祝!Yahoo!ショッピング開店|開店直後にやるべき5ステップ
Yahoo!ショッピングへの出店おめでとうございます!
ストア開店申請のために、お支払い、配送、会社情報やストアトップページ、販売商品など一通り設定をされたと思います。
しかし、その状態のままでは最低限のストアの要素を整えただけで、売上を上げるためにはまだ不十分な状態です。
次に必要なことは、売上を上げるためにストアのベースを整えていくことです。
そこで今回は、Yahoo!ショッピングストア運営初心者の方向けに売上を最短で上げることを目的とした「開店直後にやるべきこと」を5ステップに分けて紹介していきます。
他に負けないストアを作っていきましょう。
■この記事のポイント
- 開店直後でも商品詳細ページが充実していれば他店に負けない
- B-Spaceの各サービスを利用すれば、にぎわい演出や商品詳細ページの作り込みが簡単にできる
- たくさんのお客様に商品を見てもらうためには、検索対策と広告が重要
目次
まずはイチオシ商品を設定しよう
開店直後でも売上を上げるための近道は、まず売りたいイチオシ商品を設定し、訴求したい内容やお客様が知りたい情報を網羅した商品ページをきっちり作って、公開することです。
イチオシ商品とはニーズのある商品、圧倒的に安い商品、他にない商品などの要素を備えた、他店と戦える商品のことです。
イチオシ商品に集中して商品ページをしっかり作りこむことによって、単品でも、開店直後のお店であっても、他店に勝てるようになります。
ステップに従って商品ページを作成、公開していきましょう。
- ステップ1.商品画像を制作しよう
- ステップ2.商品情報を設定しよう
- ステップ3.検索対策をしよう
- ステップ4.広告を設定しよう
- ステップ5.看板バナーを設置しよう
商品ページ作成の方法については以下のページをご確認ください。
▶商品ページの作成をしましょう(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。
ステップ1.商品画像を制作しよう
まずはイチオシ商品の商品画像を作成し、設定していきます。
ストアに訪れるお客様の多くはYahoo!ショッピングの検索結果ページから入ってきます。お客様は検索結果ページの商品画像を見て判断するので、他店と並んだ時にクリックされるような商品画像にしておきたいものです。
商品画像はガイドラインに沿って、わかりやすい画像を心がけましょう。
商品画像制作の際のポイント
商品画像制作のポイントを紹介します。
・商品画像には重要な情報のみ、全体の20%以下の分量で入れる
売りたい商品はあれもこれもとアピールポイントを加えたくなりますが、ここはグッとこらえて重要な情報だけに絞り込みましょう。
・サイズや質感が伝わるような写真を使う
例えば、食品カテゴリはボリュームや盛り付け、調理画像などの高画質の素材を使ったほうが良いでしょう。
ファッションカテゴリは服の素材感を見せるために生地アップ画像などを用意することもおすすめです。
・商品の詳細画像充実させる
商品詳細画像とは商品ページに掲載できる商品トップ画像以外の詳細画像です。
商品詳細画像にお客様が知りたい部分やモデル・イメージ画像があると、安心してお買い物でき購買率アップにつながります。
カテゴリによって必要な情報は異なりますが購入の際に気になるポイントで、画像で解決するものは詳細画像で加えておくと良いでしょう。
■商品詳細画像(構成例)
商品画像の作成には、店舗運営サポートサービス「B-Space」のらくらく画像制作ツール「GAZN(ガゾーン)」が役に立ちます。
▶「GAZN(ガゾーン)」について詳しくはこちら
商品画像のテンプレートも豊富にそろっており、誰でも簡単に商品画像やバナーを制作できます。
売れる商品画像の作り方について詳しくは以下の記事もご参照ください。
▶クリックされるには第一印象が大事!!売れる商品画像に共通するポイント
ステップ2.商品基本情報を設定しよう
イチオシ商品の商品基本情報を設定しましょう。
ここでは商品基本情報の必須項目と重要箇所について説明します。後のステップ3では検索対象となる項目について説明します。
ストアクリエイターProのストア構築>ページ編集を選択します。左サイドのサイトマップからカテゴリを選択し、「商品ページ作成」ボタンをクリックすると商品基本情報の設定ページが出てきます。
- 商品名【必須】
商品名は検索対象項目でもあり、最重要な要素なので関連検索キーワードも盛り込む - 商品画像・商品詳細画像
ステップ1で作成した商品画像を設定する - メーカー希望小売価格
メーカー希望小売価格のエビデンス(根拠となるURL)があり、通常売価と価格差があれば、入れておく - 通常販売価格【必須】
他店とサービスも含め価格を比べて、最適な販売価格を設定する
