2021年12月14日

今が旬!冬のごちそう、イベントフードをネットショップで売るための5つの理由と対策

冬は食品カテゴリを扱うストアにとっては1年のうちでも最も稼げるタイミングではないでしょうか。

お歳暮や寒中見舞いのギフトや、家族で集まる際のごちそう、イベントに合わせた特別メニュー、冬に旬を迎える食材など、例を挙げればきりがありません。

そこで今回は、「冬に人気の食材とイベントフードの売上を伸ばすためにはどうすればいいか」、ネットショップで食品を販売する際の重要なポイントについて、理由をもとに詳しく解説していきます。

■この記事のポイント

  • 冬は商材として食品が売れるイベントがたくさんある
  • 実店舗と違い、ネットショップで食品を販売する場合は対策が必要
  • 一度購入してもらえればリピート購入のアプローチができる

冬に人気の食材・イベントフード

冬に人気の食材、イベントフードにはどんなものがあるのでしょうか?

食品が主役となる季節イベントや季節需要のある食材

  • おせち、お正月料理
  • 巣ごもり需要によるおうちごはん 
  • 七草がゆ
  • 鏡開き
  • 成人の日のお祝い
  • 受験応援
  • 旬の食べ物(かに・寒魚・みかんなど)
GAZN(ガゾーン)にて作成

いずれもこの時期ならではの食材なので、しっかり売っていきたいですよね!

これらの商品をしっかり売っていくために、ネットショップとして何が必要か説明していきます。

実店舗とネットショップで食品を販売する際の違いとポイント

実際にあるお店だと商品が見れたり、試食できたりする場合がありますが、ネットショップではそれができません。

また、ネットショップは食品スーパーやコンビニエンスストアと違い、日常的に消費されるものよりは、お取り寄せグルメやハレの日のごちそうなど、特別なものの方が売れやすい傾向にあります。

そこで、実店舗との違いから「ネットショップで食品を販売する際には何に気をつけるべきか」のポイントをまとめ、説明していきます。

ネットショップで気をつけたい、主な理由と対策

ネットショップで食品を販売する場合におさえるべき重要なポイントを、主な理由から説明していきます。

主な理由としては以下のとおりです。

  1. 手に取って商品をみてもらえない:商品画像・商品詳細、レビュー
  2. 旬や賞味時期が決まっているからタイムリーに売りたい:広告
  3. 重量・温度帯があるから気になる:送料無料
  4. 贈り物ニーズが高いから対応したい:ギフト対応
  5. 消費するものだから次につなげたい:リピート購入

ネットショップならではの対策を見ていきましょう

1.手に取って商品をみてもらえない:商品画像・商品詳細、レビュー

ネットショップは商品が実際に手に取ることができません。

商品ページの商品画像や商品詳細、レビューが購入の決め手となるため、非常に重要です。

お客様が安心して購入できるように、商品ページに「商品画像」「商品詳細」「レビュー」をしっかり盛り込んでおきましょう。

商品ページの作り込みについては以下の記事をご参照ください。
商品ページの作り込みで効果が変わる|B-SpaceでYahoo!ショッピングのストアページを作ってみよう!(PC版 商品ページ編)

また、商品画像は特に重要です。検索結果ページでお客様に自分たちの商品を選んでもらうためには商品画像が鍵となります。

特にボリュームや鮮度、シズル感など「美味しそう!」と思わずお客様がクリックしたくなる商品画像制作を目指しましょう。

GAZN(ガゾーン)にて作成

B-Spaceのらくらく画像制作サービス「GAZN(ガゾーン)」は誰でも簡単にデザイン性豊かな商品画像が制作できます。

GAZN(ガゾーン)について詳しくはこちら

2.旬や賞味時期が決まっているからタイムリーに売りたい:広告

冬の食材は旬やイベント時期があるので、購入される期間がある程度決まっています。

イベント時期を過ぎると売れなくなってしまう場合もあるので、イベント前~最需要期にかけては商品の露出をしっかり高めていきましょう。

その場合はYahoo!ショッピング出店者向け広告「アイテムマッチ」をしっかり活用しましょう。

アイテムマッチについて詳しくはこちら

タイムリーに売りきるためには、最需要期には「広告予算の上限アップ」をして配信量のボリュームや該当商品の「入札価格を上げる」ことをおすすめします。

3.重量・温度帯があるから考慮したい:送料無料

ネットショップから食品を購入する場合に、やはり気になるのは送料です。送料無料にすると購買率が上がり、売上アップは期待できるでしょう。ただし、利益額を考慮する必要があります。

送料無料にする方法は以下の2とおりです。

  1. 送料を一律0円で表示設定する
  2. 送料は変更せず、送料無料クーポンを発行する

1はお客様が何もしなくても送料無料で商品が購入でき、2はお客様が送料無料クーポンを取得し、利用するという過程を踏んでもらう方法です。

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)の送料無料クーポンを利用すると、LYPプレミアム会員といった優良顧客層にしぼって「送料無料クーポン」を発行することもできます!

STORE’s R∞(ストアーズアールエイト)について詳しくはこちら

送料無料について詳しくは以下の記事をご参照ください。
送料無料って効果ある?送料無料の設定方法とおすすめ施策を解説!

4.贈り物ニーズが高いから対応したい:ギフト対応

冬のギフトとしてお取り寄せグルメやスイーツ、ドリンクなど、大切な人に贈りたいというニーズが多いのもネットショップで食品を購入される際の特徴です。

ラッピング・のしなどのサービスには対応しておきましょう。

■ラッピング・のしの設定

ストアクリエイターProで、ラッピング、のしをお客様が選べるように設定をします。

ラッピング、のしの設定は下記のツールマニュアルをご参照ください。
商品ページ:基本情報(5)オプション・スペック設定(Yahoo!ショッピングストア限定)
※アクセスにはストアアカウントを取得のうえ、ストアクリエイターProへログインが必要です。

お歳暮と冬ギフトについて詳しくは以下の記事をご参照ください。
【2021年】お歳暮と冬ギフト ー贈る時期と最適な価格帯、販促施策とはー

5.消費するものだから次につなげたい:リピート購入

食品の場合、確実に消費され、その商品に満足いただけると、お客様のストアに対する信頼もかなり高まります。

他の商材への興味を持っていただける可能性もありますし、次のシーズンも同じ商品をリピート購入してもらいたいものです。

そこでお客様の商品への印象が残っているうちに、サンキューレターやクーポンなどを贈ってみてはいかがでしょうか?

せっかくのご縁をしっかりリピート購入につなげましょう。

リピート購入について詳しくは以下の記事をご参照ください。
人気店に続け!新規客獲得からリピーター育成までのステップ紹介
売れているお店はやっている!リピーターを育てるストアニュースレターテクニック

まとめ

今回は 「冬に人気の食材とイベントフードの売上を伸ばすためにはどうすればいいか」、ネットショップで食品を売るための5つの理由と対策について説明しました。

実店舗とネットショップの違いを知って、しっかり旬の食品を売り切るよう対策を行っていきましょう!

【関連記事】
成功事例から学ぶ、STORES’s R∞攻略方法(食品編)
成功事例から学ぶ、アイテムマッチ攻略方法(食品編)

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