2020年01月28日

活用ポイントはこれだ!ランキング検索で競合他社徹底研究

自分のお店の商品がランキングに入っていなくても、ランキング応援団はマーケティングツールとして活用できるのをご存じですか?

ショップを運営するうえで、取り扱いカテゴリーの売れ筋を把握しておくことはとても重要です。

ただ売れ筋を眺めるだけではなく、何が売れていて、どこの店舗が売れているか、自分たちの商品と何が違っていて、どういう改善ができるのかまでを考えて、実践に生かす方法をご説明いたします。

B-spaceのランキング応援団では、売れ筋調査に手間をかけることなく、深堀した情報を効率よく得ることができるので、確認ポイントを押さえれば簡単に店舗改善ができます。

 

ランキング応援団とは

ランキング応援団とは、Yahoo!ショッピング内のランキング情報をカテゴリーごとにチェックすることができるツールです。自店の商品が何位にランクインしているかが一目でわかります。(100位内にランクインしている商品対象)

まだ商品数が少ない場合は、なかなか自店の商品がランクインしないため、比べて検証したり、ランキングマークをまだ使えないということもあります。

そんな新規ご利用の方のために、ランキング応援団のランキング検索機能をどう見ていくかを解説いたします。

 

ランキング検索でできること

トップページからランキング検索をクリックすると総合ランキングがでてきます。

このページから下記のランキングを検索することが可能です。

  • 総合ランキング
  • カテゴリー別ランキング
  • 絞り込み検索 商品名、ブランド名、JANコード別

それぞれのタブで確認できることは下記のとおりです。

  • 商品タブ→ ショップの確認
  • 価格タブ→ どんな価格帯か、送料・ポイントの設定はどうなっているか ※どこまでのお得条件をつけているか
  • PRタブ→ 商品名とキャッチコピーの確認

まずはそれぞれのランキングのチェックするべきポイントをご紹介いたします。

 

総合ランキング

Yahoo!ショッピング内の全カテゴリー総合のランキングでは、 全体の売れ筋商品トレンドを掴みます。

【チェックすべきポイント】

商品をざっーと見て、なぜこれらがランクインしているのか予測します。 総合ランクに入ってくる商品の特徴は下記のとおりです。

  • 季節性のある商品 例)ダイエットサプリ、割れチョコ、寒さ対策アパレル他
  • 流行りものや限定品 例)人気漫画の新刊、お試しセット、福袋
  • 消耗品の大量購入で安くお得 例)飲料水、ティッシュペーパー
  • 他の商品と比べて圧倒的に安い 例)USBケーブル、PB商品
  • 広告の影響

【改善チェックリスト】

チェック内容
季節に合わせた品揃えになっているか?
旬ものの予約販売、限定販売、話題商品、訳アリ商品を販売することができないか?
消耗品のケース販売を検討できないか?
戦略的な集客(チラシ)商品を用意できないか?
上記商品を販売できたら、広告を検討できないか?

 

カテゴリー別ランキング

総合ランキングで全体的な売れ筋をみた後は、自店のカテゴリーを細かく見ていきましょう。

カテゴリー別は、大分類、中分類、小分類、細分類と4段階まであり、かなり細かくカテゴリー別のランキングが見れます。

また、同じ商品で価格競争をしている場合は絞り込み検索で、商品名、JANコードで指定できます。

ここでクリックダウンしていくと細かい分類で検索できます。

自店のメインとなるカテゴリーを選んで検索します。

【チェックすべきポイント】

  • 調べるカテゴリーは決めておきましょう。 ※どの周期でカテゴリーを調べるか

【改善チェックリスト】

チェック内容
売れている上位ショップのストア構成がどう違うのか確認
価格・送料・ポイント施策
例)送料無料を売りにしているかどうか、期間限定か継続施策か
トップ画像(サムネイル)
例)商品のみか、着用画像か、コピーは入っているか、色玉は必要かなど
商品名・キャッチの付け方
例)商品名のみか、お得情報を追記しているか、検索を意識したキーワードを盛り込んでいるか

 

同じ商品の他店価格、送料施策を確認する方法

カテゴリーを絞り、さらに絞り込み検索を使います。

これで一度に確認ができます。

広告やメルマガ特価等の施策を行う際の価格設定の参考になります。 タイトルキャッチ、サムネイルも参考にしましょう。

 

特集ラインナップを考えるときにも使える

例えば、「花粉症対策」や「防災特集」、「暑さ対策」「寒さ対策」などの品揃えを考えるのにも使えます。

花粉対策について調べてみましょう。

ダイエット、健康>花粉対策グッズというカテゴリーがあるので、それを選びます。

上位50商品をウィークリーで見ていくと、下記の品揃えがわかります。

  • サプリメント
  • お茶(じゃばら、甜茶・なたまめ・茶カテキン)
  • マスク(高機能タイプ・大容量タイプ・マスクスプレー)
  • 花粉メガネ
  • 鼻関連(スースースティック、鼻洗浄)
  • 空気清浄機
  • 花粉ブロックスプレー

【改善チェックリスト】

チェック内容
今取り扱っている商品で該当する商品はないか
(該当商品がある場合)トップ画像(サムネイル)を改善できないか
(該当商品がある場合)商品名・キャッチの付け方を改善できないか
新たに仕入れられる商品はないか

ニッチな特集やランキングを狭く絞っていくと自店の商品もランクインする確率が高くなります。ランクインするとランキングマークを付けられるので、ぜひご利用ください。 

まとめ

今回は自店の商品がランクインしていなくても使える「ランキング応援団」の活用ポイントをお伝えしました。

見るべき項目を決めておくと他店調査や自店の改善に時間をとられることもありません。

全部の商品でなくても、戦略的に売りたい商品を中心に商品ページ改善を行っていきましょう。

>>ランキング応援団の詳細はこちら

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