2021年08月02日

月次予算を変更したらどうなる?「均等配信」の仕組みを利用しよう!

アイテムマッチの広告配信(広告掲載)の仕組みについてご存じですか?

アイテムマッチは「均等配信」というシステムで広告配信が行われています。

月次の広告予算から月の配信量が決定し、ひと月の間に予算が消化されるように、均等に配信されます。この配信量を元に入札価格によって商品が掲載されます。

商品の掲載が増えたり、減ったりすると、クリック数(訪問者数)や売上にも大きく影響しますよね。

より多く商品を掲載させるためには、タイミングと広告予算が重要です。均等配信の仕組みを理解しておくと、有効にアイテムマッチの運用ができるようになります。

そこで今回は、アイテムマッチの「均等配信」について詳しく解説していきます。

■この記事のポイント

  • 均等配信システムは1カ月を通して広告を表示することができる仕組み
  • 目安の広告予算が消化されていないと集中配信される
  • 月次予算上限を上げると広告配信の量が増え、商品の掲載が増える
  • 販促イベントや季節需要の高まる前に予算を上げるとさらに効果が高い

季節やイベントごとにうまく調整して、戦略にあった運用をしましょう!

Yさん、アイテムマッチって月のはじめに月次予算を全部使いきってしまったら、月末の売れそうな時期に予算切れで配信停止とかないんですか?

アイテムマッチは均等配信システムで広告配信を制御しているので、1カ月を通して広告を表示することができるようになっています。

予算を均等に分配し、前日までの消化金額によって配信量を都度調整する仕組みとなっているので、広告効果の高い日も低い日も基本同じ配信量となる仕組みです。

均等配信の仕組みを知っていると広告効果も上げられるので、勉強していきましょう!

均等配信の仕組みとは

均等配信とは、月次上限予算に応じて、月内で広告を均等に配信する仕組みです。

月次予算上限を日割りした金額を目安に広告の表示回数をコントロールします。

例えば、ヤフー太郎店長のお店の広告予算上限が30,000円だった場合、均等配信システムにより日割り計算され、1日の広告予算は1,000円となり、1日あたり1,000円分を使うペースで配信されます。※1カ月を30日間としています。

1,000円(1日あたりの予算)=30,000円(月次予算)÷30日(月の日数)

1クリックの入札価格が20円だとしたら、1日あたり50人が集客できる見込みの金額です。

ただし、1日当たり1,000円の広告予算があったとしても、毎日コンスタントに予算が使われるわけではありません。1,000円分の予算を使う配信ボリュームがあったとしても、結果として500円分しか使われていないということも起こり得ます。

均等配信のメリットと注意点

均等配信のメリットと注意点は以下のとおりです。

均等配信のメリット

  • 1カ月を通じて広告配信の量が調整されているので、月初の早い段階での予算切れによる配信停止の心配がない
  • 限られた広告予算で運用が可能

均等配信の注意点

  • 1日あたりの目安が配信完了すると、その日の配信は停止される
  • 商品が売れているときに表示されない、機会損失が生まれる

例えば、アイテムマッチで上位に掲載されているお店の商品が均等配信により配信が制御されると、自分たちのストアの商品が上位に掲載される可能性も出てきます。ただし、その逆もあり得ます。

入札価格が高いカテゴリでも、商品露出のチャンスがあります。
まずは売れ筋商品カテゴリからはじめてみましょう!

目安の消化金額よりも配信されていないとどうなる?

本来消化されるはずの目安金額に満たない場合はどうなるのでしょうか?

目安金額に満たない場合は、現在までに使われた予算金額と均等ペースで使われる想定予算金額との差額が無くなるまでは集中して配信されます。

その後、想定予算消化金額に追いついた時点で、均等配信が再開されます。

予算が余った場合は翌日以降に繰り越されますが、月が替わったらリセットされます。

※上記例では、「日次予算目安」を月次予算上限を月間日数で均等に割っておりますが、実際は均等割りに係数処理が入ります。

月次予算を上げると、1日あたりの予算も増え、配信量も増えます!
月次予算上限を変更した場合に、配信はどう変化するのか説明しますね。

月次予算上限を変更するとは

アイテムマッチは月次予算上限の金額をもとに広告配信の量が決まるため、月次予算上限を変更すると、商品の表示回数や広告配信量の調整ができます。

月次予算上限について詳しくは以下の記事をご参照ください。
はじめてでも安心|とっても簡単!アイテムマッチの「月次予算上限」設定

月次予算上限を上げた場合

月次予算上限を月の途中で上げた場合は、新たな予算金額で再計算され、変更した時点で消化すべき目安の金額になるまで集中配信されます。

先ほどの事例のお店が、月の途中で月次予算を6万円から12万円に上げた場合、どのようなロジックで集中配信されるか見ていきましょう。

■月次予算上限を6万円から12万円に上げた場合(14日に予算変更)

