Yahoo!ショッピングのお客様の間では、5のつく日や日曜日はお買い物がお得な日として既に知られています。

集客も売上も伸びる日なので、その日に広告やクーポンなどの販促を集中させているストア様も多いことでしょう。

一方で、その日以外の平日はストアとして何もしなくてもいいのでしょうか、それとも何か対策は必要なのでしょうか？

そこで今回はアイテムマッチやクーポンの利用状況について調べてみました！

平日と日曜日にお客様はどういう行動をするのか、お客様の行動に合わせてストアではどんな対策ができるのかについて詳しく解説していきます。

■この記事のポイント

• クーポン利用率は5のつく日・日曜日とそれ以外の日もあまり変わらない
• 5のつく日・日曜日と他の日のクーポン獲得数の差は約3.5倍
• 平日にも購入する商品を下見して、カートに入れておき、購入は5のつく日・日曜日に行う傾向がある
• 5のつく日＆日曜日の売上を最大化するためにも、平日から販促を行っておく必要がある

お客様の動きについて調べてみた

曜日別にアイテムマッチの流通総額と商品ページがどのくらい見られているかPV（ページビュー）を調べたところ、日曜日のお買い物は他の曜日に比べて約3倍以上と多いものの、商品ページを見られている比率（曜日別PV）は平日と日曜日でそれほど大きな差は出ていませんでした。

このことから、お客様は平日に買いたいものを探してカートに入れておき、お得な日曜日に購入するという流れができているということがわかります。

お客様の購買行動として、PVは平日と日曜でそう大差がないことから、日曜日に購入する商品を平日に品定めしていることが伺えるので、平日から露出をしておかないと、お客様の購入候補にあがらないということが考えられます。

クーポンの利用について調べてみた

5のつく日&日曜日はそれ以外の日（5のつく日以外の月～土）のクーポン獲得数と利用数、利用率の実績を比べてみました。

クーポンの獲得数、利用数は5のつく日&日曜日が圧倒的に多い

5のつく日&日曜日はそれ以外の日（5のつく日以外の月～土）に比べて以下のように差が出ていることがわかりました。

• クーポンの獲得数：約3.5倍
• クーポンの利用数：約4.1倍
• クーポンの利用率：約1.1倍

クーポンの利用率に関しては大差ないので、平日もクーポンがあれば一定数お買い物がされることもわかりました。平日の売上を確保するためにもクーポンは有効といえそうです。

調査の結果、わかったこと

曜日別の集客や売上、クーポンの利用について調査した結果、以下のことがわかりました。

5のつく日＆日曜日に買い物する人は平日に物色しているので、平日も重要

• 商品を見られている回数は平日も日曜も大差はない（平日にも商品は見られている）
• クーポンの利用率は平日も5のつく日&日曜日も大差はない（クーポンがあれば平日も購入される）

平日にも商品が見られていることがわかったので、平日も商品を見せる施策、お得さのアピ―ルを準備しておきましょう。

5のつく日＆日曜日は売上を上げる日として欠かせない日、販促を集中させる日

• 日曜日は他の曜日よりも3倍以上売れている
• 5のつく日＆日曜日はそれ以外の平日と比べて、クーポンの獲得、利用が3倍以上多い

他の日に比べて集客、売上が3倍以上伸びるので、勝負の日として外せない日です。

この日に販促（広告やクーポン）を集中させましょう。

おすすめ曜日別攻略方法

調査の結果わかったことを踏まえて、STORE’s R∞（ストアーズアールエイト）を使った曜日別のクーポン攻略方法を紹介します。

【平日】
・新規購入者のみ常時発行する
・平日と日曜日の値引き率を変えて発行する

【5のつく日＆日曜日】
・一括定期キャンペーン：Yahoo!ショッピング定期セール（5のつく日・ぞろ目の日・日曜日）×優良顧客層（Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo! JAPANカード会員）

5のつく日&日曜日は絶対に外してはいけない勝負の日です。最終的な決済は日曜日にするにしても、お客様は平日から購入する商品を探しています。

平日に商品を探しに来たときにクーポンが付いていると、とりあえず商品を見て、カートに入れておこうかという気になります。平日のクーポン発行もその点で重要です。

■クーポンバッジ

【平日】新規購入者のみに発行する方法

平日でもお客様は商品を物色しています。常時クーポンを発行する場合は新規のお客様をターゲットにしておくとクーポンコストの無駄がないでしょう。

SRORE’s　R∞（ストアーズアールエイト）の「通常キャンペーン登録」を選択します。

キャンペーンの目的を選ぶから「新規購入者を増やしたい」を選択し、具体的な施策から「ウェルカムメッセージ」を選択します。

これで新規の購入者に対象者が限定されたので、この後クーポンの内容を設定していきます。

クーポン設定について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶売上UPに欠かせない！STORE’ｓＲ∞を使ってみた【クーポン設定手順も解説】

【平日】値引き率を変えて発行する方法

平日の売上減をカバーしたい場合、平日の値引き率を日曜日よりも高くするという考え方もあります。

日時、値引き率を変更する方法はクーポン内容を設定する画面で「利用できる日時」と「値引き内容」を新たに設定します。

クーポン内容の設定画面の「利用開始日時」「利用終了日時」の項目で日時を指定します。

値引きの内容は「値引き」の項目で設定します。平日にも購入する理由として5のつく日&日曜日よりも高く設定しておくと良いでしょう。

【5のつく日＆日曜日】一括定期キャンペーン設定方法

STORE’s　R∞（ストアーズアールエイト）の一括定期キャンペーンを利用すれば、お客様が集まるタイミングを狙い、購買意欲の高い優良顧客層に限定して、クーポンの自動発行が設定できます。

Yahoo!ショッピングの定期セール日（5のつく日、ゾロ目、日曜日）に優良顧客層（Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo! JAPANカード会員）限定で発行する方法を紹介します。

■一括定期キャンペーンクーポン設定方法

STORE’s R∞（ストアーズアールエイト）の管理画面から「一括定期キャンペーン登録」を選択します。

キャンペーンの選択で成果の高い順に一括定期で登録できるキャンペーンが並んでいるので、そこから「ヤフーショッピング定期セール（5の付く日/ぞろ目の日/日曜日）×優良顧客層（Yahoo!プレミアム会員、ソフトバンクスマホユーザー、Yahoo! JAPANカード会員）にチェックを入れます。（最初は全部にチェックが入っています）

一括定期キャンペーンで登録しておけば、イベント日を忘れず定期的に自動発行してくれるので、クーポンの発行忘れがなく、売上の機会損失が防げます。

優良顧客層にターゲットを絞ったクーポン施策については以下の記事をご参照ください。
▶効果の高いおすすめクーポン施策はコレ｜一括定期キャンペーンを設定してみよう

まとめ

今回は曜日でお客様の行動にどのような違いがでるのか、どんなクーポン施策がおすすめかについて説明いたしました。

平日にもアイテムマッチやクーポンでお客様にアピールしておくことで、日曜日のお買い物に繋げることができます。

勝負の日の売上を最大化するためにも、平日もうまく活用していきましょう。

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※STORE’s R∞（ストアーズアールエイト）のご利用案内はこちら
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※プロモーションパッケージについてはこちら

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