商品名の付け方について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶今さら聞けない!Yahoo!ショッピングの基本|商品名の付け方
ステップ3.検索対策をしよう
Yahoo!ショッピングの検索ページであなたのストアの商品が見つけやすくなるように、商品ページの検索対策を行っておきましょう。
商品情報の登録項目で「検索対象」と書かれている項目に、商品を探しているお客様が検索しそうなキーワード(メインキーワードと関連検索キーワード)を設定します。
関連検索キーワードとは、お客様がYahoo!ショッピング検索を利用した結果を元に、よく組み合わせて検索される言葉のことを指します。
検索対象項目は以下のとおりです。
- 商品コード(ページID)[code]
- 商品名[name]
関連検索キーワードも盛り込む - プロダクトカテゴリ[product-category]
カテゴリリストやアイテムマッチの表示に関わるので、最適なカテゴリに設定する - ブランドコード[brand-code]
ブランドが付いていて、ブランド名で検索される商品に設定する - JAN/ISBNコード[jan]
JANコードが付いている商品はJANコードを入れておく - 製品コード(型番)[product-code]
家電やPCなど型番で検索される商品にはブランド名やメーカ―名と合わせて設定する - キャッチコピー[headline]
関連検索キーワードやセールスポイントを盛り込む - 商品情報[explanation]
関連検索キーワードやスペック、セールスポイントを入れる
イチオシ商品登録の際は上記の検索対象項目もしっかりと設定しておきましょう。
Yahoo!ショッピングでできるSEO対策について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶検索上位表示を目指そう!Yahoo!ショッピングでできるSEO対策
以上のステップ3までができれば商品ページを公開できます。
ステップ4.広告を設定しよう
イチオシ商品の売上を上げるための近道は、多くのお客様に見てもらう機会を作ることです。
そこでYahoo!ショッピング出店者向け広告「アイテムマッチ」を利用して、検索結果ページであなたのストアの商品が表示されるように設定していきましょう。
広告の設定は簡単で、商品画像が広告になるので広告専用バナー等を用意する必要はありません。
「アイテムマッチ」のメリットは以下のとおりです。
- 検索結果、カテゴリリストページの上部専用枠で商品が表示される
- クリック課金型広告なので、クリックされない限り費用は発生しない
- 1クリック25円から入札価格が設定でき、広告予算の上限設定も可能
- 簡単3ステップで広告設定が完了
■アイテムマッチの表示場所
商品ページに検索対策を行ったとしても、すぐに検索順位が上がるわけではありません。売上実績が出ないと商品スコア(検索順位に働きかける指標)も上がりません。
イチオシ商品には、検索対策と並行してアイテムマッチも設定しておくことをおすすめします。
ステップ5.看板バナーを設置しよう
最後に、ストアの顔になる「看板」バナーを作成、設置していきましょう。
ストアトップページの一番目につく場所にあるので、ストアの情報やキャンペーン情報などを設置しましょう。
- ストア名、会社概要、何を販売しているか、決済手段などのストアの情報
- キャンペーン情報やストアからのお知らせ
■看板バナー表示位置
キャンペーンバナーの作り方、設定の方法について詳しくは以下の記事をご参照ください。
▶思わずクリックしたくなる!キャンペーン バナー制作のポイント
▶開店したてのお店もにぎわいのあるお店に変身|B-SpaceでYahoo!ショッピングのストアページを作ってみよう!(PC 版 ストアトップページ編)
まとめ
今回は売上を上げるために、開店直後にやるべきことをご紹介しました。
開店直後で限られた商品しかなくても、しっかり商品ページを作って売れるベースを整え、公開することが大切です。
商品ページ、ストアページをさらににぎやかにするためには、B-Spaceのにぎわい演出サービス「GAZN(ガゾーン)」「にぎわいバナー」の利用がおすすめです。
▶B-Spaceについて詳しくはこちら
B-Spaceはお申し込みから一カ月無料で使えるので、ぜひお試しください。
商品ページやストアのベースが整ったら、お客様が商品経由でストアに訪問する機会を増やすために「アイテムマッチ」を利用して、検索結果ページでの商品表示回数を増やしていきましょう。
商品ページの作成、商品画像、検索対策、広告設定など、ひとつひとつの積み重ねが相乗効果をもたらし、結果として検索順位の上位化につながります。
今回ご紹介した「B-Space」「アイテムマッチ」について詳しくは以下のページをご覧いただけます。