可能です。
購入情報・レビュー情報をみせる
実店舗と違い、ネットショップの場合はストアの込み具合や行列など、お客様の姿を見ることができません。
他のお客様も購入しているという安心感のためには、「今この商品が購入されました」といった購入情報や「サイズ感もぴったりでリピートします!」といったレビューを見せるとよいでしょう。
購入情報・レビュー情報の設置が実店舗ではどういう役割なのか以下のようにまとめました。
演出効果 | 実店舗 | ネットショップ |
お客様の声 | 店内掲示板・POP・外部レビューサイト | 購入情報・レビュー (タイムラインでリアルタイムに表示可能) 【にぎわいタイムライン】 |
B-Spaceのにぎわいタイムラインを利用すれば、ストアでの購入情報やレビューをリアルタイムで表示でき、ストア全体のにぎわい感や安心感を演出できます。
レビューが少ない段階では購入情報やキャンペーン情報を流すこともできます。
商品画像を目立たせ、商品ページを充実させる
ネットショップの集客で重要な要素は商品画像です。また、商品購入の決め手には2枚目以降の商品画像にあたる詳細画像が必要です。
この商品画像や詳細画像もB-SpaceのGAZN(ガゾーン)で簡単に作成できます。
検索結果やカテゴリリストには商品画像が並ぶので、お客様をストアに呼び込むために商品画像は思わずクリックしたくなるように作りこみましょう。
■商品画像例

詳細画像の場合はお客様が知りたい部分やモデル・イメージ画像があると、安心してお買い物でき購買率アップにつながります。
■詳細画像例

詳細画像の構成は以下を参考にしてください。

これまで紹介した方法でストアページ、商品ページを作れると、実店舗でいうところのお客様でにぎわっている繁盛店の状態がネット上でも演出できているということです。
スマートフォンページも忘れず対策を
Yahoo!ショッピング売上のうちスマホの割合は73%を占めるので、スマホのストアページ、商品ページのにぎわい演出も忘れず行いましょう。
これまで紹介したB-Spaceのにぎわいサービスは全てスマホ対応しています。

■スマホのストアページイメージ

スマホページもアプリもPCサイト同様に繁盛店の雰囲気を演出していきましょう。
スマホページの作り方について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶今やスマホ割合が73%!スマホページのにぎわい演出、回遊性アップ対策できていますか?
ネットショップの可能性
ネットショップは実店舗と違い全国のお客様が対象です、一方でライバルも全国のネットショップが対象になります。
■お客さんの違い
- 実店舗:同一エリア
- ネットショップ:全国
■ライバル店
- 実店舗:同一エリア
- ネットショップ:全国
ネットショップの場合、ターゲットとなるお客様の規模はかなり大きいので、対策次第で結果は大きく変わる可能性を秘めています。
ネットショップの対策で重要なのは「集客」です。
たくさんのライバルの中から自分のストアを見つけてもらうためには、検索(SEO)対策と広告の活用が不可欠です。
Yahoo!ショッピング出店者向け広告「アイテムマッチ」もぜひ活用してみてください。
Yahoo!ショッピングにおける集客の仕組み、対策については以下の記事をご参照ください。
▶Yahoo!ショッピングの集客の仕組みを理解しよう!効果的な来店促進とは?
まとめ
今回は実店舗とネットショップの違いを例に、ネットショップのお店作り、信頼できる雰囲気の演出について説明しました。
ネットショップも実店舗もにぎわいあるお店にお客様は集まってきます。
ネットショップならではの繁盛店のにぎわいを作って、お客様に安心してお買い物を楽しんでいただきましょう。
B-Spaceの各種サービスはスマホにも対応しており、誰でも簡単にストアページ、商品ページを改善することができます。
まだの方はぜひ一度試してみてください。
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