月次予算上限を上げた場合は、変更された金額の1日当たりの広告予算が出され、月初から再計算されます。

■均等配信の流れ

  1. 14日に予算を6万円から12万円に変更
  2. 月次予算の差額を埋めるために集中配信
  3. 月次予算の差額分が消化されたら12万円分の均等配信にもどる
  4. 12万円分の予算を消化する

この場合、1日あたりの目安の予算が2,000円から4,000円に増えます。14日の時点で100%消化されたと仮定した金額を元に差額分が消化すべき予算に加算され、配信量は大きく増えます。

予算変更前予算変更後
月次予算6万円12万円
1日あたりの目安の予算2,000円
(6万円÷30日)
4,000円
(12万円÷30日)
目安の消化金額合計
(14日時点)
28,000円
(2,000円×14日間)
56,000円
(4,000円×14日間)

月次予算上限を下げた場合

月次予算上限を下げると目安の利用額になるまで配信が調整され、配信停止になる場合もあります。

■月次予算上限を6万円から4万円に下げた場合(14日時点で変更)

■均等配信の流れ

  1. 14日に予算を6万円から4万円に変更
  2. 月次予算の差額を埋めるために配信制限、もしくは配信停止
  3. 月次予算の差額分が埋まったら4万円分の均等配信にもどる
  4. 4万円分の予算を消化する

上の図のとおり配信量は大きく減ります。差額分が埋まったら後は、新しく下げた予算での均等配信で配信されます。

予算変更前予算変更後
月次予算6万円4万円
1日あたりの目安の予算2,000円
(6万円÷30日)
1,333円
(4万円÷30日)
目安の消化金額合計
(14日時点)
28,000円
(2,000円×14日間)
18,662円
(1,333円×14日間)

■月次予算上限を6万円から3万円に下げた場合(14日時点で変更)

14日時点で予算を下げた金額での目安分を使い切っているので、配信は停止し、翌月から配信再開されます。

予算変更前予算変更後
月次予算6万円3万円
1日あたりの目安の予算2,000円
(6万円÷30日)
1,000円
(3万円÷30日)
目安の消化金額合計
(14日時点)
28,000円
(2,000円×14日間)
14,000円
(1,000円×14日間)

※注意
月次予算上限を0円にすると配信が停止します。翌月になっても配信は再開されません。

月次予算上限を変更する最適なタイミングは?

均等配信の仕組みを利用して、もっとたくさんのお客様に商品を見てもらえるように、最適なタイミングで月次予算上限を上げていきましょう。

月次予算上限を上げる最適なタイミングは以下のとおりです。

  • Yahoo!ショッピングの独自キャンペーン前(PayPay祭り)
  • 季節需要の高まるシーズン前
  • 5のつく日前(特に25日前)
  • 広告予算が順調に消化しているとき

お客様が増える直前がおすすめです!

お客様がYahoo!ショッピングに集まるタイミングを狙って月次予算上限を上げると、広告効果が最大化できます。

また、広告予算の消化が順調なときも、せっかくの商品掲載が制限されないように予算を追加してきましょう。

まとめ

今回はアイテムマッチの配信の仕組み「均等配信」について紹介をしました。

月次予算上限を変更するとそれまでの消化金額によって、集中的に配信されたり、配信停止したりといった調整がされることがご理解いただけたと思います。

広告予算の消化を確認しながら、売れるタイミングに合わせて広告予算を上げるといったアイテムマッチの運用にチャレンジしてみてください。

【関連記事】
はじめてでも安心|とっても簡単!アイテムマッチの「月次予算上限」設定
広告予算を決めよう!目標に合わせた広告予算の設定方法
お客様を効果的に呼び続けるためには?アイテムマッチは必ず運用しよう!
アイテムマッチの広告配信止まってない?入金残高の確認方法

こちらの記事もどうぞ