5のつく日を狙え!広告の費用対効果を高める入札と予算設定
Yahoo!ショッピングで自社ストアの売上を上げるために欠かせない広告。
ほとんどのお客様が検索結果から商品を購入していることから、広告を活用して検索結果に対する施策を行うことが売上UPへの一番の近道です。
さらに効果を上げるためには、お客様が集まるタイミングを見極め、そこに合わせて露出を上げるという工夫が必要です。
そこで今回は、売上UPに役立つ広告予算を上げるタイミングや、設定について解説します。
Yahoo!ショッピングでは独自キャンペーンが用意されているので、このキャンペーンをうまく利用して広告効果を最大限に高めていきましょう。
お客様が集まるタイミング
前述したようにYahoo!ショッピングでは独自のキャンペーンが定期的に実施されています。
キャンペーン期間中のお買い物はポイントの還元率が上がる事から、いつもより多くのお客様がYahoo!ショッピングでお買い物をされるので、確認しておきましょう。
■定期的に実施される主なキャンペーン
- 毎月「5のつく日」キャンペーン
- ゾロ目の日(毎月11日、22日)
- 日曜日(ソフトバンクスマホユーザー向け・一般ユーザー向け)
※月により異なります。
Yahoo!ショッピングで行われるキャンペーンは、ストアクリエイターProにログイン後、トップ画面にあるキャンペーン情報から確認ができます。
▶キャンペーン情報を確認する(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。
突然開催されるキャンペーンなどもあるので、毎月忘れずにキャンペーンの確認は行いましょう。
狙い目は「5のつく日」
Yahoo!ショッピング独自キャンペーンはいくつかありますが、最も狙い目のキャンペーンは「5のつく日」キャンペーンです。
「5のつく日」キャンペーンは「5のつく日」にPayPay残高もしくはYahoo!カードで購入すると、購入金額の5%が還元されるキャンペーンのことをいいます。商品単価の1%はTポイントの還元で、残り4%はPayPayボーナスライトの還元です。
「5のつく日」キャンペーンはお客様の認知が高く、毎月3回(5日、15日、25日)定期的に行われます。
実際に「5のつく日」の前日にクリック率が上昇する傾向にあると出ているので、「5のつく日」キャンペーン期間中を狙って広告予算を上げ、いつもより商品の露出を高めておくと効果的です。
クリック課金型広告のアイテムマッチは、検索ページやカテゴリページの専用枠で商品を上位に表示させることができるので、「5のつく日」に広告予算を投下すれば、集客、売上UPが期待できます。
「5のつく日」に商品を表示させるために
「5のつく日」はまさに集客、売上UPのチャンス。
「5のつく日」キャンペーン中に商品の表示を増やすには入札設定と広告予算を上げる設定が必要です。
ここからは、アイテムマッチの効果的な入札設定、広告予算を追加する方法について説明します。
▶アイテムマッチについて詳しくはこちら
効果的な広告入札方法
アイテムマッチには「全品おまかせ入札」「全品指定価格入札」「個別入札」という3パターンがあります。
アイテムマッチで効果的な入札方法は、「全品指定価格入札」と「個別入札」とを組み合わせて入札する方法です。
売りたい商品、セール商品は個別入札で設定し、それ以外は全品おまかせ入札で設定する方法です。
このように入札方法を組み合わせることで、売りたい商品は個別入札で上位表示を狙いつつ、全品指定価格入札で売りたい商品も含めて商品全体の露出を高めることができます。
個別入札価格を設定する際に提案された入札価格より少し高めに設定しておく方法がおすすめです。
「5のつく日」の前には表示順位、入札価格を調べて見直しをしておきましょう。
アイテムマッチの効果的な入札方法については以下の記事をご参照ください。
広告予算を追加する方法
「5のつく日」キャンペーンに合わせて広告予算を追加していきます。
広告予算上限は月次と日次で設定できます。
広告予算を追加するタイミングは、最低でも「5のつく日」キャンペーン開始日の前日までに予算を設定しておくことがおすすめです。
キャンペーンに合わせて予算を高めに設定するときはシステムの都合上2日ほどのタイムラグがあるので注意してください。
最近では「5のつく日」をサンドイッチということで「5のつく日」の前後の日(4日、6日など)も5%還元となるキャンペーンも開催されています。5日を挟んだ3日間がキャンペーン期間になる場合もあるので注意しましょう。
■月次予算上限の変更方法
アイテムマッチ広告では、月次の広告予算の上限を1日~月末日の予算で設定できます。
その上限金額を上げることで、広告表示を増やすことができます。月末に近い25日あたりで行うと広告表示を増やせるので効果的です。
アイテムマッチ>予算>予算管理をクリックします。
予算上限の「予算上限の変更」ボタンをクリックします。
予算上限設定の画面に移るので、そこで金額を入力して予算上限を設定します。
■日次予算上限の変更方法
日次で予算を設定する場合は、月次予算上限の設定と同じで「予算上限設定」のページで「日次」ボタンにチェックを入れ、金額を入力して送信します。※月次と日次はどちらかしか設定できません。
■広告予算の入金方法
予算管理画面より入金、決済方法の選択して広告予算を都度追加できます。
広告予算について前払いの決済方法は以下の2種類があり、決済方法を選んで入金をします。
- クレジットカード決済(都度入金・オートチャージ)
- ジャパンネット銀行振り込み
集客のタイミングを逃さないためにも、「5のつく日」の前日までに設定をしておきましょう。
広告予算をどのくらいかけるべきかについては以下の記事をご参照ください。
まとめ
今回は、キャンペーンに合わせて効果的に商品を表示させる方法をご紹介しました。
「集客期間+入札設定の組み合わせ+広告予算のUP」で、売りたい商品だけでなくその他の商品も露出させることができ、売上UPにつながります。広告の費用対効果も最大限に高めることができます。
「5のつく日」キャンペーン中に、入札設定の方法(全品おまかせ入札+個別入札)をうまく組み合わせ、アイテムマッチの予算を上げて準備をしておきましょう。
広告予算も集客の伸びるタイミングに合わせて、変えることが重要です。毎月のキャンペーンの確認も忘れずに行い、計画的な集客を心がけて下さい。